SE、プログラマーが脳をフリーズさせないためにすべき 3 つのこと!
先日から読み進めている新書、築山節著「フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる」(生活人新書:2005年11月)ですが、とても興味深い内容が書き綴られています。
その中でも、私にとって衝撃的な内容は、システムエンジニアやプログラマーに関する記述。通常、1 日 10 時間以上もコンピュータに向かって作業を続けているシステムエンジニアやプログラマーは、「脳がフリーズ」するケースが多いというのです。
「脳がフリーズする」ということは、本ブログの投稿記事、「フリーズする脳」で公開していますが、結局のところ、自分の脳を使っていない、もしくは使い方のバランスが悪いことが原因になる、また、その自分でしなくなっている「何か」を誰かが補っていしまっていることが多いということ、だそうです。
こうしたフリーズした状態を回避するために、築山氏は、最低限以下の 3 つのことを実践するように推奨しています。
- 朝、どんなに遅くに就寝したとしても決まった時間に起床すること。
- 朝、必ず 1 時間は歩くこと。
- 10 分以上の音読をすること。
上記 3 点以外でも実践して欲しいことはあるそうですが、システムエンジニアやプログラマーというのは忙しいので、最低 3 つ!そして、これらを実践することで、「脳がフリーズ」する状態を避けることができるとしています。
第 1 項の「決まった時間に起床」することは、生活の基盤を作り出し、人間が本来持っている体内時計を正常に戻すと主張しています。
第 2 項では、できるだけ歩きながら「眼」を使うことだそうです。歩くこと自体は、適度な全身運動、更に眼を使うことで脳を活性化して、10 時間以上に及ぶ作業を可能にするそうです。
最後の音読は、脳機能をバランスよく保つためには、とても良い方法、としています。音読よりも他の人との会話の方が効果があるそうですが、会話は、相手が必要ですから手軽さという点では、音読がベターだ、ということだそうです。
隣の人とメールで連絡、椅子に座った長時間の同一作業・・・こうした業務は、システムエンジニアやプログラマーに限ったことではありませんね!ちょっとした意識改革で、我々の脳は、活性化する。そう信じて、これからも精進したいですね。