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「2008年01月01日」のアーカイブ

短調の曲でモチベーションは上がるか!?

以前、2000 年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子選手が、レース前に携帯オーディオを聴いていて、モチベーションを上げていたことは有名な話ですよね!

その時の曲は、歌手 Hitomi さんの「LOVE 2000」という曲だったことは有名です。聴いているだけで、自然と体が動いてしまうような軽やかな曲で、確かに集中力を高め、モチベーションを高めるにはうってつけのような曲でした。

高橋選手のこうした行動が注目されたのと同時に、携帯オーディオの選択肢も増え、沢山のアスリートが、最近では携帯オーディオを持ち歩いている光景が目立ってきました。

我次女も、テニスをしていますが、大会の前には必ず携帯オーディオを持参し、好きな曲を聴いています。最近では、その曲に合わせて、声に出して歌いだす!これはこれで良いとは思うのですが・・・ところが、つい最近まで聴いていた曲は;

レミオロメンの「粉雪」!!!

念のため、この歌を確認すると、なんとも淋しい曲で(といっても有名で流行った歌なのですが・・・)、全体は短調の曲の構成です!これまでは、大会前といえば、長調でとても明るい歌、弾むようなテンポの曲、歌詞がポジティンブな歌がピッタリ・・・といったことを考えていたのですが。

短調の歌や曲で、大事な試合前にモチベーションを上げることができるのでしょうか!?率直に解らない!脳科学や心理学では、「好きなこと」や「感動すること」によって、人間は脳が活性化して、素晴らしい結果を生むことがある、と説いてはいるのですが、好きだから短調の歌でもモチベーションが上がる、と判断して良いのでしょうか???

ところで、曲の短調と長調は、どうやら素人が判断するような「悲しい曲が短調」で「楽しそうな曲が長調」という判断は間違っている、とのことです。「短調の曲でモチベーションが上がるか」ではなくて、「淋しい曲でモチベーションは上がるか」のほうが正しいかもしれませんね。だいたい、Hitomi さんの「LOVE 2000」が長調かどうかは不明だし・・・

注意:
我妻は、ピアノの講師をやっていて、「粉雪は短調」ということは確認できましたが、「LOVE 2000」は私が再現できず、長調か短調かを確認できていません・・・