IMG Japan が存在するんですね!
昨年、テニス界の期待の若手、錦織圭選手がプロ転向を宣言しました。本ブログでも以下の投稿記事で錦織選手のことは記述しています。
この時に、話題になった!?のが「IMG」というプロスポーツ選手たちのマネージメントエージェントでした。この「IMG」という会社、マリア・シャラポワやタイガー・ウッズといった超一流アスリートと契約しているのは有名ですが、何と「IMG Japan」という日本法人があるんですね!まったく知らなかった・・・
「IMG Japan」のウェブページには、以下のような謳い文句があります。
トップアスリートのマネージメントカンパニーとして、スポーツマーケティングの世界をリードしてきたIMG。長年にわたりグローバルに培われてきたビジネススキルを生かして、お客様の様々なマーケティング課題に最適のソリューションをご提供いたします。
ビジネスとしては、とてもニッチな世界での活動になりますが、一度に扱う金額が大きいと思われますから、それなりにビックビジネスなんでしょう。
ちょっと、驚いたのは、先日ご紹介した投稿記事「プロバスケットボールプレーヤの年収」で引用した「週刊東洋経済(2008年1月26日号)::スポーツビジネス完全解明」に掲載されていた「IMG」に関する記事!
主旨は、「IMG」は、日本市場を考えて、チームスポーツよりも、個人競技を中心に注目選手と契約することを第一目標としているということ。日本の場合、チーム競技は、日本企業と密接な関係が有り、チーム選手と契約するのが困難である、という内容の記述。なるほどな~と感心すると共に、何と!
フィギュアスケートの安藤美姫選手や浅田真央選手とも契約している!また、フィギュアスケートに関しては、放映権やイベントの開催も IMG が引き受けているらしい。
ちょっとビックリ・・・ただ、日本のプロ選手は、諸外国に比べて、恵まれないケースが多いようですから、IMG のようなビジネスが必要なのかもしれませんね!
【関連記事】
本ブログで、「スポーツエージェントとは・・・」を公開しています。
スポーツ関係は、ホントに日本は遅れてますよね。
強い選手が出れば、そのスポーツの人気が出て、環境もよくなると勝手に信じている人達も多いようですが、いくら人気が出ても、そこで生じるビジネスで生まれるお金が、そのスポーツに貢献していく仕組みが出来てなければ、一過性のトレンドで終わってしまいます。IMGも、おそらく母体は全く違うビジネスをしていて、そんだけリスクの高い投資を支えていけるから出きるんですよね、きっと。
そういえば、余談ですが、ヨネックス、6億の契約を石川遼君としましたが、あれはどういう計算をしたんでしょうね?
日本のスポーツビジネスはほとんどが赤字です。一番安定して利益を出しているプロスポーツは・・・相撲!(と、投稿記事に掲載した雑誌に掲載されていました!)
石川選手は、昨日パナソニックと所属契約・・・合計10億の契約になりました・・・
パナソニックは、グローバル戦略の一環、ヨネックスは、ゴルフではマイナーなので、年間4億の売上アップを目論んでの契約です。