「パナソニック」で良いじゃない!?
1989 年から 1996 年まで、アメリカに在住していましたが、良くアメリカ人から、「SONY は世界中、どんな商品も SONY なのに Panasonic は、松下とかナショナルとか・・・何で違う名前を使っているの?」と質問されたことを覚えています。
私は、特に日本人ということ以外、Panasonic に勤務しているわけではないし、日本在住の時に、アメリカ人のような疑問を抱きませんでしたから、こうした質問は本当に新鮮だったことを記憶しています。
そんな松下電器が、そしてナショナルというブランド名が「パナソニック」に統一されるようです。「CNET Japan::松下電器がパナソニック株式会社へと社名を変更」に以下のように記述されています。
松下電器産業は、今年 10 月 1 日付けで社名を「パナソニック株式会社」へと変更すると発表した。これにより、現在白物家電や住宅設備機器分野で使用されている「ナショナル」ブランドもパナソニックブランドへと統一される。
大きな理由としては、「社名とグローバルブランドを一本化するとともに、国内ブランドも統一することで、パナソニックブランドの価値向上につなげる」ためだそうですが、私個人としては、何を今更といった感がありますが、日本国内では、コマーシャルでの「あっかる~いナッショナ~ル」といった音楽は、誰でも耳に残っているではないでしょうか!?
我が家では、意外と Panasnic 製品が少ない・・・家電はほとんどが東芝だし、携帯電話は富士通だし、PC は SONY だし・・・結局は、壊れている Panasonic 製のビデオカメラだけかな。と、周囲を見渡すと、何と携帯オーディオが Panasonic で 3 機が色違いですがまったく同じ型のものがあります。
我妻も長女も次女も、音楽の「音」の質には拘りがあるようですが、3 人が揃って、「Panasonic の音」の良さを認めているようです。そもそも Panasonic は、AV 機器のブランド名ですから、音が良いのは当たり前かもしれませんが。
今後のパナソニックの世界戦略に注目です。