【追記】アジアハンドボールオリンピック予選で、韓国にも拍手を送りたい!
一度決まったハンドボールアジア代表権を巡って、大荒れでしたが、結局は国際ハンドボール連盟がアジア予選のやり直しを決定したことは、既に多くの方々が知っている事実だと思います。
事の発端は、アジア予選での「中東の笛」とか呼ばれている審判の不公平なジャッジ。結果としては、クウェートが代表権を勝ち取りましたが「中東の笛」を不服とした韓国が日本に呼びかけて、韓国・日本の連名で国際バンドボール協会へ訴えた、と聞いています。
そして、再予選が決まって、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦の中東勢、カザフスタン等が再予選等を拒否。事実上、日韓の一騎打ちとなりました。男子、女子共に韓国の方が実力は上ということですが、再予選は日本で開催の一発勝負。実力が上の韓国も、日本のホームコートアドバンテージから、どちらが勝ってもおかしくない状況のようです。
当然ですが、日本人の私は、日本を応援するのですが、今回の再予選での韓国の姿勢は、素晴らしいの一言。私は決して、韓国びいきではありませんが、1) 韓国が再予選の要求を起したこと、2) 韓国が再予選の日本開催を了承したこと、は個人的には絶賛しています。
日本単独では、まずは韓国のような「再予選要求」は出せなかったのではないでしょうか。
是非、日本チームには勝利して欲しいのですが、急速に熱気をおびつつある我々日本人の応援も充分に今回の再予選の経緯を知った上で、勝負終了後には、気持ち良く韓国にも拍手を送りたい・・・
バンドボールというこれまで知らなかったスポーツを通して、初めて感情的に韓国と日本を応援したくなっている自分が不思議な感覚です。
【追記:2008年01月25日】
「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::ハンド再試合チケット、男子分は40分で完売」によれば;
北京五輪の出場権をかけたハンドボールのやり直しとなるアジア予選、日韓戦(東京・代々木第 1 体育館)のチケット販売が、25 日午前 10 時に始まり、ファンが殺到。販売開始から 40 分で男子の試合分を完売した。女子の試合分は、まだ余裕があるという。
韓国関係者にもチケットは配分されているそうです。また、当日券も若干数販売されるようですね。いつまで続くでしょうか、ハンドボール人気は・・・両国、全力でぶつかって、良い試合が展開されれば、一時的な人気ではなく、長期的に人気も出てくるでしょうね!