XserverXserverSupportDomainDomainSupportMany-KingMany-King Support

カテゴリー:「戯言」に関するアーカイブ

あまり本サイトの趣旨と関係無いけど、ちょっと記憶しておきたい内容に関する投稿記事。

やっと終了のインターハイ準々決勝!Dear Boys Act II 26 巻

以前、本ブログの投稿記事、「バスケットボール漫画ってこんなにあるんだ!?」を公開しました。調べてみると、本当に沢山のバスケットボール漫画があるので、ちょっとビックリしたのですが・・・

DEAR BOYS ACT2 26とにかく、今の一押しは、「Dear Boys」という高校生を中心したバスケットボール漫画!世間では良くありそうなバスケットボールでは、無名の高校が県大会を勝ち抜き、インターハイへ進出。次々と強豪を下し、全国一を目指して戦っていくというストーリー。

あらすじ的には、ありふれているような内容ですが、この漫画、そのストーリーの臨場感が凄い!派手なダンクシュートもあるのですが、決して試合中のダンクシュートに無理が無いし、タイムアウトをとった時の会話にも無理が無いんですよね!きっと作者の八神ひろき氏の膨大な取材があっての臨場感ではないかな~と感心しながら読んでいます。

この漫画、実は最大の欠点は、新刊が出版されるまでに長~く待たされる!そうかと思うとすっと出版されたりとまったく規則性がありません。「Dear Boys Act II 25 巻」で散々競った試合を展開して、やっと出版された「Dear Boys Act II 26 巻」では、あまりにも簡単にインターハイ準々決勝が終了してしまいました・・・ちょっとガッカリ!

それでも、ストーリー性として充分満足できる内容だったと思うのですが・・・やっとインターハイ準々決勝が終わりました。次回からはきっと宿敵成田中央との対戦。インターハイ凖決勝が始まるはず!準決勝はいったい何ヶ月が費やされるのでしょう!?何せ、1 年越しで 1 試合が終わるって事もあったような気がする・・・

勝負に勝つために勝負脳を全開にする 9 つの秘訣!

投稿記事、「できる人間のための 4 つの能力段階」において、運動能力を高めるために第 3 の知能、表現する能力である多重知能が必要であることを、新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)から抜粋してご紹介しました。

同書においては、「運動神経を高める」ことは、第 3 の知能を向上することによって達成でるが、それだけでは勝負に勝てるようにはならない、としています。「勝負に勝つ」こと、即ち第 4 の知能である「独創的創造能力」を向上させる必要があるとしています。これこそが、「勝負脳」であると主張されているわけです。

試合中、緊張度の高いビジネスの最中、更にはいろいろな勝負の場面で、攻める戦略を創造できるような脳が必要であって、それを高いレベルで維持することが、世界で活躍するための最短の方法である、と説いているわけです。

させ、上記の新書には、そうした「勝負脳」を全開にするための以下の 9 つの秘訣を紹介しています。リストは、私なりの解釈を加えています。

  1. サイコサイバネティックス理論(目的実現理論とも呼ばれる)を応用せよ:目的、目標を明確にして、更にはそれらを達成するための行動計画をたてよ!
  2. 最初から 100% 集中せよ!:試合開始と同時に 100% 全開で戦え!
  3. 相手の攻撃は最大のチャンス:相手にはあえて攻撃させ、攻撃を持って撃沈させるように攻めよ!
  4. 相手の長所を打ち砕け:長所を打ち砕くよう普段から高い目標を持って鍛錬せよ!
  5. 相手の立場になって勝ち方のイメージをつくれ:先入観や昔の情報に惑わされず、その日のその試合中に、相手の立場を見抜く洞察力を付けよ!
  6. 脳の温度上昇に注意:長時間の戦いのために、脳を冷やせ!
  7. 脳の疲労は勝負の大敵:必ず疲労する脳は、日常生活において、てきぱきと一日の仕事や目標を達成する行動パターンをつくれ!
  8. 勝負の最中にリラックスするな:「素晴らしい戦いをしよう」といった心の高まりを維持しろ!
  9. 緊張しすぎた時の対処法:呼吸法の活用し、伸筋・縮筋を意識し、笑顔を鍛え、そして結果を意識するな!

上記の第 1 項以外は、試合中に実践しなければなりません。即ち、試合を積み重ねていかなければ、「勝負脳」を鍛えることはできそうにありませんね!

こうした内容は、「記憶は失敗を繰り返して向上させよ」と説いている新書、池谷裕二著「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」(ブルーバックス:2001年1月)でも通ずるところがありますよね!

記憶力を高め、記憶をより簡単に引き出すために

スポーツに限らず、勉強や仕事とありとあらゆる事象に対して、「イメージ記憶」といわれる記憶が重要であることは、本ブログの投稿記事である「スポーツ上達のキーであるイメージ記憶とは!?」で公開しました。

さて、こうした「イメージ記憶」を高めることができれば、理屈上はスポーツ等の能力を向上させることができる!ではどうやって・・・という問いが出てくるのが当然ですね。これまでも幾度も登場している新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)には、以下のことを何度もよく見て覚えること。そして実行することによって記憶力は高まるとしています。

  1. 海馬回(かいばかい):学習する・覚える
  2. 扁桃核(へんとうかく):感動する
  3. 視床下部(ししょうかぶ):意欲を高める
  4. 側坐核(そくざかく):好きになる
  5. 尾状核(びじょうかく):感情を込める
  6. 嗅結節(きゅうけつせつ):香りを嗅ぐ
  7. 前頭連合野(ぜんとうれんごうや):良く考える

上記の 7 つは、本ブログの「「意識」「心」「記憶」を調整するモジュレータ神経群」でも触れていますので興味のある方は参照して下さい。

さて、上記の 7 つは、人間の心を生み出すとしていて、記憶と心が連動しているのですから、心を高めれば、記憶も向上するということになる、ということを根拠にしています。どんなに優れたコーチからテニスを習っても、ゴルフを教えてもらっても、教えられている本人が、そのコーチを好きでなければいけないし、教えられたことに対して感動しなければ記憶に残らない・・・私個人も経験的にも納得できる内容です。

記憶は、上記の方法で高めることができますが、実際にはそうして蓄えられた記憶を引き出す必要があります。当然ですが、何度も何度も同じ事を繰り返し実行することで実践に繋げる方法はありますが、もっと効果的に記憶を引き出す方法はないか。

上記の新書では、以下の 7 つの方法を推奨しています。

  1. 人の話はできるだけ興味を持って。感動して聞くようにする。
  2. 覚える内容にも興味を持ち、好きになるようにする。
  3. 長時間の学習はできるだけ避け、時間を限定して集中して覚える。
  4. 覚える内容を、自分の得意なものと関連づける。
  5. 声に出して覚える。
  6. 覚える内容について、自分で独自に考え、勉強する。
  7. 覚えたものは、その日のうちに一度、目を閉じて声に出してみる。

上記 7 つを実行することによって、「イメージ記憶」を引き出し易くなるとしています。どうでしょう。スポーツに限らず、勉強においては、「好きな先生が担当する好きな教科」は成績も良かったのでは無いでしょうか!?

次女のテニス!まずは担当コーチを好きになること、そして教えてもらうことに感動すること、短時間で集中してやること、更に受けたレッスン内容は、その日のうちに声を出して復習すること・・・これだけでも上達の速度は向上するのではないでしょうか・・・

スポーツ上達のキーであるイメージ記憶とは!?

新書、林成之著「勝負脳の鍛え方」 (講談社現代新書:2006年10月)において、人の運動が上達するか否かは、ある記憶の仕組みが大きく関係しているとしています。

その記憶というのが、「イメージ記憶」という記憶らしい。上記の新書によれば、「イメージ記憶」とは以下の通りです。

(イメージ記憶とは)物事をありのまま記憶するのではなく、その物事についてのイメージを自分の頭の中でつくりあげ、それを記憶することいいます。じつは人間の記憶はすべて、このイメージ記憶よっておこなわれています。(p.29)

具体的を例にとって、時速 150km 近いスピードで投げ込まれるピッチャーのボールをバッターが打てるのは、このイメージ記憶があるからで、実際にはボールを認識してから「打つ」と考えてスウィングしていては、時間的に間に合わないことで説明されています。更に後半では以下のように追記されています。

イメージ記憶はあらゆるスポーツにおいて重要です。いい選手になりたければ、このイメージ記憶の能力を鍛えれば確実に上達します。(p.33)

どんなスポーツにおいても、反復練習が重要なことは誰でも認めるところでしょう。何千回、何万回と繰り返し練習することで、大事な大会や試合で実践できる。練習していないことは、当然ですが試合で出すことはできません。即ち、反復練習をすることは、このイメージ記憶を頼って、体に覚えさせていた、ということがいえるのでは無いでしょうか。

こうやって考えると、スポーツ選手として、どうやってこの「イメージ記憶」を向上させるかが非常に重要なことである、と認識できるでしょう。単純に苦しい!?練習を繰り返していても、あまり効果は無さそうです。できるだけ短時間で、できるだけ簡単にスポーツで上達できないか・・・この問に少しでも近付くためには、イメージ記憶をどうやって鍛えるのか、ということが非常に興味深いことになってきますよね!

上記の新書、実はこの最も重要な「イメージ記憶」の鍛え方に関しても触れていますので、投稿記事を改めてそれを検討したいと思います。

JBL(日本バスケットボールリーグ)は始まったけど・・・問題山積!

遂に Japan Basketball League (JBL) が始まりました。そうです、日本バスケットボールリーグです!バスケットボールをやっていた方ですら知らない方がいますが(興味がない!?)、今年から始まったまったく新しいリーグなんです。

(JBL 日本バスケットボールリーグという)この男子のリーグは、元々プロ化を目指してバスケットボール協会が進めていたものですが、有力チームの反対もあってプロ・アマ混在のままスタートすることになったそうなんです!

上記からもお解かり頂けますように、JBL は男子のみ!女子に関しては、WJBL といってまったく別のリーグが組織されています。更に・・・

プロバスケットボールには、独立して「bi リーグ」というのも存在しています。こちらは、完全なプロリーグ。現在、10 チームで構成されていますが、ここに登録されている選手は、バスケットボール協会に登録していませんから、なんと日本代表になる道は無いのです。

こうしてみると日本のバスケットボールは、分立して進化していて、日本代表といっても本来の代表の形とは違っているわけです。

昨年の世界選手権での 13 億円超の赤字に関しては、本ブログでも「バスケ男子世界選手権、赤字 13 億円超・・・」として公開しましたし、期待された北京オリンピック出場でしたが、ふたを開ければアジア選手権での惨敗。詳細は、本ブログの投稿記事、「やっぱりオリンピックならず!男子バスケットボール」でもご紹介しました。

今最も必要なことは、日本のバスケットボールが一致団結して、本気で世界にどうやって挑むかを考える必要がある。そうしなければ、日本のバスケットボールは衰退の一途を辿ることになってしまうでしょう。では具体的にどうやって・・・ここからは、私の独断と偏見ですが。

まずは、「bi リーグ」を日本バスケットボール配下に組織します。何も JBL と一色にする必要ないと思います。「JBL」と「bi リーグ」をプロバスケットリーグとして位置付け、レギュラーシーズンとその後にプレーオフを開催し、最終的には日本シリーズのような「JBL」の優勝チームと「bj リーグ」の優勝チームを戦わせるような形式をとれば、バスケットボール人気も回復するのではないでしょうか。

「bi リーグ」が日本バスケットボール協会に所属することによって、「bj リーグ」登録選手にも日本代表選手となるチャンスがでてきますから、お互いのリーグで切磋琢磨することができるようになると思うのですが。こうした組織的な問題をまずは改革しなければなりません。

更に、日本チームとしては、「高さ」を追及するのではなく、「速さ」を追求し、マン・ツー・マンからゾーンへ変更する必要があるのでは無いでしょうか。身体能力において、欧米に勝つためには、マン・ツー・マンでは限界があります。それに比べて、ゾーンディフェンスであれば、速攻へと転じるための体力を少しでも温存することができるはずです。以前、日本女子バスケットボールが「忍者ディフェンス」という変幻自在のゾーンディフェンスで世界選手権 3 位といった実績が、日本人の器用さと速さを生かしたスタイルのバスケットボールのヒントになっているはずだと信じているのですが。

こうした改革を実施することで、まだまだ日本バスケットボールには、復活のチャンスがあると思うのですが・・・私のような小さな力が何とかどこかに届いてくれないかな~なんて考えながら JBL を観戦している・・・

上記に関連して、アジア選手権が始まる前に NHK が興味深い投稿記事を公開しています。「解説委員室ブログ:NHKブログ::バスケットボール界の行方」というのがそれ。こちらも是非、興味のある方は一読されることをお勧めします。

Page 44 of 66« First...«4243444546»...Last »