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「2007年06月06日」のアーカイブ

「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」

先日公開した「モチベーションの意味」でも触れている市川伸一氏ですが、その著書、市川伸一著「学ぶ意欲の心理学」(PHP新書:2001年09月)において、心理学の根幹ともいえるであろう基礎心理学を以下のように紹介しています。

基礎心理学というのは、主に実験的な方法で、人間や動物の感覚、知覚、記憶、学習、思考などの特性を明らかにし、そのしくみを理論化していく分野(p.24)

学ぶ意欲の心理学基礎心理学が、本ブログでいう実験心理学とどのように関係しているかは、明確な解答がありませんが、上記の定義からすると、基礎心理学も実験心理学と考えることが出来そうですね!

さて、基礎心理学の世界では、伝統的に非常に大切な「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」という 2 つの考え方があるとしています。

外発的動機づけは、学習するためには、何か物質的な賞罰とか、賞賛・叱責が不可欠だという考え方で、内発的動機づけは、外から与えられる報酬のための手段としてではなく、ある活動をすること自体を自己目的的に求める欲求をいうのだそうです。

この 2 つの考え方は、基礎心理学では、必ず出てくる考え方だそうで、記憶しておく必要がありそうですね。

やっぱり Favicon が欲しい!

「Cha’s Bar」でも設定していますが、以前から思っていた Favicon (ファビコンと読みます)の設定を作成、設定してみました。といっても基本的には、「Cha’s Bar」からの移行ですが・・・

Favicon とは、16 x 16 ピクセルの小さなアイコンですが、Firefox のタブに表示されたり、お気に入りに登録されると表示されたりと結構その姿が現れる!

Favicon に関しては、素晴らしいサイトがあります。「Favicon Japan」というサイトで、自作のイメージを Favicon に変換してくれるし、設置方法やブラウザの対応表等もあって至れり尽くせりです。

私はというと・・・以下の手順を踏みました!

  1. Ulead 社からリリースされている PhotoImpact を利用して、16 x 16 ピクセルのイメージを作成し、jpg ファイルとして保存
  2. 上記でご紹介した Favicon Japan で jpg ファイルを ico ファイルに変換
  3. Favicon をサーバーへアップロード
  4. ブログのヘッダーのところに以下のコードを記述

<link href=”http://www.nakui.biz/favicon.ico” rel=”SHORTCUT ICON” />

たったこれだけです。簡単ですが、意外と Favicon を設定していなサイトは多いようでしてちょっとだけ差別化できたような気がしています。

【追記:2008年02月11日】
「IDEA*IDEA::favicon.ico(ファビコン)の作り方」という投稿記事が公開されました!上記でご紹介させて頂いた「Favicon Japan」も紹介されていますが、その他にもとってもお役に立ちそうなサイトが紹介されていますよ!

モチベーションの意味

学ぶ意欲の心理学心理学の世界では「やる気」とか「意欲」のことによく「動機づけ」という言葉を用いるそうです。「動機づけ」というと何やらとっても難しそうな気がしますが、英語では・・・「モチベーション::Motivation」のことなんですよね!

この「動機づけ」に関して知ったのは、市川伸一著「学ぶ意欲の心理学」(PHP新書:2001年09月)という新書を読んだ時で、とにかく解り易く記述されていますから、一読されることをお勧めします。特に、著者である市川氏は、軟式テニスから硬式テニスへ転向したものの、いまだにテニスを通して心理学を実践しているので、特にスポーツ心理学なんていう専門的な内容を勉強しなくとも、とっても参考になります。

さて、「動機づけ」ですが、著書には、2 つの意味合いがあるとしています。

一つは、他の人を動機づけるという時です。「誰かがこんなふうな気持ちになるように仕向ける」という意味です。もう一つは、人間はいろいろな動機をもちますけれども、その個々の動機の基礎には、ある基本的な欲求のようなものがあります。その基本的な欲求のことを指して「動機づけ」と言うわけです。「彼はこんな動機づけが強い(高い)」という言い方する時には、その動機づけというのは彼の心に中にある欲求のことなんですね。(p.16)

「動機づけ」、即ちモチベーションに関しては、とにかく心理学の世界ではいろいろと研究されているようで、どうやってモチベーションを高めるのか、どうやって高いモチベーションを維持するのか、更には第 3 者のモチベーションを高めるか。スポーツ選手に関わらず、ビジネスの世界でもモチベーションに関しては大きな課題ですから、今後も大いに研究したい項目です。

「動機づけ」に関しては、経営心理学とか組織心理学とかいわれている心理学の世界で発展してきたそうなので、特にコンサルタントの私にとっては、無視できない分野であることには間違い無さそうです。