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カテゴリー:「脳科学」に関するアーカイブ

脳科学は、ヒトを含む動物の脳について研究する学問分野で、神経科学とも呼ばれ、それに関連する投稿記事。

脳が冴える 15 の習慣

脳科学は、最近のマイブームで、認知科学や心理学で疑問だった内容が、自分流に次々と解決されていくのでちょっとした快楽でもあるのですが・・・

先日、読破した林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)に感動した事は、投稿記事で「とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方」として公開しました。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)脳科学に関しての 2 冊目として築山節著「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」(生活人新書:2006年11月)を読破したのですが、この新書もとにかく面白かった。

この新書、書店で偶然見つけたのですが、Amazon ではかなり売れている新書だったんですね!評価も高いようですので読んでいて良かった。

さて、内容はというと実に当たり前のことが説明されているのですが、脳の働きをバックボーンにしていますから、とにかく説得力があります。朝は早く起きるといいこと、ものを書くということ、話をするということ・・・全てを脳科学の観点から指摘しているので「なるほどね~だからやるんだな・・・」と改めて「やる気」がでてきます。

では、自分用に 15 の習慣を列記しておきましょう。

  1. 生活の原点をつくる:
    脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かそう
  2. 集中力を高める:
    生活のどこかに「試験を受けている状態」を持とう
  3. 睡眠の意義:
    夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を利用しよう
  4. 脳の持続力を高める:
    家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう
  5. 問題解決能力を高める:
    自分を動かす「ルール」と「行動予定表」をつくろう
  6. 思考の整理:
    忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう
  7. 注意力を高める:
    意識して目をよく動かそう。耳から情報を取ろう
  8. 記憶力を高める:
    「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書こう
  9. 話す力を高める:
    メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てよう
  10. 表現を豊かにする:
    「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話そう
  11. 脳を健康に保つ食事:
    脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がけよう
  12. 脳の健康診断:
    定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックしよう
  13. 脳の自己管理:
    「失敗ノート」を書こう。自分の批判者を大切にしよう
  14. 想像力を高める:
    ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにしよう
  15. 意欲を高める:
    人を好意的に評価しよう。時にはダメな自分を見せよう

ブログを書くことも記憶力を高めるためには効果的だそうです。ちょっと良い気分・・・それにしても、どれをとっても実行するのは難しいといった内容がないだけに、これからの生活に生かそうかな、という気になりました。

勝負脳全開、石川遼選手優勝!

今や多分知らない人はいないであろう石川遼選手!9月16日の「ポロゴルフジャパンジュニアクラシック決勝大会」最終日で、プレーオフ(延長戦のようなもの)の末、逆転優勝をしましたね!「ハニカミ王子」と人気先行と言っている方々もいらっしゃるようですが、実力は本物です!

「Yahoo!ニュース(日刊スポーツ)::遼クン15歳最後の日に連覇」では、「地力の違い」と報じていますが、それよりも、この石川遼選手のコメントが素晴らしい!

同組の 3 人に「遼が入れなきゃ面白くないよ」みたいに、いやみのないプレッシャーをもらって楽しかったです。どんな試合でも勝つのは難しい。いい経験になりました。

また、優勝後のインタビューの様子が TV で放映されていて、「今は本当にゴルフが楽しい」とコメントしています。彼の爽やかな笑顔は好感が持てますが、それよりも何よりも、ドライバーショットのフルスウィング、しなやかなアプローチショット等は、正にプロの域に達している、というよりは、陰りや曇りはまるで無い!そうしたプレーにより好感が持てるのではないでしょうか。

実は、先日公開した投稿記事「とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方」の中でご紹介している林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)という新書の中に以下のような一節があります。

常に気持ちを込めた練習を日常化し、意欲と集中力を高め、感動や楽しむ心を大切にすることが必要(p.72)

勝負に勝てるようになるためには、「楽しむ」事が必須である、と論じているわけです。上記の新書は、現段階で最も「勝負に勝つための Know-How」を科学的に記述されていると個人的には信じているので、石川選手のコメントは、本当に素晴らしいと思うのです。

それにしても、どうやって石川選手のようなジュニアが出来上がるのでしょうか・・・

脳科学

「勝負脳の鍛え方」を知って、俄然「脳」に関して興味が湧いてきました。「脳」に関しては、さまざまな分野の研究がなされていると思うのですが、本ブログでは、「脳科学」として総括していこうと思い、カテゴリーに「脳科学」を新規に追加した。

ウィキペディアの「脳科学」では、以下のように定義されています。

脳科学(のうかがく)は、ヒトを含む動物の脳について研究する学問分野である。神経科学(しんけいかがく)とも呼ばれる。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどである。

おやおや・・・「視覚認知」とか「聴覚認知」といった認知科学に近い用語が並んでいます。もともと、心理学も認知科学も脳科学も人間が中心になっていますから、全てが関連していて、一筋縄ではいかないのでしょうけど、自分で研究していくには面白いかもしれませんね!

ちょっと、ブログの本質のテーマがだんだん大きくなっているような気もしますが、まずは興味あることから・・・

追記:2007-09-07
「脳科学」に関して気になるサイトがありました。
「独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター(理研BSI)」がそれ。まだ、全てを閲覧させて頂いたわけではありませんが、どうやら「脳科学」を専門に研究している法人のようですね!

とんでもない新書に出会った!勝負脳の鍛え方

勝負脳の鍛え方心理学に関して、何冊もの新書や文庫を読破しましたが、いま一つしっくりせず、心理学に関する興味が一段落しそうな気配を自分で感じていました。良く考えてみると、心理学の世界は、あくまで統計的な結果でしかないのかな~と思えるようになっていました。

理系の私には、やっぱり統計的な事実よりも、もうちょっと科学的な根拠の裏付け欲しかった。

先日、偶然書店で見つけた新書を衝動買い。「勝負脳」というタイトルに惹かれた林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)ですが、これがなんとも面白い。私が求めていた科学的根拠を「脳」という視点から解き明かしています。

著者の林成之氏[*1]は、スポーツドクターとか心理学者といった立場の方ではなく、脳外科医であって、スポーツとは無関係のような立場の方ではありますが、スポーツを見ることもやることも大好きだそうで、ここでいっている「勝負脳」というのは、林氏独自の造語だそうです。

勝負とは、何もスポーツに限ったことではなく、勉強や仕事といった世界でも勝負が展開されていて、本書で展開している内容は、そうした場面でも応用できるとしていますし、私も応用できるのではないかな~と感じています。

勝負脳とは、勝負に勝つための戦略を練る知能(p.12)

上記のように「勝負脳」を定義していて、理路整然と「勝負に勝つために脳の働きを最大限にする」方法を展開しています。しかも、心理学のような一見精神論に終わらず、科学としての実証を紹介しながら説明されています。

みなさんが幼いときであればあれほど、つまり本能に忠実であればあるほど、ひたすら勝負に勝ちたい一心であの手この手と、相手の意表をつくような作戦を考えたのではないでしょうか。これが勝負脳です。勝負に勝ちたいと願い、相手を上回る戦略をあれこれと考えることは、人間にそなわった本能のひとつなのです。そしてこの勝負脳は、みなさんのふだんの生活、仕事、あるいは勉強など、必ずやりとげなくてはならないことに立ち向かううえでも必要なものなのです。(p.13)

この新書、ちょっと私なりにじっくりと時間を掛けて投稿記事にしていきたいと考えています。

脚注 [*1]
脳神経科学、脳外科、救命救急医学の専門医であり、脳低温療法開発で世界的な評価を受けている。

関連投稿記事:
勝負脳に関して、以下は関連投稿記事です。

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