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カテゴリー:「筆記具」に関するアーカイブ

物書きではありませんが、筆記具への拘りは昔からありました。そんな筆記具の投稿記事を総括。

「ミニ万年筆」が欲しいな!

「Pen-house::ミニペン特集」というウェブページがあります。いろいろとカテゴリーを分けて解説していますが、そのカテゴリーの一つに、「万年筆だってミニペンがある!!」というのがあります。

ちょっとご紹介しましょう。

  • ミニ・オプティマ (長さ:115mm 吸入式)
    1930 年代の復刻版オプティマに、一回り小さな新色のミニタイプのシリーズ。
  • デルタ ドルチェビータ・ミニ (長さ:110mm カートリッジ式)
    長さ 11cm。地中海の太陽の下、鮮やかなオレンジのレジンのブロックを、南イタリアの伝統的職人が手作業で製作したミニサイズ。
  • モンテグラッパ・ミクラ (長さ:不明 カートリッジ式)
    シンフォニーの小型版。セルロイド調のアクリルならではの色合いや、軽過ぎずしっくりくる存在感が特徴。
  • カランダッシュ・エクリドール XS (長さ:105mm カートリッジ式)
    エクリドール XS シリーズに新たに万年筆が登場。
  • モンブラン・モーツァルト 114 (長さ:115mm カートリッジ式)
    あこがれのブランド「モンブラン」のシステム手帳などにも収納可能なおしゃれなミニサイズ万年筆。
  • ペリカン・スーベレーン 300 (長さ:不明 吸入式)
    軽量小型で携帯に便利な筆記具、システム手帳にも最適。

それにしても、「ミニ万年筆」って何だろう・・・

スーベレーン 300スーベレーン Supportあまり大きな万年筆は、個人的には興味がないのですが、それこそ小さ過ぎるのもちょっと困りものです。そこで、既に持っている「ペリカン トラディショナル M200」をベースに考えると・・・この長さ、特に収納時(キャップを閉じている状態)の長さが重要で、「ペリカン トラディショナル M200」の長さが限界です。つまり、この長さを基準すると、これよりも長いものは、ミニ万年筆と呼ばない!(と、勝手に定義)

「ペリカン トラディショナル M200」は、データによれば、収納時(キャップをした状態)の長さが 125mm (最大軸径:13mm) ですから、ミニ万年筆は、キャップをした状態で、長さが 125mm 以下である必要があります。

また、せっかくの万年筆ですからカートリッジのインクでは、ボトルインクが利用できないので、楽しみが半減してしまうので、やっぱり吸入式かコンバータ式が条件です。

上記のリストを勝手に定めた「ミニ万年筆」の定義に照らし合わせて、リストを絞っていくと・・・「ミニ・オプティマ」と「ペリカン・スーベレーン 300」Supportになりますね!

上記で、「ミニ・オプティマ」もかなり興味がありますが、ちょっと万年筆に数万円を投資するのは、もうちょっと時間を経過してから、と自分に言い聞かせています。何せ、飽き性ですから。それよりも、今最も興味があるのが、「ペリカン・スーベレーン 300」Supportです。何といっても、「ミニ万年筆」の条件を満足しているし、ペリカンというブランドにも惹かれます。

う~ん・・・欲しい~

万年筆と自動車

文房具好きの方であれば、一度は閲覧した頃があるであろう「手帳とカバンのホームペーヂ」。片手に葉巻を、そしてとっておきのブレンドコーヒーを飲みながら、ゆっくりと読んでいるのが似合いそうな内容ですので、一度ゆっくりと拝読されることをお勧めします。

ペリカンスーベレーンペリカン Supportさてそんな「手帳とカバンのホームペーヂ」にあるコラムが、この度「手帳公論」として独立したブログになりました。そこに、「手帳公論::万年筆を買いに(ペリカンM400購入記)」という投稿記事が公開されています。2005 年に公開されたウェブページの内容を加筆訂正したものですが、なかなか読み応えがあります。

そうした投稿記事の内容で、特に以下の内容は、とても興味深いので引用させて頂きました(って、結構長々と無断で掲載させて頂きました・・・)

万年筆と車は、共通することが実に多いと思う。
日本、ドイツ、イタリア、フランスなど、多くの国の製品がそろっている。そして、それぞれの国で生産されている万年筆は、その国々で生産している車の雰囲気と一致するところが多々ある。

ドイツ製のペンはドイツ車と同じ地味だが質実剛健。イタリア製は華がありデザイン的に他を圧倒している。国産万年筆も、車と同じようなクオリティの高さが魅力の一つだ。

上記のような説明で始まるコラム記事は、まずはドイツを例に挙げて以下のように続きます。

私の持つ印象として、モンブランはメルセデス。モンブランの黒塗りの躯体に映えるホワイトスターをみると、メルセデス・ベンツのボンネットやフロントに輝く「スリーポインテッド・スター」のイメージが一致する。ペリカンはメルツェデスに比べて、スポーティさがあるBMW。その威容はモンブランと同じ重厚感を放っている。

ポルシェはそのままポルシェデザインといきたいところだが、わたしの中ではファーバーカステルの伯爵シリーズ。Lamyはカジュアルさがその魅力のフォルクスワーゲン

流石に、ドイツが好き、と言われるだけのことはあって、詳細に説明されていますね!コラムは、更にイタリアへ移行します。

イタリアはもっとわかりやすい。モンテグラッパはフェラーリデルタはアルファロメオ(この2つはそのまま!)。派手で馬力を追求していく姿勢は、車も万年筆も同じ太陽のエネルギーを感じることができる。

イタリアとしては、アウロラをどう感じているのかをちょっと知りたかったな~と感じながらも更に続きを読みます。

国産を見てみると、パイロットはトヨタ、セーラーはニッチの独自路線を追求するのが上手なマツダといったところか?(単純に広島イメージから来ているのかもしれないが)

ちょっとマツダというが気になりますが、そこはご愛嬌!個人的には、ホンダの方が適切かな、何て感じながら、良く当たっている、何て考えて読み進めました。

こう見ると、万年筆は車と同じ工業製品ということがよくわかる。
いくらエレクトロニクス技術が発展しても、タイヤ4つでアクセルとハンドルで操作する車も、毛細管現象を利用した万年筆も、基本構造は生み出された当初と現代とでたいして変わらない。ある程度確立された基礎技術の中で、各社デザインや新素材・新技術を活用して競い合っているところなどが、車とイメージが一致することが多いのかもしれない。

わたしの中での車のイメージは、やはりドイツ車のポイントが高いので、万年筆も自然とドイツ製品に魅力を感じてしまう。そうしたドイツペンの中で、ペリカン・スーベレーンシリーズのボルドーは、イタリア製とは別な種類の「地味な中での華」があり、わたしの心をとらえていた。

上記の内容には、反論される方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあくまでも感覚として解釈するべきで、反論や批判をすべき内容ではありませんよね!

今、「ペリカン・スーベレーン M400」にとっても興味があるし、Lamy Safari は既に 2 本を利用して、ペリカン・トラディッショナルを常用していますから、万年筆履歴が似ている!?ので、とっても参考にしています。

万年筆ブーム!?到来を期待してるのですが・・・

趣味の文具箱 9 (エイムック 1462)以前、本ブログの投稿記事、「ペリカン トラディショナル M200」を公開しました。

万年筆を愛用しだして、既に 2 年を経過。以前から、文房具には拘りがあって、「もう止めてくれ」と良く家族から指摘をうけるほど、文房具に関しては入念な調査や検討をして購入する、所謂マニアに近いと思いますが・・・それでも結構衝動買いが多いのは、反省しなければいけませんね!

そうした文房具、特に万年筆はブランドやペン先、そのなんとも言えない味わいがあるし、決して安い買い物ではありませんから、検討に次ぐ検討を重ねる・・・というと聞こえは良いのですが、やっぱりカタログ的な雑誌や本を眺めているのは本当に楽しい一時です。

私と同じくして、文房具ファンの皆様は、決して少なくないと思うのですが・・・そして、これからそうしたファンに加わろうという方々、本当にお勧めの雑誌は、「趣味の文具箱 9」(エイムック:2007年12月)です。写真の多さ、それでいて結構読み応えのある記事!

ウェブページ、「Sideriver サイドリバー::趣味の文具箱 Vol.9」には以下のような紹介文があります。

フォルムの美しさ、デザインの良さで人気を集めている筆記具を集めた「毎日使いたい 美しいペン」を特集。人気のイタリアン万年筆や、懐かしいセルロイド製のペン、普段使いしたい美しいボールペンなどが大集合

この類の雑誌にありがちな世間で言う「高級品」的な高価な商品ばかりを紹介する傾向があると思いますが、この雑誌はまったくそうした傾向がありません。良いものを「使い易さ」や「メンテナンスのし易さ」等、多方面から紹介しています。だから 1,000 円代から購入できる商品からそれこそ数百万円の商品まで扱っています。年にたったの 2 回しか出版されないのは残念ですが・・・

「趣味の文具箱 9」(エイムック:2007年12月)では、「鉄ペン」と呼ばれる価格がリーズナブル(5,000 円以下で購入できる)ものを丸々 1 ページを割いて説明されていますので、万年筆初心者でも充分に読み応えがあります。

バックナンバーでは、万年筆の手入れの仕方が詳細に説明されていたり、万年筆の修理やショップが紹介されていたり・・・毎号、本当に美しい写真があり、嬉しい限りです。

ラミー ボトルインク LT-52 がいい!

LamyLamy Support 1最初の万年筆は、Lamy Safari という所謂初心者向きと評判だった万年筆でした。昔から、筆記具は拘りがありましたが、その時にはじめて万年筆を利用したのですが、いまだに Lamy Safari は手放せない万年筆です。

一旦は、Parker のボトルインクに浮気をしたのですが・・・Parker のボトルインクの特徴は、本ブログの投稿記事、「万年筆インクを Lamy から Parker へ変更したけど・・・」で公開しました。

Parker のボトルインクも素晴らしいとは思うのですが、薄っすらとでてくる手帳の裏写りは、気になりだすと気になるので、再度、ラミーのボトルインク、「ラミー ボトルインク LT-52」へ戻してしまいました!万年筆は、インクが気に入らなければ、いろいろと品を変えることができので良いですよね!

さてさて、暫く、Parker を利用してからの Lamy の使い心地ですが、これが何とも素晴らしい。気になっていた裏写りが無くなり、書き味も Parker より滑らかな気がします。ちょっと Parker に比べると「水っぽい」感触がありますが、それはそれで乾きが速いので、手帳にはもってこいな感じがしますね!

また、飽き性が発病して変えるかもしれませんが、とても満足していますよ!

万年筆インクを Lamy から Parker へ変更したけど・・・

LamyLamy Support 1以前、本ブログの投稿記事を「ペリカン トラディショナル M200」というタイトルで、万年筆を紹介しました。当然ですが、万年筆にはインクが必要でして、昨年中は、お気に入りの Lamy のブルーインクを利用していました。インク自体は、ちょっと黒に近い色で、どちらかと言うとブラックブルーインクという色に近いと思いますが、とても乾き易く、そういう意味では、手帳のようにちょっと書いては、ページをめくる必要があるような場面では、とても適したインクだった!

ParkerParker Support 1しかし、私の飽き症なところが災いして、ちょっと違ったものを使ってみたくなりました。そこで購入したのが、Parker のブルーインク。ちょっと Lamy に比べると明るいブルーで、これはこれで心地良い色でした。

ちょっと気になるのは、Lamy よりも乾き難いような気がします。よって、慌てて手帳のページを閉じてしまうと、何とインクが他のページに・・・これにはちょっと参った・・・

そして、今更気が付いたのですが・・・Parker のインクは、薄っすらと裏写りしている!紙質によっても違うと思いますが。気にならない人は気にならなほどの薄さではありますが、一時になるととにかく気になるようになります。ちょっと評価が早いかもしれませんが、Lamy と比べると、Parker のインクは、手帳向きではないような気がしますね。

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