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試合に勝つ「技」を磨くための 7 つの習慣

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衝撃的な出会いだった新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)は、内容的にもっと理解を深めたくて、その後いろいろと脳科学に関連した新書を読みあさっています。

そうしたインパクトを与えてくれた林成之氏の主張の中に、運動神経を良くするための 7 つの方法を記述している一節があります。即ち、試合に勝つ「技」を磨くための習慣を記述しています。

  1. 性格を明るくして常に前向きの思考をする。
  2. 常にやる気をもって行動する。
  3. 何事も気持ちを込めておこなう(運動するときだけでは駄目です)。
  4. 何に対しても勉強し、楽しむ気持ちを持つ。
  5. 感動と悔しさは生きているからこその宝物と考え、大切にする。
  6. 集中力を高める。
  7. 決断と実行を早くする。

上記を実行することによって、運動神経か発達する、即ち、運動の達人なれるということです。林氏は、運動神経とは、空間認知知能と深く関わっていて、運動神経を向上させるためには、空間認知知能を発達させる必要があると論じています。

空間認知知能とは、表現知能の一つで、言語知能、理論知能、計算知能、音感知能、運動知能と同列で扱われる知能で、それぞれを関連させて向上させることで発達していくという理論が脳科学の世界では常識のようです。上記のような 7 つの習慣を日常の生活の中で心掛ける。それによって運動神経も向上する。

ちょっと信じられないような話ですが、「スポーツ選手は歌が上手い」、「スポーツ選手は計算が速い」、「スポーツ選手はおしゃべり上手」等の噂話を嫌というほど聞いてきた私にはとにかく説得力があるわけです。



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