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数値目標は「悪」ですか!?

合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 [朝日新書064] (朝日新書 64)先日本ブログの投稿記事でもご紹介した新書、内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)ですが、読み進めていくうちに面白い記述がありました。

内田樹氏の文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)にも示されていますが、それは、数値目標というのは本当にいけなくて、百害あって一利なし、といった解説があります。私個人としては、何事も数値目標を立てなければ、正しい方向付けができないと考えているので、ちょっとイラッとして読み進めました。

数値目標を掲げて、数値目標を達成できたかどうかで努力を評価するということをやっている。数値目標なんて完全に査定側の都合で設定されたものですからね。(「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」、p.128)

はっは~ん!私は、数値目標はあくまでも結果であって、その過程、即ち上記でいっている「努力」は別物として評価すべきだと考えているので、上記は納得いくような気がしました。

企業でも、最近では「成果主義」と称して、数値としての会社目標(例:売上高等)を個人レベルまでブレイクダウンして、その数値目標を査定の基準にしているところがあると聞いて、ちょっとビックリした記憶がありますが、正にそうしたことを指摘しているのでしょう。

数値目標自体が悪いのではなく、数値目標で「努力」を評価することが悪!そう解釈すえば、全て納得できるような気がします。

あれっ!今更ですがカテゴリーの順番が違った!WordPress 2.3.x で

WordPress ME から WordPress (本家版)にアップグレードしたためか、はたまた WordPress 2.3.x にアップグレードしたためなのか・・・これまで、ちょっと意識してカテゴリーの順番を決定していたのですが(といっても「あいうえお順」)、どうやらそのカテゴリーの順番が入れ替わっている!

何ていうことを今更気が付きました。閲覧して頂く皆様には、余り影響が無い!?とは思いますが、自分自身として、「どうして」の原因が不明というのは気分が悪い!

解決するかしないかは別問題ですが、ちょっと原因を調べないと・・・

現在、使用しているカテゴリーの表記には、以下のコードを適用しています。

<?php wp_list_cats(’sort_column=name&optioncount=1&title_li=’ . __(’Categories’) ); ?>

どんなオプションがあるのか・・・またまた、WordPress を研究する意欲が湧いてきた!

良く解りませんが、sort_column を name から id に変更。それでも元の順番にはなりません。何でだろう?

<?php wp_list_cats(’sort_column=id&optioncount=1&title_li=’ . __(’Categories’) ); ?>

ただ、以前のイメージに近付いたので、ちょっとこのままにしておきますが・・・

WordPress 2.3.3 へアップグレード

つい数日前に本ブログの投稿記事で、「WordPress ME 2.2.3 をWordPress 2.3.2 (本家日本語版)へアップグレード!」と題して、大掛かりな!?アップグレードをご報告しましたが、早速、以下の理由で、WordPress 2.3.3 がリリースされました!

WordPress 2.3.3 は緊急のセキュリティリリースです。とても巧妙なリクエストによって、有効なユーザー権限を持つ者なら誰でも同一ブログ上の他のユーザーの投稿の編集ができてしまうという脆弱性が、私たちの XML-RPC の実装に見つかりました。このセキュリティ上の脆弱性の修正に加え、2.3.3 ではいくつかのマイナーなバグを修正しています。

いつもお世話になっている(と、私が勝手に思っている・・・) Binsan’s Cafe の「Binsan’s Cafe::Wordpress2.3.3」という投稿記事で、変更されたファイルは、以下の 5 つと知って、公開された記事の基づいてアップグレード!

  1. Wordpress/xmlrpc.php
  2. wp-admin/install-helper.php
  3. wp-includes/gettext.php
  4. wp-includes/pluggable.php
  5. wp-includes/version.php

簡単ですね!それにしても、WordPress 2.3 になって、管理画面(ダッシュボード)に自動的にバージョンアップが可能なことが表示されるようになったのですね!素晴らしい!!!

合気道とラグビーを貫くもの

合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 [朝日新書064] (朝日新書 64)内田樹氏の文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)が、個人的にはとても衝撃的だったので、もうちょっと内田氏の新書か文庫本を読んでみたいと考えて、新書である内田樹、平尾剛著「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」(朝日新書:2007年9月)を購入。

まだ、読了に至っていませんが、ちょっと期待外れといった感じです。個人的には、会話形式の文面が苦手ということもあるのですが、最初の「私の身体は頭がいい」があまりにも衝撃的だったから、ということも手伝っていると考えています。

ミラーニューロンの話や武道で言われる「居着き」といった現象に関しても会話が進んでいますが、既に「私の身体は頭がいい」で詳細が語られているし・・・前半は、ちょっと退屈な感じがします。

ただ、ラグビーファンであれば、誰でもご存知の!?平尾剛氏が、ラグビーを通して感じた「武道」と同等の感触を解説しているところは流石に面白いのですが、やはり「衝撃的」といったレベルには達していないような気がしています。

もし、内田樹氏の「武道論」を読みたければ、「私の身体は頭がいい」をまずは推奨しますが、ちょっと寝転がって読むには重厚な文面ですので、もっと気楽にその一端を知りたいと感じている方であれば、「合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論」の方が入り易いかもしれません。

勝敗のみに拘った世界から、更なる上の世界を目指すご両人の存在は、何かを我々に訴えてくれます。

日本人の伝統的な歩行法、「ナンバ」

私の身体は頭がいい (文春文庫 う 19-2)昨日、テレビ朝日の深夜番組、「Get Sport」をみていると、シアトルマリナーズの城島健司選手が登場して、バッティングの終わりなき追及に関してのインタビューがありました。2003 年の「コマ理論」や 2005 年の「でんでん太鼓理論」も面白かったのですが、最近では、「ナンバ」に関する説明がありました。

城島選手が、「武道の世界では常識となっているナンバですが、テニスでもそのナンバが応用されている」といって、シャラポワ選手が登場して、彼女のパワーストロークが、「ナンバ」スタイルだとされていて、とても驚きました!

「ナンバ」に関しては、本ブログでも投稿記事、「古武術に再注目:ナンバ走り」として公開しているし、最近読了した文庫本、内田樹著「私の身体は頭がいい」(文春文庫:2007年9月)でも扱っています。

「ナンバ」とは、歩くときに、同じ側の手足を出す歩行法で、いまでも相撲や能楽にみることができる。明治になって西洋風の歩行法が導入されるまで、日本人はずっとそのようにして歩いてきた。(p.139)

更に、内田樹氏の解説では、以下のような解説がありとても興味深い。

あらゆる文化的集団はそれぞれ固有の身体を有しており、それぞれ固有の「民族的」奇習に従って、自分の身体を知覚し、操作している。身体運用の「文法」や「語彙」は歴史的、地理的な差異に対応して変化する。(p.138)

即ち、「ナンバ」とは、日本特有の歴史的、地理的差異に対応して変化した原型である、としているわけです。よって、「ナンバ」は、日本人特有の歩行法で日本人に最も適している、としているわけです。

「武道」の考え方は、最近再度注目されているようですが、こうした「ナンバ」も適用することで、実績を積んできているようですから、今後も更に注目すべき内容である、と感じています。

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