XserverXserverSupportDomainDomainSupportMany-KingMany-King Support

カテゴリー:「テニス」に関するアーカイブ

テニス一般、ジュニアテニス関連とテニスに関する投稿記事を総括。

テニス 4 大大会にはジュニアの大会がある!

テニスの世界では、以下の大会を世界の 4 大大会と呼んでいます。

  • 全豪オープン
  • 全仏オープン
  • ウィンブルドン
  • 全米オープン

上記の大会に 1 年間で全てに優勝することを「グランドスラム」と言います。このことは以前も投稿記事、「「グランドスラム」の発祥はゴルフから!」でも触れましたが、意外とこの 4 つの大会にジュニアの大会もあることは意外と知らない方が多い!即ち・・・

  • 全豪オープン ジュニア
  • 全仏オープン ジュニア
  • ウィンブルドン ジュニア
  • 全米オープン ジュニア

テニスでは、18 歳以下のテニスプレーヤーをジュニアとカテゴライズされていて、一般とは一線を引いています。しかし、世界の上位の選手は、ATP とか WTA といったプロの大会にエントリーしていきますが。

1 年の始まりは、全豪オープン2008年の全豪オープンジュニアのアクセプタンスリストが公開されました。多くの方々には興味が無いんだろうな~

サーブ・アンド・ボレーに関する新書がある!

サーブ&ボレーはなぜ消えたのか―テニスに見る時代の欲望 (ベースボール・マガジン社新書 (005))インターネットを何となく徘徊していると、なんと武田薫著「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか―テニスに見る時代の欲望」(ベースボール・マガジン社新書(005):2007年11月)という新書を発見。

以前は、まったく関心の無かったテニスですが、次女がテニスをやっているので、上記のような新書も購入したいと感じるようになったわけで。

特に、ジュニアテニス(18 歳以下)の女子では、たとえ全国大会へいっても「サーブ・アンド・ボレー」を実践している選手は皆無・・・ところが、私個人としては、「テニスは、サーブ・アンド・ボレーが究極の攻めのスタイル」と信じているので、何とか次女には実践して欲しいのですが、女子プロテニスの世界でもあまり見ることができませんよね。

目次を見ると・・・

第1章:消えゆくサーブ&ボレーヤー
第2章:サーブ&ボレー ー 以前とテニスの生い立ち
第3章:敬遠されたサーブ&ボレー社交界との決別   
第4章:テニスは儲かる!ー プロの登場とボレーの躍進
第5章:オープン化と混沌の時代 ー マッケンローへの布石 
第6章:オリンピック復帰とサーブ&ボレー       
第7章:歴史に消されたサーブ&ボレーヤー
終章:フェデラーという終着駅

やっぱりかなり興味がある!

何だか泣けてくる!中村藍子プロ、優勝賞金 225 万円・・・

日本テニス界最高峰の大会である「全日本テニス選手権」で、女子シングルス決勝が本日開催され、中村藍子プロが初の優勝を飾りました。これまで、過去 2 度の決勝戦を戦っているようですが、どちらも敗戦の準優勝だったそうです。

まずは、おめでとうございます!

NHK 教育テレビでも放映されていましたので、最初から最後までしっかりと番組を観ていました。優勝後、インタビューで、「本当にうれしい。やっと成長できた気がする」とコメントしたのが印象的でした。

これまでと違って、スライスショットやドロップショットとストローク一辺倒の試合運びから一転した試合展開にちょっと驚きもあったのですが・・・まだまだ 24 歳!これからの活躍が期待できますよね!ただ・・・

「Yahoo!ニュース::中村藍子が念願の初優勝/テニス(日刊スポーツ)」に以下のように記述されています。

第 1 シードの中村藍子(ニッケ)が、3 度目の正直で念願の初優勝を飾った。初の決勝に進んだ第 4 シードの波形純理(北日本物産)に 6-2、6-1 のストレートで快勝。優勝賞金 225 万円を獲得した。

第 1 シードとはいえ、64 選手が参戦。優勝までに、5 試合に勝利しなければ優勝できません。しかも、ほとんどの選手がプロ選手。並大抵の実力では優勝できないはずなのですが・・・やっとのことで優勝して、賞金は・・・225 万円!

女子プロゴルフの優勝賞金は、ほとんどの大会で 1,000 万円越え・・・しかも 10 大会を超える大会が開催されていて、今年の賞金女王争いは、年間獲得賞金 1 億円を超えています。

それに対して 225 万円・・・何だか泣けてきます!

もうちょっと、日本テニス協会も考えて、もっと優勝賞金を上げる努力をする必要があると思うのは私だけでしょうか?こうした優勝賞金である限り、日本国内のテニスは、活況になることは無い。世界を転戦していた方が、賞金が大きいですから。

追記:2007-11-19
「Yahoo!ニュース::上田桃子が今季5勝目 最年少の賞金女王確定」に上記で触れているプロゴルフに関して以下のような記事が・・・

賞金ランク 1 位の上田桃子が 3 バーディー、3 ボギーの 72 にまとめて初日からの首位を守り、通算 7 アンダーで今季 5 勝目。賞金総額を 1 億 5961 万 2232 円とし、最終戦の LPGA ツアー選手権リコー杯(優勝賞金 2500 万円)を残して賞金女王に決まった。上田は 21 歳 156 日で、96 年に福嶋晃子が賞金女王になった時点の 23 歳 148 日を抜く最年少記録。大山志保が昨年獲得した 1 億 6629 万 957 円の史上最多額にも迫っている。

上記の賞金総額は、国内ツアーのみで達成です。テニスは、こうした達成感が国内だけでは持つ事ができませんから、プロ選手は世界へ出て行く。そして、日本人の注目を集めずに帰国する・・・そんなことをいくら繰り返してもね~メジャーにはなりませんよ。

シャラポワが良い!Sony Ericsson Championships 2007

Sharapova年間の WTA 世界ランキング上位 8 名のみがエントリーできる「Sony Ericsson Championships」がいよいよ決勝戦を迎えるようです。

決勝戦は、世界ランキング No.1 のジャスティーン・エナン(Justine Henin) と、No.6 のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova) の対戦となりました。

技のテニスとパワーテニスの勝負といったところなんでしょうか。それにしても、暫く以前のような快進撃がなく、成りを潜めていたシャラポワという感じで、久し振りのシャラポワの決勝戦進出という感じです。

シャラポワに関しては、ウェアの露出度が時間と共に多くなって、テニスの実力よりもファッション性のほうが先行していて、一時のように勝てなくなると市場とは冷たいもので、まるで「負け犬」のような扱いだったのが気になっていたのですが。

ところが、今年の「Sony Ericsson Championships」でのウェアーをご覧下さい。なんとも質素で、落ち着いた感じがしませんか!?個人的には、以前ような露出度が多い、何が何だかまったく解らないウェアーよりも数段良く見える!やっぱりテニスは、派手さよりも、淑女を演出する道具が似合っている、と感じるのは私だけでしょうか。

まだ、若干 20 歳!まだまだこれからがピークです。淑女で頑張って欲しいものですが・・・

追記:2007-11-12
決勝戦は、大接戦の末、エナンが勝利したようです。試合時間 3時間24分!試合の様子は、「タケゾウ日記::〈SEC〉勝利をもぎとったエナンが大会2連覇!」で詳細を読むことができます。

追記:2007-11-13
「hΛlの女好き日記::チャンピオンシップス@マドリッド 決勝 ジュスティーヌ・エナン vs. マリア・シャラポワ 5-7 7-5 6-3」にも独自の視点で面白い記事がありますので、興味ある方は是非一読を!

ミスの法則

先日、投稿記事として「羽生善治氏曰く、「テニスと将棋はとっても似ている!」」を公開しましたが、羽生氏の考えにもうちょっと触れておこうと思います。

先日も紹介した新書、羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)に面白い一節があります。

将棋では、勝ったケースのほとんどは相手のミスによる勝ちである。本当のことだ。拾い勝ちという感じなのだ。テニスなども、自分の強烈なショットがダウン・ザ・ラインに決まって勝つというより、相手のミスによって「救われた!」というゲーム展開が多いのではないか。(p.98)

正にその通り!といった感触でした。将棋もテニスもミスが勝敗に大きく関与している。しかし、羽生氏のミスに関しての次の文面は、更に納得のいくものでした。

ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときのミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。つまり、マイナスの度数が高いのだ。だから、序盤から少しずつ利を重ねてきても、たった一手の終盤のミスで、ガラガラと崩れ去る・・・・・(p.99)

こうした法則を知っているのと知らないのとで試合をするのでは、大きくそのやり方に変化が生じるような気がしました。序盤からちょっとしたミスを恐れず、攻める試合展開を実践して、終盤にできるだけミスをしないようにしていく。そうした展開が重要でしょう。守りに入ることは、良いことではありませんから、終盤に入っても攻める必要がありますが、最後まで集中して試合を運ぶことができるようになれば、随分と展開が変わるはずです。

将棋の世界に限らず、テニスやその他のスポーツでも同じ事がいえるでしょう。

関連投稿記事
上記の投稿記事で引用している羽生善治著「決断力」(角川oneテーマ21:2005年7月)に関して、以下の投稿記事も参照して頂ければ幸いです。

Page 4 of 7« First...«23456»...Last »