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楡周平(にれしゅうへい)著「C の福音」を読んだぞ!

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宝島社文庫「新装版・Cの福音」 (宝島社文庫)楡周平著「新装版・Cの福音」(宝島社文庫:2005年4月)を読了。もともとは、経済小説というカテゴリーを読んでみたいといったきっかけで読み始めたことは、以前の投稿記事「経済小説に手を出した!楡周平(にれしゅうへい)氏の小説・・・」で公開しました。

前半こそ経済小説といった感がありましたが、後半に向けて経済小説というより、ハードボイルドといった内容に変化していった感じがあります。以前もちょっと触れましたが、本書で登場するコカインの売買の方法。小説内では「システム」と表現していますが、10 年以上も前の「システム」なので、今のようなネット世界では、ちょっと貧弱で、時代遅れの感覚が最後まで拭い去ることはできませんでした・・・

ただ、経済小説としてではなく、ハードボイルドとして読む分には、ストーリーの展開も速いし、無駄な会話文が無い分、とても読みやすい内容でした。

まっ、勉強するつもりで読み始めた文庫本ではありませんから、これはこれで楽しかった。ただ、当初は、楡周平(にれしゅうへい)氏の文庫本のシリーズ全てを読もうかと思いましたが、通常は、ハードボイルドを積極的には読まないので、ちょっと違った路線を読んでみようかな・・・それでも、「C の福音」の主人公である朝倉恭介の今後の行方が気になるのも確かなのですが・・・

それにしても本の題名である「C の福音」の「C」がコカインを意味するとは・・・早くに解っていれば、もうちょっと違った読み方があったかも。



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