社員が自社株を頂ける 4 つの方法
投稿日:2008年01月08日 | 最終更新日:2008年01月09日
Category: 戯言:ビジネス
ストックオプションで、経営側の人達ばかりではなく、従業員も大金を得た、という話は良く耳にすることですよね!所謂、ストックオプションというやつ。
そうした中、とても有益な投稿記事を発見しました!「Life is beautiful::法律の勉強:社員に株式を与える4つの方法」というのがそれ。詳細は、投稿記事を参照して頂きたいのですが、とにかく解り易く書かれていますよ。概要だけ下記に自分の覚書として!
- Incentive Stock Option (ISO)
これは、二種類あるストック・オプションのうちでも非常に特殊なもの。税金面で言えば、オプションを与えられた時 (Grant) にも行使した時にも税金が発生せず、株式を売却して現金を得た時に初めて税金がかかる。それも、キャピタルゲインの扱いなので、税率は低い(現状 15%)。- Non qualified Stock Option (NSO)
ISO として認められるべき条件を一つでも満たしていないものは、NSO と呼ばれる。NSO の場合、ISO と異なり、オプションを公使した際に、公使価格と行使時のマーケットの価格との差額を(キャピタルゲイン)ではなくて(給与所得と同じく)通常の収入として申告しなければならない。- Bonus Stock
単純に株式を社員に譲渡すること。ストックオプションと違って、実際の株なので、株主としての投票権がすぐに生じるなどのメリットがあるが、税金面ではその時点での株価の 100% が通常の所得として見なされるので、その場で(株を売却する前に)税金を払わなければならなくなる点がデメリットである。- Restricted Stock
これは税金面で不利で、インセンティブとしての効果が薄い Bonus Stock を改良したもの。株式はすぐに付与するものの、「10 年以内に会社を辞めた場合、残りの年数に応じて株式は返却しなければならない」という条件を付帯するもの。
株式で、自分の収入を増やそうとは考えていませんが、こうした内容は知識として吸収しておくことは重要ですね!こうした株式のやり取りでも会社側と社員側のせめぎ合いがありそうで、個人的にはちょっと歓迎しませんが・・・
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