脳が冴える 15 の習慣
投稿日:2007年09月22日
Category: 脳科学
脳科学は、最近のマイブームで、認知科学や心理学で疑問だった内容が、自分流に次々と解決されていくのでちょっとした快楽でもあるのですが・・・
先日、読破した林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)に感動した事は、投稿記事で「とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方」として公開しました。
脳科学に関しての 2 冊目として築山節著「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」(生活人新書:2006年11月)を読破したのですが、この新書もとにかく面白かった。
この新書、書店で偶然見つけたのですが、Amazon ではかなり売れている新書だったんですね!評価も高いようですので読んでいて良かった。
さて、内容はというと実に当たり前のことが説明されているのですが、脳の働きをバックボーンにしていますから、とにかく説得力があります。朝は早く起きるといいこと、ものを書くということ、話をするということ・・・全てを脳科学の観点から指摘しているので「なるほどね~だからやるんだな・・・」と改めて「やる気」がでてきます。
では、自分用に 15 の習慣を列記しておきましょう。
- 生活の原点をつくる:
脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう- 集中力を高める:
生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう- 睡眠の意義:
夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう- 脳の持続力を高める:
家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう- 問題解決能力を高める:
自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう- 思考の整理:
忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう- 注意力を高める:
意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう- 記憶力を高める:
「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう- 話す力を高める:
メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう- 表現を豊かにする:
「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう- 脳を健康に保つ食事:
脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう- 脳の健康診断:
定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう- 脳の自己管理:
「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう- 想像力を高める:
ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう- 意欲を高める:
人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう
ブログを書くことも記憶力を高めるためには効果的だそうです。ちょっと良い気分・・・それにしても、どれをとっても実行するのは難しいといった内容がないだけに、これからの生活に生かそうかな、という気になりました。