投稿日:2008年02月11日
事の発端は、本ブログの投稿記事、「大学入試「現代文頻出著者」ランキング!?」を公開して、内田樹(うちだたつる)氏に関しての記述を掲載したことに始まりました。
恥ずかしながら、それまでまったく知らなかった内田樹氏に関して、「合気道をやっている」ということと、「専門が武道」といったことから、ちょっとだけ興味があって、「文庫本であれば、内田樹氏の本の内容が外れでも、損害は少ないから良いだろう・・・」と気楽な気持ちで購入した内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)という文庫本!これが衝撃的な内容でした。何やら、これまでもやもやっとしていたスポーツに関する疑問が、まるで霧が晴れるように、す~っと視界良好になっていきました。
ただ、この文庫本、エッセイ集というだけあって、短編の寄せ集めで、文庫本のタイトルとしては、ちょっと疑問に思うような内容の短編も掲載されている!
そこで、もうちょっと詳細に記述してあるのでは、という考えで、内田氏の本としては、2 冊目となる内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を購入。序盤は、「私の身体は頭がいい」に啓されている内容が繰り返されていて、ちょっとがっかりしていたのですが、後半に進むにつれて、現代スポーツの問題点や、体育教育に関する批判とその根拠を、内田氏独特の切り口と、平尾剛氏の実体験とで、まるで隙がない内容になっていきます。これがまた小気味良い!
こうなったら、もうちょっと内田樹氏の「身体論」以外の本も読みたい!珍しく、そうした感覚が湧いています。めったに、一人の著者に傾注することがない私ですが、この内田樹氏は、どうもはまってしまいます・・・
そこで、ちょっと内田樹氏の著書で、私個人が興味を持っている新書と文庫本に限定して、リストしておきましょう。
まずは、文庫本のリストから!
さてさて、新書はというと・・・
上記は、2000 年以降に出版された新書、文庫本のリストです。全てを読むかどうかは、現在まったく解りませんし、途中で単行本へ移行するかもしれませんし・・・それにして多いですね~
どれから読もうかな・・・まずは、中学 2 年生の娘がいますから、内田樹著「14歳の子を持つ親たちへ」(新潮新書:2005年4月)からでも読んでみようかな。
【追記:2008年02月16日】
昨日ちょっと立ち寄った書店で上記の本を探してみました。(どれってことではなくて、内田樹氏の文庫本や新書全般を探しました・・・)
あったりなかったりでしたが、その中でもちょっと気になったのが、内田樹著「ためらいの倫理学―戦争・性・物語」(角川文庫:2003年8月)です。前書きを読んでみると、どうやらこの文庫本(もともとは単行本!?)の内容は、内田樹氏のデビュー作のようです。インターネットで公開しているブログの投稿記事を総括した作品らしいのです。
更に興味深いのは、私が興味を持っている宮崎哲弥氏に関する記述がある!本ブログでも、いくつか宮崎氏に関しての投稿記事を公開していますが、その一つ、「宮崎哲弥氏がいう啓蒙三羽烏」にその理由を簡単に記述しています。
さてさて、内田樹氏ですが、宮崎氏に関してはとっても批判的!?こりゃ、読まずにはいられませんが、今はまず「14歳の子を持つ親たちへ」を読んでみよう・・・
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投稿日:2008年02月11日
ちょっと大袈裟なタイトルですが、最近興味深い投稿記事を拝読しましたので、自分なりの考えを総括しておこうと考えて。
きっかけは、ブログの投稿記事、「池田信夫 blog::404 Blog Not Found を読むのをやめた」でした。
いくらブログとはいえ、書評というのは、その人が批評に値すると思ったものを取り上げることに意味がある。内容にかかわらず毎週とりあげるなら、記事ではなく広告という別の欄でやるべきだ。こういうけじめのない商業主義が拡大すると、ただでさえ質の低い日本のブログの質がさらに低下すると思うので、定期的に読むのはやめた。
上記の投稿記事が公開されることになった背景を簡単に解りやすく説明している投稿記事もあります。「文化レベルが高すぎます::書評という名の宣伝が「けじめのない商業主義」」が、その背景を説明している投稿記事。
今回の週刊ダイヤモンドについて言えば、まず「404 Blog Not Found::勝間ファン必見 - 書評 - 週刊ダイヤモンド2008.02.09特大号」があって、池田氏のカウンターが「あなたの知的生産性を10倍上げる法」。それに対する言い訳が「我々全員の知的生産性を10桁上げる方法」でしょう。小飼弾氏が書評、池田信夫氏が正反対の評をあげる、小飼弾氏が言い訳、というパターン
私は、「404 Blog Not Found::勝間ファン必見 - 書評 - 週刊ダイヤモンド2008.02.09特大号」を読んで、普段購入しない「週刊ダイヤモンド」を購入しました。特集記事の内容には、特に惹かれることは無く、「ふ~ん・・・そっか!」程度。
更に、この「週刊ダイヤモンド」の特集のおかげで、勝間和代氏の書籍を購入しなくても良いな、と考えることができました。そもそも、自己啓発関連の本は、嫌というほど購入、内容を参考しながら実践してみたのですが、どれもこれも長続きしませんでしたから。こうして考えると、「404 Blog Not Found::勝間ファン必見 - 書評 - 週刊ダイヤモンド2008.02.09特大号」に感謝!
しかし、小飼氏のブログでは、勝間和代氏の書籍は絶賛していて、逆に小池信夫氏は、批判的立場をとっていますから、私がとった行動(週刊ダイヤモンドを購入して、特集記事によって勝間和代氏の書籍が必要なしと判断した・・・)から、私はどちらのブログも継続的に拝読させて頂こうと考えているわけです。
本ブログも書評(書評とは言いたくありませんが・・・)は多く掲載していますから、上記のブログの内容には、ちょっと考えさせられました。池田信夫氏は、「書評は批評」と主張されているのでしょうか!?もし私のこの解釈が間違っていなければ、池田信夫氏は、批評を公開していることになるのですから、個人的には参考にできないかな・・・
多くの方々が、ブログ上で、ありとあらゆる書籍に関する「書評」を掲載されていますが、それをどう解釈するかは、ブログを拝読している読者に責任があると考えていて、その「書評」という形式や「書評」の内容そのものに関して議論すべきではないと考えるのですが!?
私は、本ブログでは、閲覧してくれる方々のために「書評」を掲載したことは無く(すいません、無責任かもしれませんね!)、どちらかというと、自分の覚書という主旨で「書評」を掲載しています。そういう意味では、本ブログでは、「書評」ではなく、「感想」というべきなのかもしれませんが。
また、感想を記述したくない本に関しても、「自分のための覚書」ですから、可能な限り読了した文献に関しては、「感想」を記述するようにしています。
週に何十冊、何百冊と読むわけではないし、新書や文庫本を中心に読んでいるわけですから、「書評」なんていう大袈裟なことではありませんし、自分も何冊か本を書いていますから、著者の苦労もある程度は理解できるつもりですから、「批評」なんてできないのが本音ですが。
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投稿日:2008年02月11日
先日、本ブログの投稿記事、「万年筆ブーム!?到来を期待してるのですが・・・」でご紹介した雑誌、「趣味の文具箱 9」(エイムック:2007年12月)にとても興味深いニュースが掲載されていました。
岐阜県や愛知県では有名な郊外書店を展開する「CULCOS:カルコス」の母体となるステーショナリーや輸入雑貨でも充実している「ナレッジ・デザイン」が、ネットショップを始めたということで、そのニュースは、簡単ですが以下の通り。
ナレッジ・デザインがネットショップを始めました。事務用品はもちろん、趣味性の高いノートや手紙アイテム、万年筆まで圧巻の品揃え。(p.059)
これは確認せねば!そのサイトは、「ナレッジ・デザイナーズ・マート」と呼ばれ、確かに自称「日本最大級の文具・文房具専門店」だけの事はありそうです。
ウェブサイトの構成は、とてもみ易い(Amazon に似ているような気がしますが・・・)タブ形式に対応していて、各カテゴリーが、更にサブカテゴリーに分割されています。
更に、アカウントサービスというのがあって、ウェブページには、以下のように解説があります。
KDMアカウントサービスにご登録いただきますと、ご注文履歴の確認やお気に入り商品を登録しておく「ウィッシュリスト」など、便利な機能をご利用いただけます。入会金や年会費は一切無料ですので、ぜひご登録ください。
こうなると、正にウェブサイトの構成は、Amazon そっくりですが、それはそれで使い慣れていますから、即利用できそうです。
あまり高級品を扱っていない!?というのは、個人的には好感が持てますが、品揃えがちょっと偏っているような気もしますが・・・それでも、充実していることは間違いがありませんね!
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投稿日:2008年02月10日
現在、本サイトは、「First Server」の共有レンタルサーバーを利用して、WordPress をインストール、運用しています。
「First Server」は、現在、PHP 4.4.8 が標準で利用でき、まったく問題なく WordPress が稼動していますが、この PHP 4.4.8 が PHP 5.2.5 (CGI 版) へ切り替わるそうです。これは、「First Server::PHP5へのバージョンアップについて」でお知らせとして掲載されています。更に、PHP 4.4.8 の提供は、2008 年 3 月上旬に打ち切られるそうです。
何やら懇切丁寧に解説はあるのですが、個人的には、現在の WordPress がそのまま利用可能なのか、それとも何か修正が必要なのかを明記して欲しいのですが、WordPress だけに焦点を合わせることはできないでしょうけど、やっぱり多くの方々は利用しているアプリケーションに関しての説明が欲しいですね!
WordPress だけでももっと勉強しなければいけないことが多いのに、この上に PHP 5 に関しても勉強しなければいけない!?
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投稿日:2008年02月09日
以前、本ブログの投稿記事、「ペリカン トラディショナル M200」を公開しました。
万年筆を愛用しだして、既に 2 年を経過。以前から、文房具には拘りがあって、「もう止めてくれ」と良く家族から指摘をうけるほど、文房具に関しては入念な調査や検討をして購入する、所謂マニアに近いと思いますが・・・それでも結構衝動買いが多いのは、反省しなければいけませんね!
そうした文房具、特に万年筆はブランドやペン先、そのなんとも言えない味わいがあるし、決して安い買い物ではありませんから、検討に次ぐ検討を重ねる・・・というと聞こえは良いのですが、やっぱりカタログ的な雑誌や本を眺めているのは本当に楽しい一時です。
私と同じくして、文房具ファンの皆様は、決して少なくないと思うのですが・・・そして、これからそうしたファンに加わろうという方々、本当にお勧めの雑誌は、「趣味の文具箱 9」(エイムック:2007年12月)です。写真の多さ、それでいて結構読み応えのある記事!
ウェブページ、「Sideriver サイドリバー::趣味の文具箱 Vol.9」には以下のような紹介文があります。
フォルムの美しさ、デザインの良さで人気を集めている筆記具を集めた「毎日使いたい 美しいペン」を特集。人気のイタリアン万年筆や、懐かしいセルロイド製のペン、普段使いしたい美しいボールペンなどが大集合
この類の雑誌にありがちな世間で言う「高級品」的な高価な商品ばかりを紹介する傾向があると思いますが、この雑誌はまったくそうした傾向がありません。良いものを「使い易さ」や「メンテナンスのし易さ」等、多方面から紹介しています。だから 1,000 円代から購入できる商品からそれこそ数百万円の商品まで扱っています。年にたったの 2 回しか出版されないのは残念ですが・・・
「趣味の文具箱 9」(エイムック:2007年12月)では、「鉄ペン」と呼ばれる価格がリーズナブル(5,000 円以下で購入できる)ものを丸々 1 ページを割いて説明されていますので、万年筆初心者でも充分に読み応えがあります。
バックナンバーでは、万年筆の手入れの仕方が詳細に説明されていたり、万年筆の修理やショップが紹介されていたり・・・毎号、本当に美しい写真があり、嬉しい限りです。
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