XserverXserverSupportDomainDomainSupportMany-KingMany-King Support

カテゴリー:「脳科学」に関するアーカイブ

脳科学は、ヒトを含む動物の脳について研究する学問分野で、神経科学とも呼ばれ、それに関連する投稿記事。

1 日 3 分のハンドマッサージで、脳が若返る?

最近のマイブームは、何度も投稿記事にしていますが、「脳科学」!何冊か新書も読了していますが・・・ハンドマッサージで脳年齢が若返る、という記述は記憶に無いな!?

気になるニュースは、「エキサイト 健康::1日3分のハンドマッサージで、脳が若返る?」です。記事によれば・・・

気になる脳年齢を若返らせる=脳を活性化させる方法のひとつに、ハンドクリームを使用した“ハンドマッサージ”が効果的という実験結果が発表された。

どうやら「ハンドマッサージによって脳の血流量が上がり、脳が活性化されるという事実が分かりました」ということらしい。「手には脳とつながっている神経細胞が多く、“第二の脳”と言われるほど。また、手や指には複雑な動きが多いため、ひとつの動きに対し、脳の約 3 割が使われています」というのが理由だそうです。

脳が若返る・・・これってどういう意味でしょうか?記憶力を増強できる、ってこと?記事には、ハンドマッサージ以外にも、脳を若返らせる方法として以下がリストされています。

  1. 左右の脳(=両手)を使う
    体の右半分は左脳、左半分は右脳が司っている。脳全体を刺激するには、左右両手をまんべんなく使う
  2. ストレスを溜め込まない
    全くストレスの無い生活は、逆に脳を退化させるのだそう。しかし過度や長期に渡るストレスは、生活習慣病の引き金に
  3. 手を刺激する
    毎日 3 分マッサージすることで、脳内の血流がアップ。ビタミン入りのクリームを使うとより効果的
  4. 好奇心を旺盛に
    好奇心は脳の細胞を活性化させるのに欠かせない要素

上記を実践することで;

  • 軽度認知症やもの忘れの予防
  • 忙しい毎日で脳がオーバヒート気味をクールダウンする
  • 緊張しているときや不安やストレスがあるときの自律神経のバランスを整える

ちょっとしたことで上記のようなことが期待できるそうですよ!

脳の中の人生

脳の中の人生 (中公新書ラクレ)茂木健一郎氏の新書としては 4 冊目となる茂木健一郎著「脳の中の人生」(中公新書ラクレ:2005年12月)を読了。

小気味良い言い回しは顕在で、とても読みやすいのですが、先日ご紹介した茂木健一郎著「ひらめき脳」(新潮新書:2006年4月)と重複する内容があって、ちょっと飽きてしまいました。当然ですが、同じ著者が書いているわけですから、重複している内容は予想しなくてはいけませんが・・・

この新書を読まれるのであれば、より新刊である「ひらめき脳」をお勧めします。

茂木健一郎氏の「ひらめき脳」

茂木健一郎氏の著書は、どうもフラストレーションがたまります!短編集は、とても読み易いのですが、どうも話題が一転二転とめまぐるしく変化するために、もうちょっと詳細を知りたいな、と思わせるし、専門的な観点での茂木氏の著書は、内容を理解するのが本当に難しい・・・

これまでに読破したのは、以下の 2 冊!

  1. 茂木健一郎著「すべては脳からはじまる」(中公新書ラクレ:2006年12月)
  2. 茂木健一郎著「脳」整理法 (ちくま新書:2005年9月)

上記の 2 冊、両書ともとても興味深い内容ではあるのですが、どうしても「茂木健一郎って人、本当はもっと何かを知っているんじゃないの!?」といった感覚に陥ります。なぜでしょう?それで、次の文献を読みたくなる。

ひらめき脳 (新潮新書)結果として 3 冊目となる茂木健一郎著「ひらめき脳」(新潮新書:2006年4月)を購入。ちょうど新幹線を利用した出張があったので・・・

「あとがき」で茂木氏が記述していますが、「今まで、脳についての本はいくつか書いてきましたが、本書はその中でも最もやさしく、しかし本質的なことを書こうとつとめた「作品」」といっているだけあって、本当に興味深く、それでいてかなり集中してどんどん読み進めていくことができる内容です!

少し、詳細説明がないまま「脳科学」に関する専門用語が出現しますが、これまでに読んできた知識があったので、立ち止まる事無く、読み進めていくことができました。

ひらめきの瞬間のメカニズムそのものが、「アハ!体験」の「わかった!」という感覚の正体だ、と説いていて、ひらめきが学習や記憶と大きく関係している、という理論は興味があるところです。

完読までは、もうちょっと時間が掛りますが、また、興味あるところは投稿記事にしていきたいと思っています。

脳科学で得た「強くなる」ための 4 つの能力

追記:2007-11-16
下記で掲載したスライドを Version 1.0 から 1.1 へ更新しました。「SlideShare::Win the Game by Brain Science 1.1」をご確認下さい。

これまで複数の脳科学に関する新書を完読しました。まだまだ知識不足なのでしょうけど、どの新書にも共通するメッセージがあるようですし、一度現段階での「脳科学」を総括しておきたい。

そもそも「脳科学」を勉強しようと考えたのは、「勝負どころで強くなる」ためには、何を強化して、何を実践すれば良いのか、ということを科学的な根拠をベースにして明確にしてみたい、と考えたからでした。

仕事でもスポーツでも、更にはちょっとした生活の中でも「勝負どころ」があって、その勝負に「強くなる」こと。更に結果としてその勝負に勝利したい、考えるようになって、勝負どころで勝てない理由をメンタルの部分が大きな要素だと考えて、心理学を勉強し始めたわけです。

しかし、心理学は、あくまでも統計的な傾向を一般化した内容が多く、「対象とする自分や他人」が、統計的に該当しなかったらどうなるのか、また、特殊な、または偶発的な状況下でも勝利の方程式はあるのか、といった疑問が湧いてきたのです。

そして、出会ったのが「脳科学」でした!脳が心を創る、という考え方は衝撃的でした。そして、結局、脳を鍛えることによって、心も鍛えることができそうだという考えに行き着きました。

記憶力、整理力、表現力、創造力・・・これが、結局は私個人で考えた究極の能力。この 4 つの能力を強化することによって、結果的には「心」も強くなる!

あくまでも、私の独断と偏見ですが、こうした 4 つの能力を段階的に強化することによって、「勝負どころで強くなる」という事象を達成することができる。「強くなる」とは、必ずしも勝利することではありません。「勝負どころ」で持っている可能性を最大限に発揮できる状況を指しています。勝利は、あくまでも結果であって、特に相手がいる場合は、相手のほうが優れている場合もあり、相手が見えない状況では、勝敗を気にしていても無駄な時間を費やすだけですから。

一度、上記に関して、これまでの知識を総括していきたいと考えている今日この頃です。まっ、自己満足の世界ですが・・・

ちょっとまとめたものを、SlideShare にアップしてみました。相変わらず、日本語のレイアウトは乱れてしまうようですが・・・また、Firefox 以外では、下記の画像は表示されないようですので、興味のある方は、「SlideShare::Win the Game by Brain Science 1.0」でご確認下さい。

注意:
上記の SlideShare は、提供されているコードをそのまま導入しました。以前、「SlideShare の発行タグを XHTML 1.0 に最適化」でご紹介したコードが、機能しないので・・・結果として、XHTML 1.0 に Valid になっていません・・・

茂木健一郎氏の「脳」整理法

「脳」整理法 (ちくま新書)投稿記事、「脳は快楽を好む!」でご紹介した新書、茂木健一郎著「すべては脳からはじまる」(中公新書ラクレ:2006年12月)ですが、エッセイ集という特色も手伝って、興味深い内容ではあるのですがどうも欲求不満が・・・

ただ、茂木氏のとても読み易い文脈が、他の新書も読んでみようかな、と思わせてくれたので、茂木氏の著書として 2 冊目となる、茂木健一郎著「脳」整理法 (ちくま新書:2005年9月)を読んでみました。特に、理由があるわけではありませんが、「ちくま新書」なので、もうちょっと読み応えがあるかと・・・

文脈は、相変わらず読み易いんですが、この新書は、「脳科学」というより「哲学」に近いような感じがしました。前半部分の「生活知」と「世界知」を理解するのに時間が掛りました。この概念を理解しないと、新書全体が不透明になってしまう。

「世界知」とは、私たち人間が住む世界は「このようになっている」という世界観にかかわる知です。一方、「生活知」とは、一人の人間として生きていく中で、いきいきと充実した人生を送るために必要な知恵のことです。(p.24)

上記だけでは、ちょっと難しくて理解できないかもしれませんが、更なる理解を望む方は新書を購入して読んでみることをお勧めしますが、単純に寝転がって読破できる内容ではないと感じました。

Page 5 of 9« First...«34567»...Last »