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箱根駅伝・・・史上初の 3 校が途中棄権だったけど・・・

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毎年、お正月の恒例行事となった「箱根駅伝」!今年で、84 回目になるんですね。今年は、史上初の 3 校が棄権という結果で、駒澤大学が総合優勝、早稲田大学が準優勝という結果だったようです。

そうした結果を受けて、大会会長である関東学連の青葉昌幸会長という方のコメントが、「Yahoo!ニュース::史上初、3校途中棄権=指導法などに批判も-箱根駅伝」に掲載されていました。そのコメントとは;

「情けない。すべての駅伝の教科書のようになっている大会。大学で指導、勉強してほしい。(指導者は)選手を見詰め鍛えてほしい。速い選手はいるが強い選手はいなくなった」と各校の指導法を批判した。

どうなんでしょう!?多くの方が上記のコメントに賛成なのでしょうか。「情けない」という第一声は、これまで学生生活の全てをかけて、箱根を目指してきた選手に失礼ではないでしょうかね!?私はむしろ、ふらふらになる選手達が、母校のために自ら棄権宣言をしないそのメンタルの強さにむしろ「強さ」を感じ、棄権したことを人生の汚点にしないで欲しいな~と感じました。

陸上競技は、これまでは、「アジア人選手は、欧米には勝てない」と噂され続け、それでも世界を目指し、遂にはメダルが取れるレベルまで来た・・・そうした中で、長距離走では、世界と対等、更には世界でも勝てるような選手が現れだしました。まったく注目されていなかった!?駅伝が、ここ数年で注目を集めだし、TV では、完全に放送されるようになってきた・・・

そうしたマスコミでの評判は、嫌でも選手達にプレッシャーを与えます。更には、「母校のために・・・」のプレッシャー。駅伝という競技の特色から、チームに迷惑を掛けることはできないというプレッシャー。そうした前代未聞のプレッシャーの中で、激走する選手達に対して、「情けない・・・鍛え直せ」とは・・・

まだまだ大学生。私から言わせると、いまだ「ガキ」のような連中です。全力を尽くし、その結果が出たのですから、それをどんな結果であれ、誇りに感じて欲しい、と考えた箱根駅伝でした。



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