日本のハンドボール界に何のメリットがあったのか!?
アジアハンドボール協会は、ハンドボール北京五輪の男女予選に参加した韓国と日本に処罰を科す、と宣言していますね。更に、本日の報道番組をみていたら、「韓国が男女共に勝った。開催した日本にとって何のメリットがあったのか」と意見するアジアハンドボール協会の発言がありました。
私は、ハンドボールの世界に関してまったく無知に近いのですが、この一連の日本の行動は、ハンドボールというか、軟弱になりつつある日本人の心に渇を入れてくれている、と考えています。
アジアハンドボール協会の臨時総会に、たった一人出向いていった渡辺佳英日本ハンドボール協会会長の姿は、本当に絶賛できる・・・まるで、死を覚悟して正義を貫く武士のようです。
アラブの日本人には到底理解できないターバンを付けた大男の中に、日本人一人で乗り込む。しかも、出される結果は解りきっている・・・こんな日本人が、最近にいましたか?日本ハンドボールのために、そしてアジアのハンドボールを正当化するために、たった一人で乗り込んだ!
前評判は、男女共に「韓国有利」でした。それでも、日本開催で引き受け、韓国に敗戦しても韓国の強さを絶賛し、「ルールに基づいたハンドボールのゲームをして負けた・・・自然と涙が出てきます」という日本人の心意気。これが、世界に自慢できる日本の文化なのです。
個人的には、「中東へ乗り込み、正々堂々の主張をして、勝ち負けよりも公平な試合展開」を主張した誇り高き日本人の姿を再認識することができただけでも、今回の再試合は意味があった!
こうした文化は、中東諸国の勝つためには手段を選ばない人達に解ってたまるか!
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