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カテゴリー:「戯言」に関するアーカイブ

あまり本サイトの趣旨と関係無いけど、ちょっと記憶しておきたい内容に関する投稿記事。

経済小説というカテゴリーがある!

最近は読書量が増えていますが、その本の分野は「教養書」という分野であることは、本ブログの投稿記事「本を読む本:本を分類する!」でご紹介しました。

「教養書」に関しては、もっと詳細に分類することを試みたいと思いますが、もう一つのカテゴリーである「フィクション」に関しては、詳細に分類を試みるよりも、本当に楽しめる本を可能な限り効率良く選定できるようにしたいと考えています。

それにしても、小説、戯曲、叙事詩、抒情詩等とその範囲が広く、小説一つとってもその範囲は膨大になると思います。戯曲、叙事詩、抒情詩といった範囲の本には、まったく興味がないので、自然と小説を読んでみたいということになるのですが・・・

「ジョン・グリシャム」を夢中で読んでいた頃があったことは、本ブログの投稿記事「ジョン・グリシャム: John Grisham」で公開しましたが、もうちょっと冷静に振り返ってみると・・・

昨年亡くなった城山三郎氏の小説、「総会屋錦城」をきっかけに、「役員室午後三時」「官僚たちの夏」を読んだ記憶があります。また、「白い巨塔」「華麗なる一族」を執筆された山崎豊子氏も読んだな。

こうして振り返ってみると、企業や医療と現実の世界に近い小説が多いし、またそうした世界観のある小説であれば、気楽に楽しむことができそうです。若い時と違って、もうちょっと感じ方が違うかも。

そこで、インターネットを徘徊して、城山三郎氏や山崎豊子氏を検索していると、「Wikipedia::経済小説」というページを発見しました!どうやら、小説の中の一分野であって、城山三郎氏や山崎豊子氏もカテゴライズされています。

経済小説は、企業、業界、人物(経営者、中間管理職、サラリーマン)、経済現象、経済事件などを扱う小説の総称

上記の Wikipedia では、どうやって世代を決定したのか不明ですが、第一世代から第七世代までが分かれていて、第一世代として城山三郎氏、第二世代として山崎豊子氏をあげています。

その他、各世代で沢山の作家の名前がリストされていますが、その中でも、私の記憶にある(といっても書籍を読んだことはありませんが・・・)作家の名前はというと以下の通りです。

  • 第二世代:清水一行
  • 第三世代:高杉良
  • 第四世代:大下英治
  • 第六世代:幸田真音
  • 第七世代:真山仁

特に、真山仁氏は最近注目を浴びている経済小説作家と聞いたことがありますので、興味がありますし、「KBS 小幡ゼミ生のつぶやき::経済小説」で推奨されている黒木亮氏や牛島信氏も面白そうですね!

そうした中、ちょっと気になるのが、第七世代にリストされている楡周平(にれ しゅうへい)著「新装版・Cの福音」宝島社文庫:2005年4月)かな。経済小説というと銀行や病院、更には保険や証券といった世界が多い!?のですが、この楡氏の作品は、コンピュータネットワークを駆使した「悪」の世界を描いているようですから。

楡周平氏の代表作!?は、シリーズ化されいることもあって、そのデビュー作から読んでみたい。そのシリーズとは、以下の通りです。

朝倉恭介シリーズ(宝島社)

  1. 【2008年03月04日購入】:【読了】Cの福音(単行本:1996年2月、文庫版:1998年8月、文庫新装版:2005年5月)
  2. 猛禽の宴 続・Cの福音(単行本:1997年12月、文庫版:1999年9月、文庫新装版:2005年8月)
  3. ターゲット(単行本:1999年11月、文庫版:2001年2月、文庫新装版:2005年11月)
  4. 朝倉恭介 Cの福音・完結編(単行本:2001年3月、文庫版:2002年2月、文庫新装版:2005年11月)

更に、もう一つのシリーズは・・・

川瀬雅彦シリーズ(宝島社)

  1. クーデター(単行本:1997年3月、文庫版:1998年12月、文庫新装版:2005年11月)
  2. クラッシュ(単行本:1998年12月、文庫版:2000年4月、文庫新装版:2005年4月)

上記だけでも結構量がありますね~

【追記:2008年03月06日】
経済小説って、インターネットで探していると意外にそうしたカテゴリーが少ないのかな、何て感じていましたが・・・何と身近に「経済・社会小説」ってのがありました。それは、「Amazon::経済・社会小説」というジャンルで括られていました。

2008 年 3 月 6 日時点で、売上トップは、本文でも興味があると記述した真山仁著「ハゲタカ(上・下)」(講談社文庫:2006年3月)です。これも何かの因縁!?

【追記:2008年03月07日】
上記本文中に登場している牛島信氏は、現役の弁護士さんらしいですね。以前、本ブログの投稿記事、「ジョン・グリシャム」も現役の弁護士でした!牛島氏のデビュー作は、牛島信著「株主総会」(幻冬舎文庫:1999年4月)とちょっと昔ですが、探してみる価値はありそうですね!

【追記:2008年03月11日】
新潮文庫のウェブサイトを確認してみると、「経済・社会小説」というジャンルがあるのを確認しました。著者による「経済・社会小説」を選定していくのが難しいので、こうした出版社で選定していくのも面白いかも。

本を読む本:本を分類する!

本を読む本 (講談社学術文庫)本ブログの投稿記事、「「書評」に関する考察」で話題にした勝間和代氏ですが、その勝間氏の推奨する良書というものを全てリストしている投稿記事があります。

それは、「Movable Type や Internet の世界では、知らない人がいないのでは」と思われるブログ「小粋空間」というブログでの投稿記事で、ちょっと意外でしたが「小粋空間::勝間和代さんが選んだ良書・50冊」がそれです。

本ブログで、投稿記事、「成毛眞氏の「超並列」読書術」を公開したこともあって、所謂「読書術」にちょっと興味があったのと同時に、上記の投稿記事のリストの中に、モーティマー・J. アドラー、C.V. ドーレン著、外山滋比古、槇未知子訳「本を読む本」(講談社学術文庫:1997年10月)をみつけ、早速購入して読み始めました!

「本を読む本」、これがなかなか読み応えがあるし、「たかが読書、されど読書」といった内容で、私個人としては、とても参考になるのでじっくりと読み進んでいるのですが、そうした中に、「本を分類する」という章があります。

成毛氏にとっては、どうでもいいことかもしれませんが、やはり限られた時間で、無駄なく興味のある面白い書籍をピンポイントで発見したい!そう考えると「本の分類」を参考に、自分がどの分野を多く読んでいるのかを傾向として把握しておくことは、結構有効だろうと思うわけです。

「本を読む本」では、本を大きく 2 つに分類しています。1 つは、小説、戯曲、叙事詩、抒情詩等の「フィクション」で、もう 1 つは知識を伝える「教養書」です。前者に関しては、「フィクション」か「ノンフィクション」かを分類することは重要ではないとしていて、本文では「教養書」の更なる分類を詳細に説明していますので、興味がある方は本文を参照して欲しいと思います。

私個人は、上記の分類を参考にすると、今も昔も「教養書」ばかりを読んでいて、名著と言われているような「フィクション」や「ベスト・セラー」なんていうのもあまり読んでいません。興味のある推理小説やサイエンスフィクション、ミステリーに娯楽といった領域の「フィクション」は、「買って内容が外れたら嫌だな~」と購入前に考えてしまって、どうしても読まない傾向があります。

それでも、「教養書」はかりを多読しているのもちょっと疲れるので、最近では本屋に行けば「フィクション」の棚も眺めては、面白そうな本を物色している毎日です。

インターハイ準決勝がスタート!Dear Boys ACT II 27巻

DEAR BOYS ACT2 27 (27) (月刊マガジンコミックス)王者・天童寺、昨年の屈辱を誓う明和大日立のインターハイ準決勝がスタートしました。これまで、ストーリーとしては何度も登場していた天童寺ののいよいよ試合が観戦できる!

勿論、インターハイといっても現実の世界ではなく、愛読している八神ひろき「DEAR BOYS ACT2 27 (27)」(月刊マガジンコミックス:2008年2月)でのことですが。

26 巻を読んだのが 2007 年 10 月 20 日!それから 4 ヶ月も経過してのインターハイ準決勝で、肝心の瑞穂は登場していません。それでも、天童寺が登場し、その静かであって、それでいて激しい試合展開は、充分に楽しめます。当然ですが、試合は 27 巻では完了していませんよ。

秋田県の王者・天童寺・・・私が高校生だった時に、正に王者だった秋田能代工業!未だに強豪として全国大会出場としては常連校のようです。一方、明和大日立は、茨城県からのインターハイ出場。これは、正に茨城県の名門、土浦日大といったところでしょうか。

現実の世界と漫画の世界がダブってしまってとっても疲れますが、その展開はバスケットボールの漫画としては、非現実的なプレーも少ないし、よりリアリティーが漫画ですから、とってもお勧めです。

内田樹氏のデビュー作、「ためらいの倫理学」に挑戦だ!

ためらいの倫理学―戦争・性・物語 (角川文庫)出会いは(といっても実際にお会いしたわけではありませんが・・・)、雑誌に掲載された「大学入試に良く出る現代文の著者」のリストにあったまったく知らない著者、内田樹(うちだたつる)という名前を見たことから始まりました。

詳細は、本ブログの投稿記事「大学入試「現代文頻出著者」ランキング!?」を参照して頂くとして、なぜ内田樹氏に興味を持ったかというと、まったく知らない名前だったことが最も大きな理由ですが、加えて専門がフランス現代思想と武道といったまったく異なる分野であり、尚且つ大学教授であったからでした。

私が接する大学教授のような「先生」と呼ばれている方々は、とにかく自分の主張や研究内容が正しいという前提で、周囲の人達に押し付ける人種、といった感想があり、自分が全て正しいといったオーラがあまりにも強過ぎて、近寄り難い雰囲気があったらなのです。

「どうせ、この内田樹という大学教授も同じ人種だろう!」といった偏見があり、「フランス現代思想」と「武道」という一般人では到底理解できそうにない事柄を専門としているということで、その偏見は更に強くなっていました。

そして、最初の本として選択したのが、「合気道をやっている」ということと、「専門が武道」といったことから、ちょっとだけ興味があって、「文庫本であれば、内田樹氏の本の内容が外れでも、損害は少ないから良いだろう・・・」と気楽な気持ちで購入した内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)という文庫本!これが衝撃的な内容でした。何やら、これまでもやもやっとしていたスポーツに関する疑問が、まるで霧が晴れるように、す~っと視界良好になっていきました。

その後、2 冊目として内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を読了、更に 3 冊目として、内田樹著「14歳の子を持つ親たちへ」(新潮新書:2005年4月)を一気に読了。

とにかく全てが読み易く、す~っと内容が自分の中に入ってくる感じが止めらなくなった理由です。

書店へ足を運んでは、内田樹氏の新書と文庫を探し、「まえがき」を読んでいく内に、内田樹著「ためらいの倫理学―戦争・性・物語」(角川文庫:2003年8月)が、どうやら単著としては「デビュー作」らしいことが解りました。

これまでの 3 冊とは、ちょっと趣が違っていますし、「倫理学」といったまったく未知の世界のタイトルでしたから躊躇もしましたが、「興味がある著者ならデビュー作を読む必要があるだろう」と勝手に決めて購入。読み始めました。

まだ、前半部分の「戦争」に関する章の途中ですが、これまでまったく「戦争」をテーマにした本を読んだことがありませんでしたから、正に「挑戦」ということになりました・・・

それにしても、「戦争」は怖い、といった上で「実際には良く解らない」から、普段は語らない、とと前半で記述していますが、こうした素直に「解らないものは解らない」と何もためらいもなく記述できるところに、内田氏の文献の良さがありそうです。

周囲の批判や反論をまったく臆する事無く、自分の考えを解りやすく説明しているところに好感が持てるのでしょう。また、内田氏のマイノリティーとしての意見に(マイノリティーに関しては、投稿記事「内田樹氏、何で 14 歳というタイトル!?」を参照して下さい)、どこかで私自身が合意しているところも次々と読んでみたくなる理由かもしれません。

東武百貨店池袋店 vs. 西武池袋本店

西武ロゴ最近では、仕事の関係で池袋へよく行きますが、どうも時間管理が悪いせいか、仕事のミーティングまでに時間が空いてしまいます。多い時には、3 時間、少ない時でも 1 時間も時間に余裕が出てしまいます。

こうした空き時間を、流行のスターバックスのようなお店で時間を潰しても良いのですが、どうもじっとコーヒーを飲んでいられる性分ではないので、いつもは西武池袋本店へ直行します。

地下 2 階には、LIBRO があって、いろいろな本を物色してたり、その後、LOFT へ行って文房具を見たりしています。実際には、西武池袋本店とは言えないのかもしれませんが、その大きさとスケールに圧倒されます。

しかし、何度行っても、この西武池袋本店が好きになれません!

モダンな建物で、結構若い人達で常に混雑していますが、どうも案内が解り難い!池袋は、町全体が案内が不親切と思っているのですが、それにしても西武池袋本店は、どうやって LOFT まで行けば良いのか、LIBLO はどっちの方向なのか、まったく解らなくなります。

また、書籍と文具に特に興味がありますが、LIBRO と LOFT は、ちょっと歩けば辿り着くような距離ではありません。更に、JR や地下鉄へ乗ろうと思っても、今度は乗車口が解らない・・・

東武ロゴこんな経緯を経て、最近ではもっぱら「東武百貨店池袋店」の常連になりつつあります。

「東武百貨店池袋店」は、西武池袋本店とは、対極の位置にありますが、その距離は知れたもの!決してモダンではなく、昔ながらの百貨店スタイル。つまり、単純に縦に大きなビルに、各階のフロアは、とってもシンプルです。どちらかというと、西武のモダンに比べて、東武はクラシックと表現できるのではないでしょうか。

更に、私が最も興味がある書籍と文具は、まったく同じ 7 階に位置していて、ちょっと歩けば両方を観察できます。また、文具は「ITO-YA 池袋店」であり、書籍は、「旭屋書店池袋店」です。

ITO-YA 池袋店どちらも、ビジネスパーソン向けの品揃えで有名!?なお店ですから、両方で満足することができます。

どうも一般的には、東武百貨店は、クラシックなイメージが強くて、なかなか足を運ぶ方が少ない!?と聞きますが、上記の理由から、最近ではもっぱら「東武百貨店池袋店」で出没しています。

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