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「2008年02月」のアーカイブ

パイロット万年筆 レガンス 89s が良い!

PilotPilot Support最近は、出張や移動の途中で、ちょっと時間があると文具店や書店に立ち寄って、いろいろと物色しているのですが、かなり気になる万年筆を発見しました。

「パイロット万年筆 レガンス 89s」Pilot Support 2というのがそれですが、とにかく小さい!現在利用している「ペリカン トラディッショナル M200」もかなり小さいのですが、可能な限り小さな万年筆が欲しい!

以前、本ブログでも「「ミニ万年筆」が欲しいな!」として公開しましたが、ミニ万年筆の条件、キャップをした状態で 125mm 以下で吸入式かコンバータ式という条件も満足しています。2007 年に発売された新しいモデルでもあるようだし。

ウェブサイトには、以下の通りの紹介がありました。

大理石のような深みのあるプロピオネイト樹脂を使用した「レガンス」に、ショートサイズのタイプが登場。丁寧な削り出し、丹念な磨きが素材に美しい光沢を与え、きめ細やかで上品な仕上がりとなっています。名前の「89s]とは、パイロット創立 89 周年の「89」とショートサイズの「S」から名付けられました。

更には、ブルー軸で、とっても綺麗に仕上げてあるので、ちょっと国産にしてはお気に入りだな~仕様としては、「14 金ペン先ロジウム仕上げ、文字幅:Fでコンバーター:CON-50」が良いかな・・・

ジョン・グリシャム: John Grisham

「成毛眞氏の「超並列」読書術」でご紹介した文庫本、「本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく成毛眞著「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!」(知的生きかた文庫:2008年1月)に刺激されて、ちょっと以前に面白かった本を思い起こしていました。

「そうだ!以前、在米中に現役弁護士のペーパーバックスを必死に読んでいたことがあるな~新刊が出版されては購入。夢中で読んでいた・・・誰だっけかな!?」

The Firm (Dell)在米中に英語の勉強を兼ねて、随分と英語の本を読みました。ただ、日本語を読んだことがなかった!そして思い出しました。John Grisham という著者の名前を。デビュー作は、「A Time to Kill」で、とにかく当時はとても関心のあった白人と黒人の問題を扱った力作だったような記憶があります。

その後、「The Firm」「The Client」「The Pelican Brief」と読んでいった記憶があります。

当時は、ジョン・グラシャムよりも、同時期に登場したマイケル・クライトン (Michael Crichton) の方が評判が良くて、ジョン・グラシャムが結構隠れていた感じでしたが。

どうやら日本語訳も出版されているようですし、その後も続々と新刊が発表されているようですから、かなり興味ありですね。

まずは、上記の一度英語で読了しているものの翻訳本を読もうか・・・それとも最新刊のジョン・グラシャム著「無実 (上・下)」(ゴマ文庫:2008年2月)を読もうか・・・はたまた・・・ちょっと迷ってしまいますね。

WTA と ATP:日本がテニスで世界強豪国になるために!

2008年2月24日現在のATPランキング先日の錦織圭選手の ATP (Association of Tennis Professionals) 優勝は、テニス界だけでなく、連日報道番組でも特集が組まれるほど大きな話題になっていますね!

もうちょっと各報道特集で「ATP で優勝することがどれだけの快挙か」を説明して欲しい、と感じているのは私だけではないでしょう。

一般の方には、まだまだ錦織選手の優勝の凄さが理解されていないような気がします。我が娘がテニスに夢中である以上、もっともっとテニスがメジャーなスポーツになって欲しいと心の底から願っています。

さて、そうした中、とっても興味深いブログの投稿記事を見つけました!「sirotona::錦織圭の出現は再現性のない奇跡なのか?」がその興味ある投稿記事です。(投稿記事には、全ての国が記載されていますが、本ブログでは上位 10 ヶ国のみ掲載)

投稿記事の出だしで以下のような疑問を呈しています。

テニスの神の DNA を持った天才少年が偶然日本に産み落とされただけなのだろうか?再現性のない奇跡なのか?錦織クラスの人材を今後日本で大量に生みだすことができるのだろうか?

そして、現在の ATP 100 位以内の選手を国別に集計して分析を実施しています。分析中、興味深いのは、その論理展開です。

テニスは、金がかかるから先進国が有利かと思いきや、新興国のロシア、アルゼンチン、紛争地域だった旧ユーゴ圏が躍進している。(中略)フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカ等の一部の強豪国を除けば、(中略)世界 100 位以内に入ればどの国に行っても国内では上位選手だ。(中略)日本人選手が 100 位に食い込めなくても日本人選手の能力が低いとは言えないだろう。錦織の今後 100 位以内は確実としてあと 2 人が 100 位以内に入れば日本は世界 9 位の強豪国となってしまうのだ。

こうした分析は、とても興味があるのですが、残念ながら ATP だけ・・・即ち女子の分析は掲載されていないんですよね。

2008年2月24日現在のWTAランキングそこで!やってみました、同じようなことを WTA (Women Tennis Association) の最新ランキングの上位 100 以内の選手を利用して、国別の集計を。

当然ですが、女子も世界 100 位以内ということは、各国では上位の選手である、ということでまったく ATP と相違ないことは、誰でも認めるところでしょう。

ATP で言われる「強豪国:フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカ」ですが、WTA では、フランス、スペイン、ロシア、アメリカはやはり強豪国といえるでしょう。ただ、アルゼンチンは、100 位以内に 2 選手がランクインで 12 位、ドイツにいたっては、1 選手のみのランクインです。

また、WTA で注目すべきは、杉山愛選手が 2008 年 02 月 14 日現在、世界ランキング 41 位、更には森上亜希子選手が同ランキングで 48 位!即ち、WTA では、日本人 2 名が 100 位以内で、国別になると何と 12 位ということになります。

更に、ATP では、100 位以内に入っているアジア人は、韓国の選手がたったの 1 名入っているだけですが、WTA は、以下の通りです。

  1. 中国: 4 名
  2. 日本: 2 名
  3. 台湾: 2 名
  4. タイ: 2 名
  5. インド: 1 名

アジアは、こうして分析してみると結構テニス圏なんですね、WTA の場合!結局、日本でメジャーになるためには、ランキングが高いというよりも、錦織選手のように「優勝」が必要そうです。

これまで、10 代のプロ選手でも、ゴルフ界の宮里藍選手、石川遼選手、横峯さくら選手・・・更には、野球界のまーくんこと田中将大選手、ハニカミ王子の斎藤祐樹選手、卓球の福原愛選手・・・全てが「優勝」がキーワードであるような気がします。

ATP や WTA という区別無く、前半でご紹介した投稿記事では、テニスを以下のように主張しています。

単純にショットの威力だけで勝負がつくなら身体能力の差と言えるかもしれないが実際は空間認識力や相手の長所短所等の能力を感じ取り、効果的に攻めたり守ったりする力や早い準備を実行したり相手を罠に嵌めるための予測能力の差やショットの深さ・角度の精度の差や技術力を発揮するためのメンタルの差で勝負が付く。ラケットの急激な進化でパワーテニスの時代と言われるけどお互いのパワーを封じ込めることに工夫することで競うような複雑な技術系のスポーツなのだ。そもそも体をぶつけ合うことのないスポーツは基本的に技術系だろう。

正に私が考えている「テニス」を総括していると思うのですが、選手達自身が上記のような認識がないのではないでしょうか。パワーテニスに対して筋トレに時間を割く日本人選手が多過ぎるような気がします。私個人としては、テニスに関してだけではありませんが、どうも日本のスポーツは、間違った練習やトレーニング方法を推進しているような気がしてならないわけです。

最後に、上記の投稿記事は、以下のように日本に対して提案しています。

フランス、スペイン、アルゼンチン、ドイツ、ロシア、アメリカそれぞれの人材発掘方法・指導内容・練習内容を細かく調べていき、これらの国が共通して大切にしていることの中で日本・イギリス等大半の国が大切にしていないことをリストアップすべきだろう。そこにヒントがありそうな気がする。ツアー旅費や帯同するコーチの費用等がかさんで(賞金ー経費)が赤字になる問題をどのように解決しているのか等現実的な方法もわかってくるはずだ。

基本的には、ATP の分析結果からの結論ですが、WTA はもっと近い中国にもヒントがありそうです。

いづれにしても、ゴルフに野球にサッカー、最近では卓球も・・・もっともっとテニスにメジャーになって欲しいと願っています。

内田樹氏、何で 14 歳というタイトル!?

14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)以前の投稿記事、「内田樹氏の著書をもうちょっと読んでみたい!」で公開しましたが、ちょっとマイブームである内田樹氏の著書ですが、3 冊目として、内田樹、名越康文著「14歳の子を持つ親たちへ」(新潮新書:2005年4月)を選びました。

理由は簡単で、「現在、14 歳の次女をもつ身」であるから。その他には、特別な理由はありませんでした。14 歳の子供に焦点を絞って、どんな話の展開があるのか、とても興味があって読み進めめましたが・・・

結論は、「何で、14 歳の・・・」という本のタイトルにしたのかな、とちょっと残念でした。何も 14 歳の子供に限らず、教育全般に関する軽快な話の展開は、教育に関わる全ての方々にお勧めの内容になっていました。

さてさて、名越康文氏とは、ちょっと変わった精神科医らしいのですが、内田氏が名越氏と会うきっかけは、甲野義紀(こうのよしのり)氏の紹介というから面白い。甲野氏は、既に本ブログでの投稿記事、「新運動理論」でもご紹介していますし、その他、多くの著書をご紹介している!

更に、本書の冒頭で、養老孟司氏、甲野義紀氏、名越康文氏、内田樹氏の 4 名は、世間ではマイノリティーで、よっぽどのことがないと表に出てこない人達と称しているのは、ちょっと笑えました!そうしたマイノリティーの方々の著書を読んでいる私は・・・

それはさておき、本書の内容は、教育に関して、かなり過激な発言あります。特に、その原因を子ども達自身におくのではなく、むしろ親に原因がある、としています。

  • 子どもは色々とシグナルを発信しているのに、母親がそれをほとんどシステマチックに無視する。(p.46)
  • 専門家(精神科医)の一つの固定観念的な尺度から見ると、どう見ても親の方が病気なんです。(p.47)

まだまだありますが・・・ちょっと過激ですが、とても参考になります。こうした「親」批判を素直に受け入れて、修正するか改善するか。それを真剣に考えようと考える方々にはとってもためになりますが、逆に、こうした内容の著書に、まったく同意しない、更には反感を持たれる方々もいらっしゃるでしょう。

「14 歳の子ども」に関して限定する事無く、子どもに接するためのヒントが隠されている興味深い内容でした。

ウォーターマン (WATERMAN) Expert ブルー CT

WATERMANSupport電車の乗り換え時間が、結構あったので、駅ビルの中にある文具店へふらっと寄り道・・・これがいけなかった!文具店自体は小さかったのですが、何とも沢山の何年筆が雑然と並べられている!そうしたショーケースに、一際は目立つブルーの万年筆を見つけました。

万年筆というと、真っ黒で大きなイメージがあるようですが、私はそうした真っ黒のデザインが好きではないので、青や赤といった軸を持つ万年筆はとっても興味がある。

店員に聞くと、「WATERMAN Expert Blue CT」Support2というらしい。学生時代に WATERMAN の筆記具をポケットに入れて、歩いてみたいな~なんて考えていた記憶がめらめらと蘇って。

ペンルームの WATERMAN に関する紹介を以下に紹介しておきましょう。

ルイス・エドソン・ウォーターマンが 1883 年に世界で初めて毛細管現象を応用した万年筆を創り出しました。彼はもともと保険外交員で、大口契約を取り交わすサインの際、ペンからインクがこぼれ契約を逃がしたという苦い経験からインク漏れのないメカニズムを開発するにいたったのです。

万年筆の発祥のブランド!草々そうだった・・・

1926 年に JIF ウォーターマン社はパリに本拠地を移し、1954 年にはアメリカにあったすべての工場をフランスに移管。1970 年には著名なインダストリアルデザイナーのアラン・カレを専属デザイナーに起用し、現在でもデザインにかけてはパリの粋を感じさせる洗練されたモデルが多く、書くジュエリーとして魅せることも堪能させます。また現在では、フランス最大級の筆記具ブランドとして確固たる地位 を築いています。

WATERMAN Expert美しいペン軸・・・試し書きをすると、今現在利用しているペリカンよりもずっしりと重みがあり、インクフローも満足できるレベル。ちょっと期待していたものよりも、実際にはかなり大きいので、ちょっとポケットに入れて持ち歩くといった品物ではありませんが、やっぱり欲しい・・・

すると・・・店員が、「今日は、かなりディスカウントできますよ。サービスデーなんです」と誘惑してきましたが・・・やっぱり負けてしまいました・・・自分の意思の弱さに愕然としながらも、心は浮かれモード。ペン先は、ステンレススチールクローム仕上げ(文字幅 F)です。

その価格(定価でもかなりお得な気がしますが・・・)の割りに本当に満足のいく万年筆です!これで、4 本目の万年筆。どれもこれも、思い入れがあり、思い出深いものです。

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