XserverXserverSupportDomainDomainSupportMany-KingMany-King Support

カテゴリー:「バスケ」に関するアーカイブ

特にバスケットボールに関する投稿記事。

名門復活!祝、能代工業優勝

高校生のスポーツの祭典、インターハイ男子バスケットボールは、秋田県の名門、能代工業高校が優勝したようです。何と 22 年ぶり 22 回目の優勝。決勝戦では、これまた名門、福岡県の福岡大大濠と対戦しての勝利。まるで、私がバスケットボールに熱中していた時のような対戦だったようです。

最近、インターハイのバスケットでは、外国人留学生をスターティングメンバーにおくことによって、真の日本の高校生の大会といった趣が無くなっていただけに、能代工業の優勝は価値があったのでは!?

「結局は基本的なこと。フェイク(フェイント)やピボット(リバースターン)とか、体の使い方で対応するしかない」と加藤監督。選手たちは外国人対策を磨きながら、チーム力を上げていった。満原は「技術と一緒に体を鍛えることも大切。もっと体力を付けて、(年間)3 冠を達成したい」と力を込めた。日本人チームとしての限界を感じさせてきた最近の能代工。指揮官の意識改革が、古豪復活を実現させた。

上記は、「能代工が日本一!!/総体バスケット - 東北ニュース : nikkansports.com」にあったニュースの一部を引用しました。

やっぱりオリンピックならず!男子バスケットボール

あまり投稿記事にしたくなかったのですが・・・7月29日付で「お家芸!?のゾーンディフェンスで勝利!日本男子バスケ」という投稿記事を公開してしまったので、結論を公開しなければ!といっても注目はされていないのでしょうけど。

結果は、2次予選での敗退・・・結局、ハーフコートマンツーマンに終始したディフェンスで、ゴール下を守りきれなかった。高さに対してどうしても劣勢の日本は、高さを補うための練習や選手補強を実践したのでしょうけど・・・それを裏付けるかのごとく、「Yahoo ニュース - 毎日新聞 - <男子バスケ>日本、北京五輪出場絶たれる アジア選手権」に以下のような一節がありました。

1 次リーグ敗退に終わった昨年の世界選手権では高さに苦戦。今大会は身長 210 センチのセンター青野、大会直前に日本国籍を取得した元 NBA 選手の桜木を加入させて、ゴール下の強化を図った。だが、2 次リーグでは、肝心のゴール下の防御で後手に回って得意の速攻に転じられず、常に相手に先行を許した。

「高さ」に拘った補強は、そろそろ卒業したら!??アジアで、しかも日本がどんなに頑張ったところで、欧米の「高さ」に対抗できるはずはないのだから。また、上記のニュースに気になるバスケットボール界の組織的な問題も指摘されています。

現場だけを責めるのは酷だ。今大会は、日本協会で内紛が続いて評議員会を開けず、今年度予算が成立しないまま迎えた。大会前の会見で鈴木監督は「合宿はぜいたくをせずにやってきた」と話すなど、予算を気にかけていたことは明らかだ。石川武専務理事は「私が選手なら、そういうことには煩わされない。そのためにこうなったとは言いたくない」と言うが、現場が練習、試合に全神経を傾けられる状況でなかったことは否めない。男子の五輪出場は 76 年のモントリオール大会が最後。石川専務理事は「コーチの養成が立ち遅れている」と話したが、世界から遠ざかっている原因は、なにも現場にだけあるのではない。

こんなことを外部から指摘されているようでは、いつまでたってもバスケットボールは世界には勝てませんね!

お家芸!?のゾーンディフェンスで勝利!日本男子バスケ

「「SLAM DUNK」とは関係ない桜木選手に注目!」という投稿記事を公開しました。そこで、桜木選手のプレーを見たいので、TV チャンネルをいじっていると・・・「この後、日本対レバノン戦」といったメッセージが画面に現れ、な~んにも音声が出ていないチャンネルを発見。暫く、そのチャンネルを放置していると・・・日本の練習風景と共に放送が始まりました!ケーブル TV を導入していて良かった!

スターティングメンバーの発表。あれっ!?桜木選手がベンチスタート!?何これ??

1Q の途中から桜木選手が登場しましたが・・・う~ん・・・素晴らしい身体能力とジャンプ力。やはり本場アメリカでバスケットをやってきただけあって、そのセンスは日本人には無いものを持っているのですが・・・でもちょっと期待外れ!派手さは無く、結構地味なプレーを積み重ねていました。そういう意味では、日本チームにはあっているのかもしれません。

それにしても、試合は終始レバノン優勢。1Q、2Q と常にリードを奪われていました。3Q で一旦この試合最大の 12 ポイントのリードを許しました。

「やっぱり、日本だな~32 年間もオリンピックにいっていないし・・・だいたいハーフコートとはいえ、マン・ツー・マンディフェンスでは通用しないだろうな~」

ところがです!映像を観ていると・・・2-3 のゾーンディフェンスに変更されている!高さで勝負できない日本のようなチームは、やっぱりゾーンディフェンスでしょ!ゾーンディフェンスの前 2 人!柏木真介選手と五十嵐圭選手!!これが本当に速い。バスケット選手としては、180cm の身長は、本当に小さいのですが、そのスピードは、素晴らしいの一言でした。オフェンスというよりは、ディフェンスでの速さが目立った感じがしました。12 点差を 8 点差として 3Q を終了します。

迎えた 4Q は、継続してゾーンディフェンス!前 2 人が徹底してプレッシャーをかける!フォワードへパスが出るところを後ろからカットして速攻へ。徐々に点差が詰まるというよりは、一気に逆転!結果、レバノンに勝利!

バスケットボールで久し振りに興奮しました!日本は以前、「忍者ディフェンス」と称して、ゾーンディフェンスを主体に変幻自在のディフェンスで世界選手権 3 位という快挙を達成したことがありました(日本女子ですけど・・・)。NBA 人気でマン・ツー・マンディフェンスしかやらない!?日本のやり方にちょっと失望しかけていたので、今日のゾーンディフェンスは興奮しました。何といっても NBA では、ゾーンディフェンスは禁止されているわけですから、ゾーンディフェンスを研究しているチームはないのでは!?

日本男子バスケ、北京オリンピックが見えてきた!?

追記:2007-07-30
それにしても、結果に関しての公式レポート、おっそいですね、公開されるの!「日本vsレバノン ゲームレポート」がやっと公開されました。レポートには、ゾーンディフェンスの様子を下記のように報道しています。

迎えた第4ピリオド、日本は柏木、五十嵐のスピードを活かし、速い展開に持ち込みます。守ってはゾーンディフェンスが功を奏し、インターセプトを連発!!!リズムをつかんだ日本は、10竹内がダンクシュートを炸裂させれば、川村が3Pシュートを決め、残り 3 分に 67-65 と逆転に成功!!その後も執拗なディフェンスで相手のミスを誘っては得点に結び付け、77-67 と勝利!!

どうもシュートの一節が目立っているけど・・・やっぱり、柏木・五十嵐の速さの勝利だと思うんですけど。

「SLAM DUNK」とは関係ない桜木選手に注目!

AFC アジアカップ 2007 では、日本が韓国に延長戦では結果が出ず、結局は PK で日本が韓国に敗退・・・そうです、これってサッカーの話です。これで、日本はアジアカップ 4 位。過去 2 年間は優勝していて、3 年連続の優勝を逃してしまったことになります。

って、私にとってはこんなことはどうでもいいんです!

もう一つのアジアカップが開催されている!それは・・・「第 24 回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会 兼 2008 年北京オリンピックアジア地区予選」というやつで、日本で開催されているんです!(バスケットボールファン以外は誰も知らないかも・・・)

この大会、実は日本にとって大きな期待がかかっています!それは・・・桜木ジェイアール選手の参戦!この桜木選手、「アイシンの強力助っ人外国人選手、JR・ヘンダーソンの帰化申請が7月2日に認められ、日本人として北京五輪予選に参戦することになった」ことから、北京オリンピックへの切符を掴むのでは、と大きな期待を持たせてくれています。

桜木選手に関しては、「S-move::桜木ジェイアール選手がもたらすもの バスケ」を参照して頂きたいのですが、ちょっとだけその記事を引用すると・・・

ちなみに名の“ジェイアール”は、愛着があるし、日本でも皆そう呼ぶので迷いなく決めたという。姓の“桜木”の方は、どうしても漫画「SLAM DUNK」を連想してしまうが、ジェイアール選手は申請するまでこの漫画のことは知らなかったとのこと。「桜の木は日本の人にとって希望と明るさの象徴。自分もそういう風に受け入れてもらいたいから」という理由だそうだ。

なるほどね!どうやらバスケットファンなら誰でも知っている「桜木花道」とはまったく関係が無さそうですが。

ところで、日本の初戦はというと、「第 24 回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会」の公式ページのニュース「アラブ首長国連邦 vs 日本」によれば:

日本の初戦の相手はアラブ首長国連邦。高さで勝る日本が序盤から圧倒して危なげない試合運びを見せ大勝しました。今大会直前に帰化が認められ、日本代表のユニフォームを着た #14 桜木ジェイアールも初めての公式戦出場で存在感を示すなど、幸先の良いスタート切りました。

いったい何年ぶりになるんでしょう。それにしても頑張って北京へいって欲しいな~

バスケ男子世界選手権、赤字 13 億円超・・・

先週の朝日新聞だったと思いますが、2006 年に開催された「バスケ男子世界選手権」の赤字補填に関する会議が再度流れたという記事がありました・・・日本では、初めて開催された世界選手権!バスケットを本格的にやっていた私のような人間には、本当に期待して、またエキサイティングなイベントだったのですが。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、世界選手権の収支は、13 億円超の赤字・・・詳細は、「Sankei Web::バスケ男子世界選手権、赤字 13 億円超 博報堂も負担」で確認できます。更に、同ウェブサイトには、「迷走続くバスケ協会 世界選手権赤字めぐる不信」という記事も投稿されていて・・・

バスケットボールの 1 ファンとしては、あまりにも悲しいニュースです。以前から(といっても 30 年以上も前から・・・)日本のバスケットボールは世界に通用しない、と言われ続けているのですが、それでも世界を目指して、多くのジュニアや若いプレーヤが必死で世界にチャレンジしています。その頂点に立つ「日本バスケットボール協会」が、迷走しているなんて・・・記事によれば;

昨夏、日本で開催した男子世界選手権の巨額赤字補填(ほてん)を協会で処理しようと盛り込んだ 2006 年度補正予算案が否決され、再び開いた 22 日の臨時評議員会は反対派が出席をボイコットし流会となった。根っこにあるのは情報や方針を明かさない協会執行部への不信感だ。一気に噴出した格好だが、執行部が強硬姿勢を続ければ今年度予算の審議も進まない。北京五輪出場を目指す日本代表強化などへの影響も懸念される。

サッカーは、底辺から頂点まで組織改革をした・・・野球は、ゆっくりではありますが、野球そのもののビジネススタイルを変えつつある。そうした中、バスケットボールは、こうしたスポーツに比べて 100 年遅れている・・・なんとも悲しい現実です。

スポーツは、バスケットボールに限らず、そのビジネススタイルを改革していく必要があります。アメリカのように、プロスポーツ選手の地元密着の姿勢、底辺から頂点までの一括した組織運営、そしてプロへの憧れを抱かせるようなプレー・・・どれをとっても即効性があって改革できるものではありませんが、出来ないことはないはずです。

赤字 13 億円!巨額です。しかし、これに拘っていつまでもこうした状況が続けば、バスケットボール自体が日本では衰退してしまいそうです。

Page 3 of 3«123