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カテゴリー:「脳科学」に関するアーカイブ

脳科学は、ヒトを含む動物の脳について研究する学問分野で、神経科学とも呼ばれ、それに関連する投稿記事。

No.1 理論:自宅の電話番号を記憶できるのであれば「天才」になれる!

No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」 (知的生きかた文庫)昨日紹介した、西田文郎著「No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」」(知的生きかた文庫:2006年11月)では、脳科学、正確に言うと大脳生理学というものに基づいて理論が確立されています。そうした意味では、科学的証明の裏付けがあって構築されている理論ですから、その内容はかなりの説得力があります。

序盤に、脳科学をベースに、「「才能」「努力」「ツキ」は、脳にインプットされた「記憶データ」に左右されている(p.17)」と説明し、「今までの人生で、その人の脳に蓄えられた記憶データによっ重大な差が出てくる (p.18)」と結論付けています。これって、これまでも脳科学の新書にも記述されていたことですから、100% 納得できるのもなのです。

上記をベースに以下のように展開していきます。

人の脳は、感情、イメージ、思考の三つがプラスになれば、必ず成功できるしくみなっています。 (p.20)

そして究極は、以下のような表現で記されています。

自宅の電話番号を覚えられる脳を持っている人なら、誰がやっても成功するというのが、これからお話しするブレイントレーニングです。(p.30)

即ち、自宅の電話番号を覚えることができる人は、誰でも「No.1 理論」を実践することができ、実践することによって「成功」を収めることができるとしているわけです。まずは、こうした内容を信じなければいけませんが・・・

そんな簡単ではないと考えてしまう人は、当然ですが「No.1 理論」を実践することはできません。私は、脳科学の観点から、随所に科学的根拠が説明されているので、上記のような解説はとても説得力があると信じています。

No.1 理論

No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」 (知的生きかた文庫)脳科学にのめりこんだ大きな要因は、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)という新書に出会ったことでした。詳細は、本ブログの投稿記事である「とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方」にて記述しました。

その後、多くの新書や文庫を読みあさってきました。そして、偶然見つけた西田文郎著「No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」」(知的生きかた文庫:2006年11月)という文庫。早速、書店に立ち寄って購入。いっきに読了してしまいました!

この文庫の内容は、正に脳科学に基づいた「No.1 理論」で、究極のメンタルトレーニング、またはブレイントレーニングの方法が記述されています。文中、マインドコントロールである、と説明されていますが、どうやってポジティンブ思考にするか、ということになります。

「理想の自分」を実現するための「心のトレーニング」が「No.1 理論」である、と前書きにもありますが、以前読了した「勝負脳の鍛え方」と同様、衝撃的な内容でした。

「No.1 になりたい」と思っているうちは、まだまだネガティブで、こうした考えを「No.1 になれる」というところまで、感情・イメージ・思考の 3 点を変換することで、「理想の自分」を手に入れるという方法論です。

かなり具体的に、しかも事例や脳科学の視点からの根拠も記述されていますので、是非脳科学に興味がある方々には推薦できる 1 冊です。

短調の曲でモチベーションは上がるか!?

以前、2000 年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子選手が、レース前に携帯オーディオを聴いていて、モチベーションを上げていたことは有名な話ですよね!

その時の曲は、歌手 Hitomi さんの「LOVE 2000」という曲だったことは有名です。聴いているだけで、自然と体が動いてしまうような軽やかな曲で、確かに集中力を高め、モチベーションを高めるにはうってつけのような曲でした。

高橋選手のこうした行動が注目されたのと同時に、携帯オーディオの選択肢も増え、沢山のアスリートが、最近では携帯オーディオを持ち歩いている光景が目立ってきました。

我次女も、テニスをしていますが、大会の前には必ず携帯オーディオを持参し、好きな曲を聴いています。最近では、その曲に合わせて、声に出して歌いだす!これはこれで良いとは思うのですが・・・ところが、つい最近まで聴いていた曲は;

レミオロメンの「粉雪」!!!

念のため、この歌を確認すると、なんとも淋しい曲で(といっても有名で流行った歌なのですが・・・)、全体は短調の曲の構成です!これまでは、大会前といえば、長調でとても明るい歌、弾むようなテンポの曲、歌詞がポジティンブな歌がピッタリ・・・といったことを考えていたのですが。

短調の歌や曲で、大事な試合前にモチベーションを上げることができるのでしょうか!?率直に解らない!脳科学や心理学では、「好きなこと」や「感動すること」によって、人間は脳が活性化して、素晴らしい結果を生むことがある、と説いてはいるのですが、好きだから短調の歌でもモチベーションが上がる、と判断して良いのでしょうか???

ところで、曲の短調と長調は、どうやら素人が判断するような「悲しい曲が短調」で「楽しそうな曲が長調」という判断は間違っている、とのことです。「短調の曲でモチベーションが上がるか」ではなくて、「淋しい曲でモチベーションは上がるか」のほうが正しいかもしれませんね。だいたい、Hitomi さんの「LOVE 2000」が長調かどうかは不明だし・・・

注意:
我妻は、ピアノの講師をやっていて、「粉雪は短調」ということは確認できましたが、「LOVE 2000」は私が再現できず、長調か短調かを確認できていません・・・

ちょっと気になる人:西田文郎氏

No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」 (知的生きかた文庫)脳科学に関しての新書・文庫本は、これまでに数冊読了しているし、本ブログでも幾度となくご紹介しました。

そうした脳科学の世界を垣間見ている内に、やはり脳科学だけでは解決できない課題も多くあることに気が付かされます。

「やる気を起こすためには・・・」、「気持ちを強く持つためには・・・」、「プラス思考にするためには・・・」、「ここぞと言う時に強い気持ちを維持するためには・・・」等々、こうした疑問を一気に解決してくれるような参考書はないか。

何度かキーワードを検索している内に、西田文郎氏にぶつかりました。何冊か文献も出版しているようだし。Amazon で西田文郎氏の紹介がありましたので、下記に記しておきましょう。

1949 年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア的存在。70 年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を開発。

脳科学と心理学の両面からのアプローチ!正に、上記で記述した問題を解決してくれる!?イチロー選手や桑田真澄選手のメンタルトレーニングもやっていたらしい。こりゃ、興味がないはずがありません!

どうやら文庫本も出版されている!西田文郎著「No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」」(知的生きかた文庫:2006年11月)がそれですが、Amazon での評判も上々です。

早速、読んでみようかな・・・

脳を支配する前頭葉

脳を支配する前頭葉―人間らしさをもたらす脳の中枢 (ブルーバックス 1580)ちょっとご無沙汰になっている脳科学の新書ですが、どうやらブルーバックスから最新の新書が出版されたようです。エルコノン・ゴールドバーグ著、沼尻由起子訳「脳を支配する前頭葉―人間らしさをもたらす脳の中枢」(ブルーバックス 1580:2007年12月)がそれです。

これまでは、特に脳の部位に限定しての新書を読んでいませんが、この新書は、「前頭葉」に内容を限定しているようです。ただ、これまでの読了した新書もかなり前頭葉には説明をされているので、重複する部分が多いとは思うのですが・・・また、海外の脳科学の翻訳に触れるのは初めて・・・

相当興味がありますが・・・

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