投稿日:2008年01月15日
Category:
スポーツ心理学,
戯言,
脳科学
以前、2000 年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子選手が、レース前に携帯オーディオを聴いていて、モチベーションを上げていたことは有名な話ですよね!
その時の曲は、歌手 Hitomi さんの「LOVE 2000」という曲だったことは有名です。聴いているだけで、自然と体が動いてしまうような軽やかな曲で、確かに集中力を高め、モチベーションを高めるにはうってつけのような曲でした。
高橋選手のこうした行動が注目されたのと同時に、携帯オーディオの選択肢も増え、沢山のアスリートが、最近では携帯オーディオを持ち歩いている光景が目立ってきました。
我次女も、テニスをしていますが、大会の前には必ず携帯オーディオを持参し、好きな曲を聴いています。最近では、その曲に合わせて、声に出して歌いだす!これはこれで良いとは思うのですが・・・ところが、つい最近まで聴いていた曲は;
レミオロメンの「粉雪」!!!
念のため、この歌を確認すると、なんとも淋しい曲で(といっても有名で流行った歌なのですが・・・)、全体は短調の曲の構成です!これまでは、大会前といえば、長調でとても明るい歌、弾むようなテンポの曲、歌詞がポジティンブな歌がピッタリ・・・といったことを考えていたのですが。
短調の歌や曲で、大事な試合前にモチベーションを上げることができるのでしょうか!?率直に解らない!脳科学や心理学では、「好きなこと」や「感動すること」によって、人間は脳が活性化して、素晴らしい結果を生むことがある、と説いてはいるのですが、好きだから短調の歌でもモチベーションが上がる、と判断して良いのでしょうか???
ところで、曲の短調と長調は、どうやら素人が判断するような「悲しい曲が短調」で「楽しそうな曲が長調」という判断は間違っている、とのことです。「短調の曲でモチベーションが上がるか」ではなくて、「淋しい曲でモチベーションは上がるか」のほうが正しいかもしれませんね。だいたい、Hitomi さんの「LOVE 2000」が長調かどうかは不明だし・・・
注意:
我妻は、ピアノの講師をやっていて、「粉雪は短調」ということは確認できましたが、「LOVE 2000」は私が再現できず、長調か短調かを確認できていません・・・
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投稿日:2008年01月14日
「毎日jp::船場吉兆:民事再生法の申請検討 食品偽装があだに」によれば、食品の表示偽装で 2007 年 11 月から休業中の高級料亭「船場吉兆」(本店・大阪市中央区)が、どうやら「民事再生法」による会社建て直しを検討しているようですね!
いわゆる倒産による会社再建計画を立てる、ということらしいのですが、会社が倒産する時に良く耳にする法律は、「会社更生法」ではないでしょうか?いわゆる日本の倒産法の一つですが、いったい「民事再生法」と「会社更生法」とでは何が違うのでしょうか。
詳細を調べれば、沢山違うことがありますが、私個人は弁護士や法律に詳しいわけではありませんので、全てを記述できませんが、知っている限り大きな違いは、経営陣の法律上の「しばり」だ、と解釈しています。
「会社更生法」では、経営陣が事業の経営権を喪失し、管財人と呼ばれる人達がその経営に当たることが、法律上定められていて、経営者はその経営権を失うのですが、「民事再生法」では、そうした「しばり」はありません。つまり、経営陣は、そのまま経営を継続することができる!
「船場吉兆」は、即ち「民事再生法」を申請することによって、倒産のための再建計画を立てることができ、更に、経営陣を維持することができる、といった事を目論んでいる!?と解釈されそうです。
会社が倒産するのですから、そんなに簡単ではありませんが、世間ではそうした解釈があることも事実ではないでしょうか!?一度、お客を裏切った会社は、そんなに簡単に信用を取り戻すことなんてできないことを、「船場吉兆」はもっと思い知る必要がありそうですね。
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投稿日:2008年01月13日
久し振りに床屋へ行きました。通常は、年末にすっきりしているのですが、昨年は年末の忙しさと、丁度、29日、30日が土曜日、日曜日となって、個人的に床屋へいっている暇がありませんでした。先週末も忙しくて・・・
ということで、ちょっと暇になった時間で、いつもいきつけの床屋へ。何と、既に 10 年以上も同じ床屋へ。私の髪質は、どうやら特殊なようで、堅くてくせがある・・・よって、散髪を嫌がる床屋さんがいるので、もう選定するのが嫌で、10 年以上も同じところ。
最近では、激安店といわれる「QB House」、「QB Net」といったお店もあるようですが、私は上記の理由から、そうした激安店へは行ったことがありません。
さてさて、いわゆる「街の床屋さん」ですが、散髪が基本ですが、無精ひげはそってくれるし、洗髪はしてくれるし・・・至れり尽くせりなのですが、一つだけ、どうしても我慢できないことがあるんです。
今日も・・・散髪、髭剃り、洗髪・・・そして、ヘヤースタイルを整える前に、整髪料!?をつけて・・・ドライヤーをする前に必ず、やってくれるのがマッサージ!肩もみから始まって、なぜか大きな電動マッサージ器を取り出して過激なマッサージ。
これがどうしても耐えられない・・・「そんなに肩凝っていないし、年寄じゃあるまいし。何で数秒のマッサージが必要なの!?」とあまりにも自分の想像を超えていて、なぜだか笑い出しちゃう・・・もう、ちょっと笑う程度では済まず、声がでないほど笑ってしまうんですよね。
今日もそのマッサージは行われました・・・やっぱりダメでした!笑いこけてしまう・・・店主が、「やっぱりダメか・・・」と指摘していましたが、解っているんだから省略しても良いのに!とにかく、10 年以上も通っているんだから、そろそろ解ってよね。
そうそう、「街の床屋さん」と言えば、とても興味深い投稿記事があります。「J-CASTニュース::激安「1000円」理髪店と街の床屋さん どちらが生き残る?」がそれですが、記事によれば;
全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連)の調べによると、じつは町の理髪店の平均営業利益は 03 年度が 239 万円と前年度と比べて 87 万円増えている。平均料金は総合調髪で 3620 円と 1998 年以降、変わっていない。「(町の理髪店は)顔の特徴をつかみ、それによってカットの仕方や手順が違います。いわばデザイン料が含まれているんです」(全理連)と話し、カット専門の激安店との差別化をアピールする。
私が通っている床屋さんでは、10 年以上も 3500 円で一度も値上げした事がありません。「床屋は、儲からない」といって、どうやら野菜や牛乳販売を始めたようですが。娘さんがいたはずですが、どうやら家業を継ぐ気は無いようで。
「美容師と違って、こちらの悩みは理容師不足。若手のなり手がおらず、高齢化が進んでいることや、激安店のようにシャンプーやクリームの一括購入ができないため、仕入れコストが高いのが難点」ということで、経営は厳しいようですが、何とか頑張って継続して欲しいと願っています。
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投稿日:2008年01月12日
脳科学に関しての新書・文庫本は、これまでに数冊読了しているし、本ブログでも幾度となくご紹介しました。
そうした脳科学の世界を垣間見ている内に、やはり脳科学だけでは解決できない課題も多くあることに気が付かされます。
「やる気を起こすためには・・・」、「気持ちを強く持つためには・・・」、「プラス思考にするためには・・・」、「ここぞと言う時に強い気持ちを維持するためには・・・」等々、こうした疑問を一気に解決してくれるような参考書はないか。
何度かキーワードを検索している内に、西田文郎氏にぶつかりました。何冊か文献も出版しているようだし。Amazon で西田文郎氏の紹介がありましたので、下記に記しておきましょう。
1949 年生まれ。日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニア的存在。70 年代から科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を開発。
脳科学と心理学の両面からのアプローチ!正に、上記で記述した問題を解決してくれる!?イチロー選手や桑田真澄選手のメンタルトレーニングもやっていたらしい。こりゃ、興味がないはずがありません!
どうやら文庫本も出版されている!西田文郎著「No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」」(知的生きかた文庫:2006年11月)がそれですが、Amazon での評判も上々です。
早速、読んでみようかな・・・
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投稿日:2008年01月12日
ちょっと興味深い投稿記事を見つけました。「生産コンサルタント奮闘記::自分の仕事を子供達に説明できますか?」というエントリーです。
子供は純粋だから、説明するのは難しいかも・・・ただ、大人も純粋な気持ちに立ち返り固定概念を外してみることが必要では、と問いかけています(と思います)。詳細な内容は、実際のエントリーを確認して頂きたいのですが・・・
私も、コンサルタント。子供からは、「ね~どんな仕事しているの?」、「コンサルタントって何やっているの??」と昔から質問されますが、私の解答は、決まって以下の通り。
「いろいろな会社、つまりお客様のところへ行って、愚痴をいう仕事だよ」
我が家の子供達は、決まって「そうなんだ~」と解答していました。まっ、コンサルタントの仕事を詳細に知る必要はないかな、と考えて、特に仕事を説明することはしてきませんでした。
ところが・・・ある日、我が家の子供のお友達から、「おじさんって、いろいろな会社で文句言ってお金稼いでるんでしょ!?」と指摘されたことがありました。これには、仰天してしまいましたが、何でそうしたことをを質問してみると、何と我が子が「我が家のお父さんってね・・・」と何と私が説明した冗談をそのまま伝えていたわけです。
慌てて、「コンサルタントとはね・・・」と訂正しようとしましたが、既に時遅し。多くのお友達に、「いろいろな会社に文句を言う仕事」として説明されてしまっていた・・・
どうやら子供達は、お互いに自分の両親の存在は、どういうポジションなのかを探しているし、明確な解答を欲しがっているのかもしれません。そう意味では、いい加減に仕事を説明してしまったことを深く反省しているのですが。
それでも、「いまだにコンサルタントの仕事って、良く解らないんだけど・・・」と指摘されてしまう私です。
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