本を読む本:本を分類する!
本ブログの投稿記事、「「書評」に関する考察」で話題にした勝間和代氏ですが、その勝間氏の推奨する良書というものを全てリストしている投稿記事があります。
それは、「Movable Type や Internet の世界では、知らない人がいないのでは」と思われるブログ「小粋空間」というブログでの投稿記事で、ちょっと意外でしたが「小粋空間::勝間和代さんが選んだ良書・50冊」がそれです。
本ブログで、投稿記事、「成毛眞氏の「超並列」読書術」を公開したこともあって、所謂「読書術」にちょっと興味があったのと同時に、上記の投稿記事のリストの中に、モーティマー・J. アドラー、C.V. ドーレン著、外山滋比古、槇未知子訳「本を読む本」(講談社学術文庫:1997年10月)をみつけ、早速購入して読み始めました!
「本を読む本」、これがなかなか読み応えがあるし、「たかが読書、されど読書」といった内容で、私個人としては、とても参考になるのでじっくりと読み進んでいるのですが、そうした中に、「本を分類する」という章があります。
成毛氏にとっては、どうでもいいことかもしれませんが、やはり限られた時間で、無駄なく興味のある面白い書籍をピンポイントで発見したい!そう考えると「本の分類」を参考に、自分がどの分野を多く読んでいるのかを傾向として把握しておくことは、結構有効だろうと思うわけです。
「本を読む本」では、本を大きく 2 つに分類しています。1 つは、小説、戯曲、叙事詩、抒情詩等の「フィクション」で、もう 1 つは知識を伝える「教養書」です。前者に関しては、「フィクション」か「ノンフィクション」かを分類することは重要ではないとしていて、本文では「教養書」の更なる分類を詳細に説明していますので、興味がある方は本文を参照して欲しいと思います。
私個人は、上記の分類を参考にすると、今も昔も「教養書」ばかりを読んでいて、名著と言われているような「フィクション」や「ベスト・セラー」なんていうのもあまり読んでいません。興味のある推理小説やサイエンスフィクション、ミステリーに娯楽といった領域の「フィクション」は、「買って内容が外れたら嫌だな~」と購入前に考えてしまって、どうしても読まない傾向があります。
それでも、「教養書」はかりを多読しているのもちょっと疲れるので、最近では本屋に行けば「フィクション」の棚も眺めては、面白そうな本を物色している毎日です。
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