【海外出張 4 日目】:メキシコで息切れ!原因は・・・
メキシコでは、1 日中仕事の計画。朝 8 時にお客様がホテルへ迎えてくれました。車で高速を 15 分ほど走ると目的地のお客様の工場に到着。ミーティングは 9 時スタート。
まずは、プレゼンテーションを 3 時間、お客様側のメキシコ社の社長と 1 時間ほど会談。その後、工場見学という計画でした。プレゼンテーションは、45 分やったら 15 分休憩して下さい、とのリクエストでしたので、その通りにする予定でした。メキシコでは、ビジネスミーティング中は、コーヒーにビスケットを食べながら、といった形式が普通だそうで、その通りに準備されていました(ヨーロッパでもビジネスミーティングは、コーヒーにビスケットを食べながらが普通です!)
最初の 45 分のプレゼンテーションが終了すると・・・なぜか、いつも以上に汗が出る・・・しかも、心臓の鼓動が激しく息苦しい。それでも、「ちょっと調子に乗り過ぎかな」と考えながら、15 分の休憩時間に、外にある喫煙場所へ。結構歩くのですが、海外では普通ですから、お客様の喫煙する方々と話しながら喫煙場所へ。
動悸がどんどん激しくなる!
どうしたんだろう・・・困った・・・まだまだミーティングは継続するというのに、このまま動悸が激しいまま、具合が悪くなったらどうしよう。喫煙所で、タバコをくゆらすと・・・もう動悸が激しくて、明らかにいつもと違う!どうしよう・・・
そんな状態が判ってしまったのか、お客様から、「大丈夫ですか?何か息が苦しそうですよ!」
と指摘されてしまいました。こうなったら仕方がない。真実を打ち明けよう。
「プレゼンが終わったころから、動悸が激しくて・・・こんなことはこれまでに無かったんですけど・・・」
すると、皆さんが大笑い!
「なんだ、ここのお客さん。ミーティングが無くなったら良いとでも思っているんじゃない!?」
こんなことを考えていると、一人のお客様が、以下の様なお言葉を。
「ここは、標高 1800m 位に位置しているんです。富士山でいうと、4 合目から 5 合目くらいに位置するんです。だから、空気が薄いんですよ。日本から来ると、多くの方々が息切れしてしまうんですよ。プレゼンの時に、あれだけ動き回っていて、声も大きいし、それでいてタバコですから。息切れするんじゃないかと心配していましたが・・・息切れして当たり前なんですよ。」
なんと!私は、日本語でも英語でもプレゼンでは、結構歩き回る癖があって、今回はアメリカに引き続いての英語のプレゼンだったので、従来の英語の調子も戻ってきて、動き回る大きさも、意識して大きくしていたのです。
ちょっと安心。次からのプレゼンでは、座ってやらせて頂いて。動悸も治まり、何とか一日の計画をすべて完了。夕食は、ホテルでアメリカンスタイルで完了して、メキシコでの仕事完了。
明日は、帰国です!