風邪薬、鼻炎の薬、下痢止めの薬などは「やる気」を奪う!
投稿日:2007年11月27日
Category: 脳科学
よっしゃ、やってやる!なんていう人間の「やる気」というのは、側坐核(そくざかく)という脳部位が大きく関与しているそうです。
上記は、以前もご紹介した池谷裕二、糸井重里著「海馬―脳は疲れない」(新潮文庫:2005年6月)に示されています。特に、側坐核から海馬と前頭葉に送られる神経伝達物質であるアセチルコリンという物質が、この「やる気」に大きく関与しているらしい!
ちょっと難しい化学用語!?のような気がしますが、我々のような一般人としては、「やる気」が奪われるのは、こうしたアセチルコリンという物質が奪われる!
どうやら風邪薬、鼻炎の薬、下痢止め等には、このアセチルコリンを制御する化学物質、ジフェンヒドラミンやスポコラミンといったものらしい・・・
つまり、ここぞという勝負の時、「ジフェンヒドラミン」や「スポコラミン」を含む薬を飲まないほうが良い、ということを自覚していれば良いということですね!