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糸井重里氏も「海馬」に興味がある!?

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海馬―脳は疲れない (新潮文庫)以前の投稿記事、「高齢とともに記憶力が衰える、はウソ!:記憶力を強くする」を公開し、投稿記事の中で池谷裕二著「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」(ブルーバックス:2001年1月)をご紹介しました。ブルーバックスということも手伝って、ちょっと内容は専門的なことを含んでいて、簡単にすらすらと読了できるものではありませんでした。

そこで、めったに文庫本を購入することは無いのですが、上記のような理由と、記憶を左右する「海馬」に絞ったテーマの文庫本、池谷裕二、糸井重里著「海馬―脳は疲れない」(新潮文庫:2005年6月)を知り早速購入。

糸井重里氏と池谷裕二氏との対談形式の内容ですが、予想以上にすらすらと読み進んでいくことが出来ます。本書のきっかけは、糸井氏が池谷氏の「脳科学」に関する考え方を知りたい、ということだったらしいのですが・・・

意外と 2 人の質疑応答が面白く、的外れな会話はほとんど見受けられないので、結構楽しめます。脳科学における「記憶力」の解釈を理解するには、ブルーバックスよりもかなり理解しやすく構成されていると思います。

たとえ、2 人の会話が思わぬ展開で、読者にとって理解できないような内容になったとしても、各章の終わりにポイントの総括がありますから、脱線してもどんどん読み進めても安心です。

「記憶力」に関しては興味があるけど、ブルーバックスはどうも手が出しにくいという方には、この「海馬」は内容も重複している部分が多く、お勧めです!

追記:2007-11-23
上記の「海馬」に関するニュースを発見しました!「Yahoo!ニュース::サイボーグの脳=夢のデータベース」というのがそれ。「海馬」の内容の引用が多いですが・・・



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