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「2008年04月04日」のアーカイブ

クルム伊達公子 vs. 山外涼月(やまそとあき):カンガルーカップ 2008

37 歳にして、12 年振りの現役復帰を果たし、ニュースでもその結果が連日ニュースになっている伊達公子選手。予選を勝ち上がり、本日の本戦 1 回戦も勝ち上がったようですね!

「自分で球を拾わなくてはいけないんですね~」とあるスポーツニュースキャスターが指摘していた注目の大会は、「カンガルーカップ 国際女子オープンテニス 2008」という賞金総額 $50,000 の大会です。

テニスの世界は、ちょっと面白く、アマチュアの選手でも、こうしたプロの大会に出場ができて、更には賞金も頂ける!ちょっとプロとアマの違いが曖昧な感じもしますが、そんな事は今はどうでも良いことかもしれませんね。

Aki Yamasotoさて、クルム伊達選手の本戦 2 回戦の対戦相手は、山外涼月(やまそとあき)選手。現在、アマチュアの若干 16 歳!

当然!?ですが、ほとんどの方々が知らない!?その山外選手は、2 年前に全国制覇としては、本人にとって初めてとなる全国中学生テニス大会で優勝。それを機に海外でのジュニアテニス大会で優秀な戦績を収めていて、これからがとても楽しみな選手です。

多くの選手(ジュニア選手でさえ・・・)が、海外で練習して、外人のコーチをつけて、海外で・・・と、とにかく日本を無視してのテニス生活ですが、この山外涼月選手は、純日本選手!海外の試合を転戦はしていますが、基本は、日本に拠点をもって、日本のテニスクラブで練習をして、日本人コーチで・・・全てが日本の血を受け継いでいる!そんなところが圧倒的に魅力的な若人です。

なぜ、私がそんなことを知っているかというと・・・実は、次女が通う「志津テニスクラブ」に所属する選手だからです。勿論、今はアマチュアですが、将来を有望視されているジュニアで、必ずやプロに転向すると思いますが。

山外選手の最大の魅力は、攻撃的なその攻め方!昨今のテニスは、単純にベースラインからのストロークが多かったり、パワーに頼る「力」のテニスに傾倒しているのに対し、山外選手の信条は、誰が何と言おうとも、彼女の積極的なネットプレーです。サーブ・アンド・ボレーを繰り出し、ラリーを継続することで相手のミスショットを待つのではなく、相手に隙あらば、積極的にネットをとりにいきエースを狙う。そんなテニスのスタイルは、右利きナブラチア(ちょっと古いかな、たとえが・・・)

山外選手に関する詳細は、「All About:テニス::注目のジュニアテニス選手「山外涼月」とは」が詳しいので、そちらを参照して頂きたいと思いますが。

無名・・・そんな山外選手の活躍を期待したいですね!

【追記:2008年5月2日】
昨日の昨日の対戦結果は、67 (8)、26 で山外選手の敗退という結果でした・・・残念!ただ、山外選手の記事として、「@nifty:Sports@nifty:テニス特集:伊達公子単複8強!この6日間で8試合」で紹介されています。

山外も女子では珍しいサーブやボレーなど攻撃テニスを展開する。この方法はスピード、体力などが乏しい、ジュニアの頃はなかなか勝ちづらいのだが、彼女独特のテニスを貫こうとしている。人に左右されない独特のテニス観で世界と戦った伊達公子、その経験豊富な伊達との試合は山外にとって非常に良い経験になった事だろう。(満員の観客も山外の名前を覚えてくれた事だと思う)これこそ、クルム伊達が言う、「若い人に少しでも刺激になったら」だろうと思う。

な、なっ、なんと!本投稿記事も上記の投稿記事で紹介されているではありませんか!そっか・・・私の視点は、「面白いんだ~」なんて自己満足をしていますが、これからも山外選手に注目です。