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日本が不振と言うけれど・・・世界陸上 2007 大阪大会

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最終日、女子マラソンで土佐礼子選手が銅メダル!最後の粘りは、素晴らしいものがありましたね。北京オリンピックが楽しみになってきました。

それにしても、期待が大きかった世界陸上・・・総評としては、「日本勢、不振!」というのが一般的な見方のようですね。私も、投稿記事「惨敗はしたけれど・・・「日本人の足を速くする」」で記述しましたが、400m ハードルは、かなり期待していました。「ひょっとして金メダル!?」何て考えていたわけです。

しかし、よく考えてみれば、400m メートルハードルの限らず、日本陸上に対してちょっと過剰な期待をしていたような気もするんですよね。マラソンは確かにこれまでの実績から期待しても良いとは思いますが、陸上競技でメダルラッシュを期待するのはちょっと行き過ぎだったのかもしれません。

「スポーツナビ::「不振の要因」と「北京への成果」 日本代表の戦いを振り返る」に以下のような記述があります。

大きな期待をされながら結果を出せなかった選手について言えば、今回は地元開催という特殊な事情も重なっていた。この大会を、日本で陸上競技自体をメジャーなスポーツにするチャンスであると意識するようになった彼らは、「自分たちがやらなければ」という気持ちになっていた。自らが世界と戦える位置まで来ていることを自覚していたからだ。ただ惜しむらくは、彼らがメダルを争える位置には近くなっていたが、確実にメダルを獲れるまでにはなっていなかったことだ。

確かに、メダルを狙える!しかしそれは、メダルが獲れるということではない、ということをいつしか忘れてしまっていました。前述の記事は、更に続きます。

彼らの本心は、この世界陸上でメダル争いに加わる戦いを経験し、来年の北京ではメダルを狙えるまでになっていたいということだった。だが、マスメディアは「メダル候補」と取り上げる。そのプレッシャーと、05年世界陸上の後から長期間続いた自分への期待感が重なり、彼らはこれまでにない精神状態に追い込まれていたと言える。

一ファンとしては、これでひるむ事無く、更なる精進を続けて欲しいな~と願っています。この大会で思うような結果が得られなかった選手達は、必ずやこの雪辱を北京に向けてぶつけてくれると信じています。



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