セルフジャッジという不思議な世界
次女が夢中で励んでいるテニス。今、ウィンブルンドンが毎晩放映されていて一緒に TV にかじりついています。世界のトッププロを批判する次女は、ちょっと滑稽に見えるのですが・・・
さて、テニスというスポーツ。面白いのは、公認の正式な大会でもセルフジャッジというやり方が多いんです。特に、全国大会レベルになれば、審判が各試合に付くのですが、そうではない大会ではセルフジャッジ・・・即ち、自分でボールがイン・アウトを判定する。即ち、テニスの場合、対戦相手のボールを判定することになります。
ここ数日、ウィンブルドンを観戦していて、結構驚いているのは、ウィンブルドンから採用されたチャレンジシステム!このチャレンジシステムは、本ブログでも「チャレンジシステム」としてご紹介していますが、簡単に言うと、審判の判断にクレームをつけるチャンスがあって、ビデオで確認しプレーヤーが正しい場合は、そのプレーヤの主張が取り入れられシステム。
これって・・・結構審判の判定に不満で、チャレンジシステムを使って、審判の判定が覆ることが多いんですよね~あれだけ各試合で判定が覆るということは、セルフジャッジなんて本当に信じることが出来なくなります。
特に、ジュニアテニスの世界では、勝敗が大きくランキングに繋がることも多く、一つのジャッジが試合全体に影響するケースも多々あります。また、接戦の時に、小学生や中学生が正しいセルフジャッジができるのか!?正々堂々と戦っていても、判定が間違っている時もあるでしょう。ましてや大事な試合では!
ウィンブルドンといった最高峰の大会で、公式審判ですらジャッジミスがあるんですから!テニスプレーヤーは、こうしたセルフジャッジの特性を熟知した上で、試合に臨む必要もありますが・・・対戦相手のセルフジャッジへの不信感を大きくしていくより、セルフジャッジの特性を知って試合に臨む!これが重要なのかもしれません。