独断と偏見の「出身地」の定義
ふとした事から、我が家の長女が「出身地はどこですか?」と聞かれたら、私はどう回答すれば良いの、と聞いてきました。私は、迷わず「アメリカと回答したら」と回答しました。
実は、出身地って明確な定義がありません。時には出生地、時には育った場所、時には一番長く滞在していた土地・・・それこそ、聞き手によっても定義が違うし、回答者によっても定義が違います。ただ、私は昔から独断と偏見で自分なりの定義を持っています。
出身地とは、自分が最も意識せずに口に出すことができる言葉が話されている土地
こんな定義は、どこにもありませんが、最も的確な様な気がするのですが・・・例えば、ふっと口をついて出てくる言葉が大阪弁であれば、出身地は大阪、名古屋弁であれば名古屋、鹿児島弁であれば鹿児島。
だいたい、他人に出身地を聞く時、ほとんどの場合、その人の育った環境や習慣を聞きたいことが多いし、それでいて生まれたところ(出生地)を聞きたいわけでありませんから。そうしたことから、言葉が最も出身地を表すには良いと思っているのですが。方言やアクセントは、その土地で最も人生の基盤である経験をしていることを物語っている!(と、勝手に考えています!)よって、それが出身地!
さて、我長女。英語が主言語ではありませんが、英語の発音は、とっても強いボストン訛りがあるそうで、普通の日本人とは違った発音。しかもアメリカ人が長女の英語を聞き返すことはありませんから。ちょっとチンプンカンプンの日本語は良くありますが・・・
私はというと・・・やっぱり内緒です!