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カテゴリー:「戯言」に関するアーカイブ

あまり本サイトの趣旨と関係無いけど、ちょっと記憶しておきたい内容に関する投稿記事。

ロディア:Rhodia というメモ帳

RhodiaSupport文房具好きの諸氏で、ロディアを知らない人は少ないのではないでしょうか。

私もポケットサイズと呼ばれる「Rhodia No.11」というのを長年愛用していて、仕事中は勿論、プライベートで外出する時、自宅でくつろいでいる時、ちょっとしたメモを取るときには常にこの「Rhodia No.11」を肌身離さず持ち歩いています。

ロディアは、フランスを代表するメモパッドで、5mm 方眼のノートということと、更にはミシン目が入っていて、メモをした後は、ミシン目に沿ってピリッと切り離すことができます。また、さまざまなカバーが発売されていて、そうした革小物を選定できるのも楽しみの一つですが・・・

Rhodia には、色々なサイズがあり、それぞれにナンバリングがされています。ちょっとそのラインアップをご紹介しましょう。参照したのは、「@sigmari.life::ロディア「ロディアのサイズ」という投稿記事。

  • No.08:74mm X 210mm (A5 サイズの No.16 をちょうど縦半分にカットしたサイズ)
  • No.11:74mm X 105mm (A7 サイズ)
  • No.12:85mm X 120mm
  • No.13:105mm X 148mm (A6 サイズ)
  • No.14:110mm X 170mm
  • No.16:148mm X 210mm (A5 サイズ)
  • No.18:210mm X 297mm (A4 サイズ)
  • No.19:210mm X 318mm (カット後、A4 サイズ)

RHODIA11Support11ここで注意しなくてはいけないのは、上記のサイズはあくまでもロディア本体の大きさであるということです。ロディアはステープルで綴じられており、ミシン目から用紙をカットするので、カットされた用紙はロディア本体の大きさより綴じ代の部分だけ小さいのです。ただ、「No.19」のみは、カットされた用紙がちょうど A4 サイズになるように計算されています。

この他にもレポート用紙に使える A4 サイズの横罫線タイプや、ファックス送信メモ、テレフォンメモ、リングノートタイプの「アドバンスト・シリーズ」、マウスパッドとしても使えるメモ等、ロディアには様々なバリエーションがあります。

とにかく一度使い出すと止められないメモパッドです!

【追記:2008年03月20日】
昨日、RHODIA No.14 のサイズを確認してきました!実は、システム手帳のバイブルサイズの縦の長さと N0.14 の縦の長さが同じなので、ひょっとしてシステム手帳と統合できるかな、と考えて。

ところが、やっぱり切り取った時の RHODIA の紙片サイズが実際には表記されたサイズより小さくなるので、ちょっと問題あり!RHODIA にパンチで穴を開けてシステム手帳に閉じこもうと考えたのですが、穴一つ分小さいのです!これではちょっと不安定で・・・

【追記:2008年03月21日】
ロディアを専門にしていて、通信販売もしているショップがあるんですね!それは、「手紙堂」というショップ。ロディア用の本格的カバーも提供しているし、全てのロディア商品を品揃え。圧巻です。

紙のサイズ:A列本判とB列本判

ひょんなことから、「紙のサイズ」が必要になりました。昔も必要になって、調べたことがあったのですが、記録が無くなってしまって・・・特に A4 や B5 といった紙のサイズは記憶しておきたいのですが、何度調べても忘れてしまいます。

これらの紙のサイズは、「日本工業規格::Japanese Industry Standard (JIS)」で定められていますから、メーカーが違ってもサイズはまったく同じはずです。

ウェブページ、「DTP を学ぼう::紙のサイズ」に詳細がありますが、本ブログでも自分用に記録しておきます。

A 列本判

A0:841mm × 1189mm
A1:594mm × 841mm
A2:420mm × 594mm (ポスターなど)
A3:297mm × 420mm (ポスターなど)
A4:210mm × 297mm (楽譜・作品集・グラフ誌など)
A5:148mm × 210mm (書籍・雑誌・教科書など)
A6:105mm × 148mm (文庫本など)
A7:74mm × 105mm (ポケット辞書など)
A8:52mm × 74mm

A3 の半分が A4 で、最近のビジネス書類は、ほとんどがこのサイズを利用しています。A4 の半分が A5、A5 の半分が A6 ののサイズになっていることが解ります。特に、文庫本は、A6 サイズということは知っておいて損は無いでしょう。

B 列本判

B0:1030mm × 1456mm
B1:728mm × 1030mm (ポスターなど)
B2:515mm × 728mm (ポスターなど)
B3:364mm × 515mm (車内吊りポスターなど)
B4:257mm × 364mm (グラフ誌など)
B5:182mm × 257mm (雑誌・カタログ・地図帳)
B6:128mm × 182mm (書籍)
B7:91mm × 128mm (手帳など)
B8:61mm × 91mm

B 列本判は、最近めっきり利用しなくなりました・・・

上記の他に、名刺のサイズ、バイブルサイズの手帳リフィールのサイズ、新書サイズを知っていると便利かもしれませんね!

メモする人は脳がどんどん若返る・・・

メモする人は脳がどんどん若返る (中経の文庫 よ 1-4)手帳術やメモ術といった「Know-How」に関する本や自己啓発の本は、暫く購入することが無かったのですが、どうも本屋に山積みされていると、その本の内容に関わらず気になってしょうがない・・・悪い癖ですね!

そして、その悪い癖は、本のタイトルによって、ころっと頭を出してしまいます。「脳科学」が今私のマイブームですから、駅の小さな書店に山積みされていた米山公啓著「メモする人は脳がどんどん若返る」(中経の文庫:2008年3月)が気になって気になって。「購入しようかしまいか、どうしよう・・・」と考えたのですが、どうしても「脳」というタイトルに負けてしまって購入。薄い文庫本だったので一気に読了。

書くことは、運動神経や感覚神経、視覚中枢、言語中枢といった脳の機能の他に、感情的なことの処理や、推測する能力も必要とし、脳全体を使うことになります。脳を鍛える上で、このように脳を広く使っていくことは非常に大切です。

上記は、カバーの中に記載されていた内容です。前半、数ページに「メモすること」による脳機能を解説していますから、脳科学がまったく初めての方でも、「そうなんだ~」と感じられるかもしれません。

私個人としては、「脳科学」の書籍を読んでいますから、「書くこと」が脳を活性化するということが、全ての脳科学者共通の認識であることを知っていましたから、何も新しいことはありませんでしたが。

さて、もう一つ、脳科学の見識から、「プラス思考」というのが大きな成功の鍵であることも知っています。詳細をここで記述するのは避けますが、夢を実現するためには、「プラス思考」であることが非常に重要であるということ。この本の面白いところは、そうした脳科学をベースに「夢を実現するためのメモ術」を展開していること。

あなたのノートが「夢実現」の道具となるために、絶対に実践して欲しい 4 つの約束事をアドバイスしましょう。

  1. 感動したことを書く:どんなに小さな感動でも良いから書き留める。
  2. よかったことを書く:今日のやるべき仕事を完了できた、ってなことで良いから書き留める。
  3. 失敗はできるだけ簡単に書く:失敗の「要点」と、こうすればよかったいう「対策」のみで良い。他は忘れる!
  4. 否定されたことを肯定的に書き換える:「お前はダメだ!」と言われても、「自分の考えは斬新で今は受け入れられない」と書き留める。

(p.48~55)

どうでしょう!?上記は全て「プラス思考」にするためのメモ術です。こうした記述は、流石に他の本、特に「メモ術」に関する書籍には記述されていないのではないでしょうか。

既に、手帳はこなしているし、メモも結構とっているという方には、上記はちょっと参考になるのでは・・・また、それこそ「何を書いたら良いのか解らない」という方は、本書のメモをとるための 27 の「ネタ」を参考にされたらどうでしょう。「なんだ!こんなことでも良いのか」といった気付きがあるかもしれません。

結局のところ、書いたメモは、何度も読み返すことが重要、というのが私の自論ですが、本書でも同様の事を主張していますので、まんざら私の自論も間違っていないかも・・・

小説から学ぶ「白馬の騎士」と「マネジメント・バイアウト」

株主総会 (幻冬舎文庫)以前、ホリエモンこと堀江貴文氏率いるライブドアが、ニッポン放送を買収しようとして問題になった時、SBI ホールディングス株式会社の北尾吉孝氏が彗星のごとく登場し、マスコミや週刊誌等で、北尾氏を「白馬の騎士、現る!」と報じていた記憶がある方も多いのではないでしょうか。

先日読了した牛島信著「株主総会」(幻冬舎文庫:1999年4月)には、正にこの「白馬の騎士」に関して、若手弁護士の会話が登場します。

ライブドアのニッポン放送買収が確か 2005 年でしたから、本書が出版された 1999 年頃では無縁のことだったのではないでしょうか。

ホワイト・ナイトは訳して白馬の騎士。つまり、敵対的な買収をかけられた会社の依頼で、現経営陣と協力してその敵対的な買収を阻むために、自分が乗り出して友好的買収をする立場の会社のことです。邪悪な怪物に襲われる寸前のお姫様のところに白馬にまたがった王子様が駆けつける、というあれですよ。(p.162)

更に、上記の会話は、別の敵対的買収に対する他の方法に関しても続きます。

マネジメント・バイアウトというのは、経営陣が自分の会社の資産を担保に金を作って自分の会社の株を買い上げることです。

昔は、「敵対的買収」なんてことは、海外での特別事情と思われていましたが、いよいよ日本でも身近な出来事になった瞬間でしたよね、ライブドアの問題は。

こうした現実の出来事が小説になる!ビジネスの世界に興味が無い方には、「株主総会」という小説は、とっても退屈な小説かもしれませんが、私のようなビジネスの世界で生きている輩にとっては、とても興味深い内容のはずですが・・・

こうしたことは、小説の中だけで充分と感じながらも身が引き締まる感覚でしたが、小説でこうして一つでも二つでも何かを吸収できると、とっても有意義だった感覚になるのは、きっと私だけでは無いはず!?

牛島信氏、「株主総会」は企業小説だって!

最近では、フィクションとして経済小説といった分野を読んでいますが、経済小説として分類されていた!?楡周平著「新装版・Cの福音」(宝島社文庫:2005年4月)を皮切りに楡周平氏の本を読みあさろうかとも思っていたのですが、どちらかというとハードボイルド小説で、経済小説というにはちょっと距離がある!

もうちょっと経済小説に相応しい書籍は無いものか・・・

株主総会 (幻冬舎文庫)そこで、インターネットで検索している内に見つけたのが、現役弁護士であるという牛島信氏による牛島信著「株主総会」(幻冬舎文庫:1999年4月)でした。企業買収や業界再編といった企業自体の統廃合が進む中で、ちょっと面白い話題かな、と思っての購入でした。出版が結構昔で気になったのですが・・・

ちょっと出だしが、余りにも唐突で、リストラ対象社員が、株主総会で一発逆転、社長に就任するといった、実社会でこんな事が本当に起きるのかな、と一瞬躊躇しましたが、法律的な根拠が記述され、何といっても小説の世界ですから、それはそれで良いと思い直して読み進めると、結構面白い。私にとっては、心地良いストーリー展開の速さだし、企業法務に関する説明も、会話形式で詳細が読み取れます。

「あとがき」にありますが、この小説は企業法律小説という分野らしいのですが、経済小説との違いが良く解りません。ただ、あまりそうしたことに拘る事無く、読み進めるのが良いのでしょうね。

【追記:2008年03月14日】
本日、通勤中に「株主総会」を読了しました。後半、やはり弁護士同士の駆け引きに終始してしまった感があり、もうちょっと企業人達のやり取りがあっても面白かったかな、と感じましたが、結構楽しめました!

以前、「ジョン・グリシャム」というタイトルで投稿記事を公開しましたが、このジョン・グリシャムも現役弁護士でしたが、結構弁護士に縁がある!?

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