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「2008年02月」のアーカイブ

WordPress 2.3.3 へアップグレード

つい数日前に本ブログの投稿記事で、「WordPress ME 2.2.3 をWordPress 2.3.2 (本家日本語版)へアップグレード!」と題して、大掛かりな!?アップグレードをご報告しましたが、早速、以下の理由で、WordPress 2.3.3 がリリースされました!

WordPress 2.3.3 は緊急のセキュリティリリースです。とても巧妙なリクエストによって、有効なユーザー権限を持つ者なら誰でも同一ブログ上の他のユーザーの投稿の編集ができてしまうという脆弱性が、私たちの XML-RPC の実装に見つかりました。このセキュリティ上の脆弱性の修正に加え、2.3.3 ではいくつかのマイナーなバグを修正しています。

いつもお世話になっている(と、私が勝手に思っている・・・) Binsan’s Cafe の「Binsan’s Cafe::Wordpress2.3.3」という投稿記事で、変更されたファイルは、以下の 5 つと知って、公開された記事の基づいてアップグレード!

  1. Wordpress/xmlrpc.php
  2. wp-admin/install-helper.php
  3. wp-includes/gettext.php
  4. wp-includes/pluggable.php
  5. wp-includes/version.php

簡単ですね!それにしても、WordPress 2.3 になって、管理画面(ダッシュボード)に自動的にバージョンアップが可能なことが表示されるようになったのですね!素晴らしい!!!

合気道とラグビーを貫くもの

合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 [朝日新書064] (朝日新書 64)内田樹氏の文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)が、個人的にはとても衝撃的だったので、もうちょっと内田氏の新書か文庫本を読んでみたいと考えて、新書である内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を購入。

まだ、読了に至っていませんが、ちょっと期待外れといった感じです。個人的には、会話形式の文面が苦手ということもあるのですが、最初の「私の身体は頭がいい」があまりにも衝撃的だったから、ということも手伝っていると考えています。

ミラーニューロンの話や武道で言われる「居着き」といった現象に関しても会話が進んでいますが、既に「私の身体は頭がいい」で詳細が語られているし・・・前半は、ちょっと退屈な感じがします。

ただ、ラグビーファンであれば、誰でもご存知の!?平尾剛氏が、ラグビーを通して感じた「武道」と同等の感触を解説しているところは流石に面白いのですが、やはり「衝撃的」といったレベルには達していないような気がしています。

もし、内田樹氏の「武道論」を読みたければ、「私の身体は頭がいい」をまずは推奨しますが、ちょっと寝転がって読むには重厚な文面ですので、もっと気楽にその一端を知りたいと感じている方であれば、「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」の方が入り易いかもしれません。

勝敗のみに拘った世界から、更なる上の世界を目指すご両人の存在は、何かを我々に訴えてくれます。

日本人の伝統的な歩行法、「ナンバ」

私の身体は頭がいい (文春文庫 う 19-2)昨日、テレビ朝日の深夜番組、「Get Sport」をみていると、シアトルマリナーズの城島健司選手が登場して、バッティングの終わりなき追及に関してのインタビューがありました。2003 年の「コマ理論」や 2005 年の「でんでん太鼓理論」も面白かったのですが、最近では、「ナンバ」に関する説明がありました。

城島選手が、「武道の世界では常識となっているナンバですが、テニスでもそのナンバが応用されている」といって、シャラポワ選手が登場して、彼女のパワーストロークが、「ナンバ」スタイルだとされていて、とても驚きました!

「ナンバ」に関しては、本ブログでも投稿記事、「古武術に再注目:ナンバ走り」として公開しているし、最近読了した文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)でも扱っています。

「ナンバ」とは、歩くときに、同じ側の手足を出す歩行法で、いまでも相撲や能楽にみることができる。明治になって西洋風の歩行法が導入されるまで、日本人はずっとそのようにして歩いてきた。(p.139)

更に、内田樹氏の解説では、以下のような解説がありとても興味深い。

あらゆる文化的集団はそれぞれ固有の身体を有しており、それぞれ固有の「民族的」奇習に従って、自分の身体を知覚し、操作している。身体運用の「文法」や「語彙」は歴史的、地理的な差異に対応して変化する。(p.138)

即ち、「ナンバ」とは、日本特有の歴史的、地理的差異に対応して変化した原型である、としているわけです。よって、「ナンバ」は、日本人特有の歩行法で日本人に最も適している、としているわけです。

「武道」の考え方は、最近再度注目されているようですが、こうした「ナンバ」も適用することで、実績を積んできているようですから、今後も更に注目すべき内容である、と感じています。

投稿記事を印刷したい!:WP-Print を導入

投稿記事が増えて、ちょっと持ち歩きたいな、と思えるような投稿記事が、私自身に出てくるようになったのですが、印刷機能をサポートしていないので、スタイルが崩れてしまって、とても印刷には耐えられない・・・

そこで、スタイルシートを自分で開発しようかなと思ったのですが、どうせなら plugin を導入しようと、今更ながら「WP-Print」を導入。

  1. サイトからファイルをダウンロード。
  2. 解凍すると「WP-Print」というフォルダーの下に「Print」フォルダーができることを確認。
  3. plugin ディレクトリーに「print」フォルダーごとアップロード。
  4. 管理画面から「各種設定」メニュー下の「Print」メニューから各種設定。

上記の手順で、WP-Print を有効化しただけでは、機能しませんのでご注意!更に、index.php、simple.php、その他挿入したいテーマファイルに、以下のコードを挿入します。

<?php if(function_exists(’wp_print’)) { print_link(); } ?>

上記のコードは、各ファイルの以下のコードの下、どこにでも挿入できますが、上に挿入してしまうと機能しません。

<?php while (have_posts()) : the_post(); ?>

更に仕上げとして、管理画面から、「各種設定」、「パーマリンク設定」、そして「パーマリンク構造を更新」ボタンをクリックして、固定ページのリンクを再構築して完了です。

私の場合、個別投稿記事にのみ「WP-Print」を有効化して、印刷できるように設定しました。それにしても、こうした痒いところに手が届くという plugin は、いつもながら感動します!これまでよりも随分と印刷し易くなりましたが・・・もうちょっと、スタイルを修正しようと思いますが、それはちょっと時間を掛けましょう。

ブログ同士で SNS が作れるようになる!Google Graph API

Google MyConnectionとても興味深いニュース「ITpro::ブログ同士で SNS が作れる、Google が「Social Graph API」サービス公開」が公開されました。

簡単に言ってしまえば、公開されているブログ同士を繋ぐことによって、SNS のような機能を実現できる、ということらしいのです。本ブログを繋ぎたいというよりは、他のブログがどんなブログの主宰者と繋がっているのかはいつも興味があって、探ってみるのですが、やっぱりどっかで限界があるわけです。

公開されている記事によれば、以下の通りです。

Google は、Web 上のリンクから交友関係を抽出する Web サービスの API 「Social Graph API」 を公開した。ブログやプロフィール・ページの URL などを入力すると、Google が収集した、そのサイトを友人としてリンクしている友人のサイトを出力する。このサービスを使うことで,SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) サイトを利用しなくともブログ同士で SNS のような機能を実現することが可能

交友情報は、「サイトに埋め込んだ XHTML Friends Network (XFN)Friend of a Friend (FOAF) と呼ばれるフォーマットから抽出」されるそうです。

Google は、SNS の交友関係データを利用したミニ Web アプリケーションを、どのサイトでも共通に動かすことができるAPI 「Open Social」 を提唱している。OpenID と Open Social、そして Social Graph API サービスを利用することで、SNS サイトを利用しなくとも、ブログ同士で SNS 機能を実現することが可能になると考えられる。

まだ、英語のみの提供!?(というか日本語訳がリリースされるかどうかは不明ですが・・・)ですが、上記を読む限り、個人的にはかなり興味がある API です。

以前から、「Friend of a Friend (FOAF)」には興味がありましたが、利用の仕方がまったく解らず、ほったらかし。これで、また勉強したくなってきた!

【追記:2008年02月03日】
FOAF に関する素晴らしいサイトを発見!必要な情報を入力するだけで、FOAF ファイルを自動生成してくれるウェブページです。「FOAF-a-Matic::RDFを使って自己紹介してみよう」がそのウェブページです。

FOAF とはひとことで言えば、XML と RDF を使ってあなた自身を紹介する - 名前、メールアドレス、それに友人についてなど - ための手段です。こうすることで、ソフトウェアが(たとえばサーチエンジンの一部分として)あなたの紹介データを処理し、あなた自身やあなたが所属するコミュニティの情報を見つけだすといったことが可能

とっても簡単で、更には自動生成したコードの使い方まで記載されていますから、FOAF を知らなくても利用を開始することができます。

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