風邪薬、鼻炎の薬、下痢止めの薬などは「やる気」を奪う!
投稿日:2007年11月27日 | 最終更新日:2007年11月28日
Category: 脳科学
よっしゃ、やってやる!なんていう人間の「やる気」というのは、側坐核(そくざかく)という脳部位が大きく関与しているそうです。
上記は、以前もご紹介した池谷裕二、糸井重里著「海馬―脳は疲れない」(新潮文庫:2005年6月)に示されています。特に、側坐核から海馬と前頭葉に送られる神経伝達物質であるアセチルコリンという物質が、この「やる気」に大きく関与しているらしい!
ちょっと難しい化学用語!?のような気がしますが、我々のような一般人としては、「やる気」が奪われるのは、こうしたアセチルコリンという物質が奪われる!
どうやら風邪薬、鼻炎の薬、下痢止め等には、このアセチルコリンを制御する化学物質、ジフェンヒドラミンやスポコラミンといったものらしい・・・
つまり、ここぞという勝負の時、「ジフェンヒドラミン」や「スポコラミン」を含む薬を飲まないほうが良い、ということを自覚していれば良いということですね!
今年もよろしくお願いします。
私もあることから池谷さんを知り、著書を3冊ぐらい読みました。理由は、効率よく記憶するにはどうしたらいいか、を知りたかったからです。
私も、著者が定義している3つの記憶(経験記憶、知識記憶、方法記憶)を意識して、なるべく方法記憶に基づいた知識の習得を目指します。著者は九九を覚えていないにも関わらず、方法記憶に基づき2桁掛ける2桁の掛け算ができるようです。
それにしても、私は今までかなり無理して勉強していたことを痛感しました・・・
おやおや・・・お初ですね、こちらのブログでは!
あけましておめでとうございます。こちらこそ、宜しくお願いします。
私は、単なる偶然ですが、池谷氏の本は、4冊、読破したかな・・・私は、記憶が必要であろう社会や理科は、もともと勉強しなかったので、あまり無駄はしていないような気がしていますが・・・