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カテゴリー:「戯言:スポーツ」に関するアーカイブ

戯言の中で、スポーツに特化した投稿記事。

「グランドスラム」の発祥はゴルフから!

テニスの世界では、ウィンブルドンがいよいよ終盤を迎えています。ジュスティーヌ・エナン (Justine Henin) がグランドスラム達成に望みを掛けて準決勝進出、といったところが大きな話題でしょうか。

テニスのグランドスラムは、既にご存知でしょうけど、以下の世界 4 大大会を 1 年間に制覇すること。

  • 全豪オープン
  • 全仏オープン
  • ウィンブルドン
  • 全米オープン

実は、この「グランドスラム」という言葉、ゴルフが発祥の地です。ウィキペディアによれば・・・

1930 年に、当時 28 歳のボビー・ジョーンズが当時の世界 4 大タイトルであった全米アマチュア選手権、全英アマチュア選手権、全米オープン、全英オープンを1年のうちにすべて制覇した。スポーツ界において「グランドスラム」という言葉が用いられたのはこれが最初である。(ウィキペディアのグランドスラムより

ゴルフの場合は、以下の大会がグランドスラムの対象となります。
男子

  • マスターズ・トーナメント
  • 全米オープン
  • 全英オープン
  • 全米プロゴルフ選手権

女子

  • クラフト・ナビスコ選手権
  • 全米女子プロゴルフ選手権
  • 全米女子オープン
  • 全英女子オープン

バスケットボールにおけるグランドスラムは・・・ありません!

セルフジャッジという不思議な世界

次女が夢中で励んでいるテニス。今、ウィンブルンドンが毎晩放映されていて一緒に TV にかじりついています。世界のトッププロを批判する次女は、ちょっと滑稽に見えるのですが・・・

さて、テニスというスポーツ。面白いのは、公認の正式な大会でもセルフジャッジというやり方が多いんです。特に、全国大会レベルになれば、審判が各試合に付くのですが、そうではない大会ではセルフジャッジ・・・即ち、自分でボールがイン・アウトを判定する。即ち、テニスの場合、対戦相手のボールを判定することになります。

ここ数日、ウィンブルドンを観戦していて、結構驚いているのは、ウィンブルドンから採用されたチャレンジシステム!このチャレンジシステムは、本ブログでも「チャレンジシステム」としてご紹介していますが、簡単に言うと、審判の判断にクレームをつけるチャンスがあって、ビデオで確認しプレーヤーが正しい場合は、そのプレーヤの主張が取り入れられシステム。

これって・・・結構審判の判定に不満で、チャレンジシステムを使って、審判の判定が覆ることが多いんですよね~あれだけ各試合で判定が覆るということは、セルフジャッジなんて本当に信じることが出来なくなります。

特に、ジュニアテニスの世界では、勝敗が大きくランキングに繋がることも多く、一つのジャッジが試合全体に影響するケースも多々あります。また、接戦の時に、小学生や中学生が正しいセルフジャッジができるのか!?正々堂々と戦っていても、判定が間違っている時もあるでしょう。ましてや大事な試合では!

ウィンブルドンといった最高峰の大会で、公式審判ですらジャッジミスがあるんですから!テニスプレーヤーは、こうしたセルフジャッジの特性を熟知した上で、試合に臨む必要もありますが・・・対戦相手のセルフジャッジへの不信感を大きくしていくより、セルフジャッジの特性を知って試合に臨む!これが重要なのかもしれません。

チャレンジシステム

いよいよ始まりました、ウィンブルドン 2007。月曜日から毎晩、深夜に NHK で放送しているので、暫く寝不足が続きそうですが・・・NHK のウィンブルドン 2007 のウェブサイトが公開されていますから、興味がある方はそちらをご覧頂くとして。

さて、このウィンブルドンからチャレンジシステムというのが採用されたことが話題になっています。チャレンジシステムとは、1 セットで 3 度だけ疑わしい審判のジャッジをビデオで確認することを要求できるルールだそうです。何でチャレンジシステムというのでしょうね!?ってことは深く考えずに・・・

このチャレンジシステム、面白いのは、チャレンジを宣言して、プレーヤーの主張が正しかった時には、回数をカウントされません。例えば、審判がアウトを宣言したけど、プレーヤーが判定に不服でビデオでの確認を要求、そしてプレーヤーが正しかった時(つまり、アウトではなくインだった時)、チャレンジシステムを使ったことにならないということ!良いですね~このルールは!

こうしたビデオによる審判の判定を確認するシステムは、競馬では当たり前、アメリカンフットボールでも当たり前のように実施されていますし、最近ではメジャーリーグでも採用されているそうです。審判だって人間です!間違いだってありますから、こうしたシステムはどんどん採用されると良いですよね!

ただ、私の認識では、こうしたシステムは、日本での採用は殆どありません。前述した競馬での判定だけかも・・・プロスポーツでは、審判の判定が大きく試合を左右することがありますから、全ての競技で取り入れられると良いですね。

バスケ男子世界選手権、赤字 13 億円超・・・

先週の朝日新聞だったと思いますが、2006 年に開催された「バスケ男子世界選手権」の赤字補填に関する会議が再度流れたという記事がありました・・・日本では、初めて開催された世界選手権!バスケットを本格的にやっていた私のような人間には、本当に期待して、またエキサイティングなイベントだったのですが。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、世界選手権の収支は、13 億円超の赤字・・・詳細は、「Sankei Web::バスケ男子世界選手権、赤字 13 億円超 博報堂も負担」で確認できます。更に、同ウェブサイトには、「迷走続くバスケ協会 世界選手権赤字めぐる不信」という記事も投稿されていて・・・

バスケットボールの 1 ファンとしては、あまりにも悲しいニュースです。以前から(といっても 30 年以上も前から・・・)日本のバスケットボールは世界に通用しない、と言われ続けているのですが、それでも世界を目指して、多くのジュニアや若いプレーヤが必死で世界にチャレンジしています。その頂点に立つ「日本バスケットボール協会」が、迷走しているなんて・・・記事によれば;

昨夏、日本で開催した男子世界選手権の巨額赤字補填(ほてん)を協会で処理しようと盛り込んだ 2006 年度補正予算案が否決され、再び開いた 22 日の臨時評議員会は反対派が出席をボイコットし流会となった。根っこにあるのは情報や方針を明かさない協会執行部への不信感だ。一気に噴出した格好だが、執行部が強硬姿勢を続ければ今年度予算の審議も進まない。北京五輪出場を目指す日本代表強化などへの影響も懸念される。

サッカーは、底辺から頂点まで組織改革をした・・・野球は、ゆっくりではありますが、野球そのもののビジネススタイルを変えつつある。そうした中、バスケットボールは、こうしたスポーツに比べて 100 年遅れている・・・なんとも悲しい現実です。

スポーツは、バスケットボールに限らず、そのビジネススタイルを改革していく必要があります。アメリカのように、プロスポーツ選手の地元密着の姿勢、底辺から頂点までの一括した組織運営、そしてプロへの憧れを抱かせるようなプレー・・・どれをとっても即効性があって改革できるものではありませんが、出来ないことはないはずです。

赤字 13 億円!巨額です。しかし、これに拘っていつまでもこうした状況が続けば、バスケットボール自体が日本では衰退してしまいそうです。

コートのサーフェイスによる違い

いよいよウィンブルンドンが始まりました!硬式テニス 4 大大会の一つです。こんなことを説明しなくてもお解かりでしょうけど・・・ただ、硬式テニスの場合、コートサーフェイス (コートの表面) の種類によって、いろいろな違いがあるのですが・・・先日終了した全仏オープンは、クレーコートでしたし、サーフェイスの違いを知った上で結果を知るともっと面白いかも・・・

既に皆さんご存知かもしれませんが、最近明確な記述を「ウィキペディア::コート(スポーツ)」で見つけましたので、自分のメモ用に投稿記事にしておきます。

クレーコート (clay court)
クレーコートは、いわゆる土のコート。つぶされた石や煉瓦で作られる場合もある。日本では粘土質の土の表面に砂をまいたコートがおおい。 硬式テニスにおいては、「おそい」コートといわれるが、これは球足が遅いということ。決定打が出にくくラリーが続きやすいので、ベースラインプレイヤーに有利。

砂入り人工芝コート (omni court)
日本とオーストラリアにおいてひろく普及しているコート。オムニコートとも呼ばれる。人工芝に砂をまき、適度に摩擦を軽減している。クレーコートに近い使用感というのが売りだが、ベースはハードコートであり、意外に疲労感が強い。球足はハードよりおそく弾まない。天候に左右されないという点においては他のサーフェーズを圧倒しており、真の意味での全天候(オールウェザー)コートといえる。

ハードコート (hard court)
セメントやアスファルトを土台に、おおくの場合化学樹脂などでコーティングされて、作られたハードコートは、クレーコートに比べてボールが速くなるので、強烈なサーブ、ストローク、すぐれたボレー技術を持つ選手に有利。4大大会では全豪オープン、全米オープンで用いられる。

グラスコート (grass court)
グラスコートは最も速いコートである。ゴルフのグリーンと同様の芝を敷き詰めたコートであり、芝の健康状態、手入れ、消耗などのコンディションがプレーにも影響する。グラスコートは、他のどのコートよりも低く、弾道が速い。球がバウンドする時、不規則になるので(これをイレギュラー・バウンドという)どちらかというとサーブ・アンド・ボレーのプレースタイルに有利。最も有名なグラスコートは、ウィンブルドンのセンターコート。

屋内コート
木材、セメント、カーペット、人工芝などの床面を持った屋内のコート。硬式テニスの「東レ・パン・パシフィック・テニス」では、東レ製の人工芝を採用。硬式ではカーペットが敷かれることがおおい。硬式テニスでは滑るようになり、おそらく芝を超えて最速のサーフェース。

なるほどね~コートサーフェイスによって随分と違った試合展開がありそうですね!

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