テニスの歴史本!
投稿日:2007年12月20日 | 最終更新日:2008年01月10日
Category: テニス
以前、本サイトの投稿記事、「サーブ・アンド・ボレーに関する新書がある!」でもご紹介した新書、武田薫著「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか―テニスに見る時代の欲望」(ベースボール・マガジン社新書(005):2007年11月)を購入、読破しました。
私個人としては、「サーブ・アンド・ボレー」がテニスの究極の攻撃方法と信じていますから、この新書は本当にタイトルにひかれて、内容を確認しないで購入したのでした・・・
これは失敗でした!
残念ながら、最後まで「サーブ・アンド・ボレーが消えた」理由は見つかりませんでした。最初から最後まで、テニスの歴史が記述されています。できればタイトルを変更して欲しかった!
当然ですが、テニスの歴史に興味があって、テニスの由来や往年の名選手に関する詳細を知りたければ、素晴らしい内容だとは思うのですが・・・唯一、「テニスはフランスが発祥の地」というのが印象的でした。
これによって、「なるほど・・・フランスが発祥の地であれば、なにやらわけの解らないポイントの数え方も納得できる」と変な説得力がある部分も有りましたが・・・
はい、私もタイトルに惹かれて即買いして、なんだテニス史じゃんと思ったくちです。私は歴史的なテーマも好きですから堪能できましたが、タイトルを変えて欲しいとおっしゃるお気持ちは同感です。
パワーテニスが叫ばれて久しいですが、やっぱりサーブアンドボレーの復活を願っているので、余計に残念でした・・・