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カテゴリー:「戯言」に関するアーカイブ

あまり本サイトの趣旨と関係無いけど、ちょっと記憶しておきたい内容に関する投稿記事。

USB アプリを一気にアップグレード!

USB メモリーのランチャーソフトとして、PortableApps Suite Base Edition を採用して、多種のアプリケーションを持ち歩いています。詳細は、本ブログの「持ち歩きソフト」を参照して頂きたいのですが・・・

しばらく、ほったらかしになっていた「USB アプリ」を一気にアップグレードしました。理由は、いくつかのソフトが、稼動に不安定なところがあったため!

下記にアップグレードしたソフトをリストしておきますが、詳細なアプリの説明は、前述したページに示してあります。

インターネット関連アプリケーション

ウェブブラウザ、メールクライアント、FTP クライアントが私の場合は絶対に必要!ウェブアプリケーションを利用していることと、メールは仕事用に添付ファイルのあるメールがとっても多いので、メールクライアントは必須。更には、やっぱり仕事用に FTP でのファイルのやり取りが多いので・・・

  1. Mozilla Firefox, Portable Edition 2.0.0.12
  2. Portable Sleipnir 2.6.2
  3. FFFTP 1.96b

ユーティリティー関連アプリケーション

PortableApps Suite には、標準でバックアップのためのアプリケーションが同梱されていますが、個人的には、USB メモリーとコピーも実施したい、という欲求が強くて・・・

  1. Toucan 1.2.1
  2. UnplugDrive Portable 0.4.1.2
  3. 7-Zip Portable 4.57
  4. KeePass Password Safe Portable 1.1
  5. ClamWin Portable 0.91.2

ちょっとほっといたら、結構バージョンアップする必要があってビックリしましたが・・・無事全て必要なアップグレードは完了しました。

新運動理論!?身体から革命を起こす

身体から革命を起こす (新潮文庫 こ 43-1)以前の本ブログの投稿記事、「新運動理論」でご紹介した文庫、甲野善紀、田中聡著「身体から革命を起こす」(新潮文庫:2007年8月)を読み始めました。

これまで、甲野善紀氏には興味があって、いろいろと文庫や単行本を読んでみようと試みましたが、私のような凡人には、ちょっと難しい・・・「何のための記述なのか」と何度読み返す部分も多く、読了ができませんでした。

ところが、この「身体から革命を起こす」は、田中聡氏の絶妙なタイミングでの甲野氏の説明を入れ、田中氏の言葉で話を展開するので、素人である私にも理解し易く構成されています。

これまで、甲野氏に関する考え方は、内田樹氏の文献で触れていますから、その分、これまでよりも理解力が私にできていることは事実ですが。

まだまだ前半ですが、指導者やコーチに対する批判、学校教育に対する批判、そして現代スポーツに関する間違った姿勢・・・どれをとっても、背景には強い信念と実践から得た体験談もあり、非常に説得力があります。

読み易い文体で、上記のような独自の視点での考え方は、すらすらと理解できる!内容に、それほど期待していなかった(失礼)ので、この文庫は、「当たり」の気配。

読後感は、もうちょっと読み進めてから公開していこうと思います。

知的生産術って、そもそも何ですか!?

いろいろなブログでも話題沸騰!?の「知的生産術」という言葉。最近では、勝間和代女史の「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」(ダイヤモンド社:2007年12月)という単行本が売れているようで、ブログでもいろいろと引用されているようです。

私個人は、そもそも「知的生産術」という言葉が解りません。所謂、作業効率を上げる、という解釈で良いのでしょうか?

もし、「作業効率を上げる」という解釈が正しいとすれば、そうしたことは、かなり以前から日本企業が世界をリードして実践してきたわけですから、何も今更騒がなくても良いのではないかという感触なのですが。

その昔、戦争に負けた日本は、「安かろう、悪かろう」と世界で評価される日本の商品を、徹底して品質に拘り、「カイゼン」を積み重ねて、日本を経済大国までのし上げた企業の実績がその事実を証明しています。

そうした実績は、何も語られることもなく、「知的生産術」といわれても、ちょっとピンとこないな~なんて考えている私は、ちょっと変わり者!?

万年筆と自動車

文房具好きの方であれば、一度は閲覧した頃があるであろう「手帳とカバンのホームペーヂ」。片手に葉巻を、そしてとっておきのブレンドコーヒーを飲みながら、ゆっくりと読んでいるのが似合いそうな内容ですので、一度ゆっくりと拝読されることをお勧めします。

ペリカンスーベレーンペリカン Supportさてそんな「手帳とカバンのホームペーヂ」にあるコラムが、この度「手帳公論」として独立したブログになりました。そこに、「手帳公論::万年筆を買いに(ペリカンM400購入記)」という投稿記事が公開されています。2005 年に公開されたウェブページの内容を加筆訂正したものですが、なかなか読み応えがあります。

そうした投稿記事の内容で、特に以下の内容は、とても興味深いので引用させて頂きました(って、結構長々と無断で掲載させて頂きました・・・)

万年筆と車は、共通することが実に多いと思う。
日本、ドイツ、イタリア、フランスなど、多くの国の製品がそろっている。そして、それぞれの国で生産されている万年筆は、その国々で生産している車の雰囲気と一致するところが多々ある。

ドイツ製のペンはドイツ車と同じ地味だが質実剛健。イタリア製は華がありデザイン的に他を圧倒している。国産万年筆も、車と同じようなクオリティの高さが魅力の一つだ。

上記のような説明で始まるコラム記事は、まずはドイツを例に挙げて以下のように続きます。

私の持つ印象として、モンブランはメルセデス。モンブランの黒塗りの躯体に映えるホワイトスターをみると、メルセデス・ベンツのボンネットやフロントに輝く「スリーポインテッド・スター」のイメージが一致する。ペリカンはメルツェデスに比べて、スポーティさがあるBMW。その威容はモンブランと同じ重厚感を放っている。

ポルシェはそのままポルシェデザインといきたいところだが、わたしの中ではファーバーカステルの伯爵シリーズ。Lamyはカジュアルさがその魅力のフォルクスワーゲン

流石に、ドイツが好き、と言われるだけのことはあって、詳細に説明されていますね!コラムは、更にイタリアへ移行します。

イタリアはもっとわかりやすい。モンテグラッパはフェラーリデルタはアルファロメオ(この2つはそのまま!)。派手で馬力を追求していく姿勢は、車も万年筆も同じ太陽のエネルギーを感じることができる。

イタリアとしては、アウロラをどう感じているのかをちょっと知りたかったな~と感じながらも更に続きを読みます。

国産を見てみると、パイロットはトヨタ、セーラーはニッチの独自路線を追求するのが上手なマツダといったところか?(単純に広島イメージから来ているのかもしれないが)

ちょっとマツダというが気になりますが、そこはご愛嬌!個人的には、ホンダの方が適切かな、何て感じながら、良く当たっている、何て考えて読み進めました。

こう見ると、万年筆は車と同じ工業製品ということがよくわかる。
いくらエレクトロニクス技術が発展しても、タイヤ4つでアクセルとハンドルで操作する車も、毛細管現象を利用した万年筆も、基本構造は生み出された当初と現代とでたいして変わらない。ある程度確立された基礎技術の中で、各社デザインや新素材・新技術を活用して競い合っているところなどが、車とイメージが一致することが多いのかもしれない。

わたしの中での車のイメージは、やはりドイツ車のポイントが高いので、万年筆も自然とドイツ製品に魅力を感じてしまう。そうしたドイツペンの中で、ペリカン・スーベレーンシリーズのボルドーは、イタリア製とは別な種類の「地味な中での華」があり、わたしの心をとらえていた。

上記の内容には、反論される方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあくまでも感覚として解釈するべきで、反論や批判をすべき内容ではありませんよね!

今、「ペリカン・スーベレーン M400」にとっても興味があるし、Lamy Safari は既に 2 本を利用して、ペリカン・トラディッショナルを常用していますから、万年筆履歴が似ている!?ので、とっても参考にしています。

【追記有】内田樹氏の著書をもうちょっと読んでみたい!

私の身体は頭がいい (文春文庫 う 19-2)事の発端は、本ブログの投稿記事、「大学入試「現代文頻出著者」ランキング!?」を公開して、内田樹(うちだたつる)氏に関しての記述を掲載したことに始まりました。

恥ずかしながら、それまでまったく知らなかった内田樹氏に関して、「合気道をやっている」ということと、「専門が武道」といったことから、ちょっとだけ興味があって、「文庫本であれば、内田樹氏の本の内容が外れでも、損害は少ないから良いだろう・・・」と気楽な気持ちで購入した内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)という文庫本!これが衝撃的な内容でした。何やら、これまでもやもやっとしていたスポーツに関する疑問が、まるで霧が晴れるように、す~っと視界良好になっていきました。

合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 [朝日新書064] (朝日新書 64)ただ、この文庫本、エッセイ集というだけあって、短編の寄せ集めで、文庫本のタイトルとしては、ちょっと疑問に思うような内容の短編も掲載されている!

そこで、もうちょっと詳細に記述してあるのでは、という考えで、内田氏の本としては、2 冊目となる内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を購入。序盤は、「私の身体は頭がいい」に啓されている内容が繰り返されていて、ちょっとがっかりしていたのですが、後半に進むにつれて、現代スポーツの問題点や、体育教育に関する批判とその根拠を、内田氏独特の切り口と、平尾剛氏の実体験とで、まるで隙がない内容になっていきます。これがまた小気味良い!

こうなったら、もうちょっと内田樹氏の「身体論」以外の本も読みたい!珍しく、そうした感覚が湧いています。めったに、一人の著者に傾注することがない私ですが、この内田樹氏は、どうもはまってしまいます・・・

そこで、ちょっと内田樹氏の著書で、私個人が興味を持っている新書と文庫本に限定して、リストしておきましょう。

まずは、文庫本のリストから!

さてさて、新書はというと・・・

上記は、2000 年以降に出版された新書、文庫本のリストです。全てを読むかどうかは、現在まったく解りませんし、途中で単行本へ移行するかもしれませんし・・・それにして多いですね~

どれから読もうかな・・・まずは、中学 2 年生の娘がいますから、内田樹著「14歳の子を持つ親たちへ」(新潮新書:2005年4月)からでも読んでみようかな。

【追記:2008年02月16日】
昨日ちょっと立ち寄った書店で上記の本を探してみました。(どれってことではなくて、内田樹氏の文庫本や新書全般を探しました・・・)

あったりなかったりでしたが、その中でもちょっと気になったのが、内田樹著「ためらいの倫理学―戦争・性・物語」(角川文庫:2003年8月)です。前書きを読んでみると、どうやらこの文庫本(もともとは単行本!?)の内容は、内田樹氏のデビュー作のようです。インターネットで公開しているブログの投稿記事を総括した作品らしいのです。

更に興味深いのは、私が興味を持っている宮崎哲弥氏に関する記述がある!本ブログでも、いくつか宮崎氏に関しての投稿記事を公開していますが、その一つ、「宮崎哲弥氏がいう啓蒙三羽烏」にその理由を簡単に記述しています。

さてさて、内田樹氏ですが、宮崎氏に関してはとっても批判的!?こりゃ、読まずにはいられませんが、今はまず「14歳の子を持つ親たちへ」を読んでみよう・・・

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